初日25日は、モーツァルト愛好会の仲間と一緒になんと総勢9人で押しかけたため、「オールモーツアルト」のプログラムを組んで下さったK氏。
K邸のホームコンサートは、演奏者と観客が演奏のラストシーンに魂がひとつになるような素晴しい瞬間を体験できること。こんな世界がある事に、みんな不思議な感じを抱くのである。
K氏の退官した大学の卒業生が、きびきびとお手伝いしている姿にも感動させられてしまう。
演奏の素晴しさと、K氏のお人柄に魅せられて集まってくる方たちとの演奏後の歓談もとても楽しい時間。こんな仲間にいれて頂いたことを幸せに思います。
Kさん今年も本当に有難うございました。
どうぞ夏のお疲れがでませんように。またモーツァルトハウスにも遊びにいらしてください。



桜の沢・K邸 ホームコンサート  
          
'2007.08.25〜26

今年で40回目を迎えるK邸のホームコンサートはK氏が自宅を開放して行なう実にアットホームで魅力的なコンサート。
身近に生で聴きたい演奏家に直接交渉して、自宅で演奏して貰い、又自ら聴きたい音楽を他の人にも是非味わい感じて欲しいとの気持ちから、この企画は成り立っている。
これこそ「ホームコンサート」の原点である様な気がした。
勿論K氏のクラッシク音楽に対する深い洞察力と、演奏家の才能と音楽性を見抜く力があってこそのもので、今回の大井浩明氏のチェンバロ・フォルテピアノによる「モーツァルト:クラヴィアソナタ、バッハ:ゴルトベルク変奏曲」の演奏は、正しくその真骨頂とも言うべき名演であった。

当日のプログラム
         (大井氏直筆)

演奏者と調律師に花束が贈呈された

歓談する大井氏

演奏前の大井浩明氏
   (軽井沢・幸福の谷にて)

昨年文化庁芸術祭新人賞受賞

終了後振舞われたご馳走

演奏者とK氏と、愛好会Yさんと記念撮影