20日から始まった「軽井沢八月祭」、まず最初に度肝を抜かれたのは、
大賀ホールでの前夜祭コンサート「六本木男声合唱団倶楽部」の素晴しい
歌声でした
関係者しか聴くことが出来ないこのコンサートに、幸運にも遭遇できました。
曲はカンタータ「天涯」(作詞/島田雅彦 作曲/三枝成彰)
曲の素晴しさは勿論、詩も素晴しく、それを歌い上げた見事な合唱に感激しました。
終了後は、大賀ホールの正面入り口前で、歌い終えたばかりの団員の皆様が
お揃いのグリーンのTシャツ姿で楽しそうにおしゃべりしあっていらっしゃる。
作曲家で会長の三枝成彰さん始め、羽田孜さん、露木茂さん、辰巳啄郎さん、
近衛忠輝さんのお姿まで・・ついこちらもお声をかけられたり、かけたり・・と軽井沢大賀ホールならではの開放的な和やかな雰囲気!「底が平らなズック靴で長時間立っていて疲れた!」との声。振り向けば三枝さんでした。とてもカジュアルなズック靴姿でした。
3泊の志賀高原での合宿を終えられての大賀ホールでの公演でした。
「成果がでるか、疲れがでるか・・さてどちらがでるか・・」と露木さんのユーモラスなご挨拶で始まったコンサートでしたが皆様素晴しい歌声を軽井沢に残して、大型バスに
早々に乗り込んで去っていきました。
私達はたまたま翌日のコンサートチケットを買いに行った大賀ホールで、バスから降りてくる加藤先生のご主人にばったり遭遇したお蔭で、こんな素敵な夏の思い出が出来ました。本当に有難うございました.。(掲載する写真がないのが何とも残念!)
軽井沢八月祭
欲しいのは、やさしい時間ー
音楽に包まれる夏の軽井沢
こんな素敵なキャッチフレーズで
軽井沢八月祭がはじまりますー
22日と23日は各日とも1日5回公演。最終日はフィナーレを含めて全10公演、朝から夜まで1公演60分です
2007年8月20日(月)〜24日(金) 軽井沢大賀ホール
鑑賞日記後記 |
演奏終了後の前橋汀子さん
上質の音楽と軽井沢の自然が溶け合う時間・・・・・・・
待っていた好企画がとうとう軽井沢にも登場します。わくわくします。
世界から注目の演奏家が大賀ホールに集い繰り広げる音楽祭(20日〜24日)や「街と森の音楽会」では、軽井沢町全域のさまざまな場所がミニ・コンサート会場に。美術館・教会・ホテルなどなど・・・・そういえば軽井沢はコンサート会場にぴったり!な場所がそこらこちらにあるという事に気が付きます。
万平ホテルでは、演奏会「軽井沢オーディオサロン」、石の教会 内村鑑三記念堂でも無伴奏ヴァイオリン・リサイタル、旧三笠ホテルでもヴァイオリンやチェロによる無伴奏コンサートなどなど・・それぞれが自分の好きな場所で好きな「音楽との出会い」があるかも
(ミニコンサートの詳しい情報はパンフレットか軽井沢八月祭の事務局にお問い合わせください)
そしてすでに軽井沢十二月祭「冬の旅」の予告もあります
十二月も忙しくなりそう!十二月はモーツァルトが216年前に亡くなった月でもあります。
清水姉妹のハープジュオ
チェロ 林はるかさん
右の写真は写真家十文字美信氏の音楽祭のための「演奏家の顔」展覧会で、音楽祭チーフ・プロデューサーのI・Mさんがヴァイオリニスト・佐藤俊介さんに出来上がったばかりの写真を見てもらっているところ
いよいよ本格的な八月祭鑑賞日記のはじまり・・・
右の写真はこの八月祭でプロデューサーをしているK・Eさんとのツーショット!毎日素敵な笑顔で私達観客を迎えてくれました。お疲れさまでしたね!
ちらしの内容はクリックで
ご覧下さいね
午後8時開演、こんな歩いて行ける身近な場所でクラシックを楽しめるなんて!
それもとってもアットホームな雰囲気!贅沢な気分を味わいました。
これから活躍を期待される若い人たちの溌剌とした演奏に、聴いている私達もとても和やかな気分に。
いつも何かとお世話になっているオナーズヒルのスタッフの皆様お疲れ様でした。
軽 井 沢 八 月 祭
フェローシップ・プログラム
若い演奏家達と軽井沢の人々との「音楽との出会い」を求めて企画され、始まったこの
フェローシップ・プログラム「街と森の音楽祭」
美術館、教会、ホテル、学校、レストランなど、さまざまな空間を会場にして若いひとたちの演奏会が行なわれました。
幸い、私達の敷地内にある「オナーズヒル軽井沢」もその会場になり、演奏会がロビーで行なわれました。
午後4時からは尺八の藤原道山さんの尺八ソロ
めったに聴けない日本古典音楽を道山さんの解説付きでたっぷりと楽しんだ。
尺八は西洋楽器に例えるとフルートに近く、更に音孔を塞ぐタンポンが無いシンプルな構造な為、指の微妙な動きのみで半音を作り出していくしろもの。なのにその表現力の幅といぶし銀の音色に魅せられた。
次回は是非、「モーツァルト:クラリネット協奏曲・第二楽章」が聴きたい!