軽井沢 Mozarthouse News

2019年2月~2020年5月



2020年5月31日のモーツァルトハウス(東京)
草津音楽祭も中止・・♪♡♠♤
2020年8月17日~30日開催予定だった、第41回草津夏期国際音楽アカデミー&フェステイヴァルの中止のお知らせが届きました。こちらの音楽祭も、新型コロナ感染症の世界的な拡大を鑑み、本年の開催を中止する事になったそうです。

『音楽をはじめとする芸術文化は、贅沢のためではなく、人間の本質を支える大切なものであると私たちは考えます。このような世界的な混乱の今、平常時以上にその音楽を必要と感じながらも、皆さまにお届け出来ないことをたいへん残念に思います。』ーお知らせから引用ー

誰もがつらい決断ですね。草津音楽祭は毎年ウィーンなどヨーロッパの都市からの演奏者を大勢迎えてグローバルな形で出演者を構成しているのも特徴でしたので、より実現には難しかったのでしょう。本当に残念です。

『次回の音楽祭を来春に実現できる世界情勢となることを願い、今からその準備に努めたいと思います。』と結ばれています。

高原の澄んだ空気を味わいながら、草津温泉の魅力と共に、とっぷりと連日音楽に浸ることができるスケールの大きな音楽祭です。第41回目というのも歴史の重みを感じます。来年こそはと、楽しみにしています!♡♠♤

       

2020年5月27日のモーツァルトハウス(東京)
ネバリスター!♪♡♠♤
とろろが食卓に良くのります。美味しいし、身体にいいそうなので良く食べるようにしています。長いもと大和イモを掛け合わせた、ねばりは長いもの2倍以上、甘くくせのない味で今までにない美味しさまの新品種がネバリスターです。このネバリスターは北海道JA十勝池田町限定のブランドです。
特に気に入っているのは、「熱を加えた調理」にも向いていること。加熱すると甘味が増しホクホクの食感になります。

新玉ねぎに干しエビとこのネバリスターのすりおろしたものに卵、つなぎの小麦粉をほんの少々、とろけるチーズを適量入れてかき混ぜ、丸くしたのをフライパンで焼いて、大根おろしとポン酢で食べるのは、私のオリジナルレシピーです。ワインにも、お酒にも合い、ランチにももってこいです。中味を干しエビからコーンに変えると洋風になり、ケチャップやソースも合いそうです。アスパラやスナップエンドウなど季節の野菜を1、2センチくらいに切って入れると食感も良く、尚よろしいでしょう。
                
今日は十勝池田町からこのネバリスターLサイズが10キロ届きました。おがくずに入っているので長期保存が可能です。これから色いろな料理を試してみます!

2020年5月21日のモーツァルトハウス(東京)
薔薇・コンスタンツェの魅力!♪♡♠♤
我が家の小さな庭には、モーツァルトの薔薇と一緒にコンスタンツェ(モーツァルト夫人)の薔薇も植えています。成長著しく順調に成長し、小さかった鉢植えの株を地植えして早や3年目で、1メートルをゆうに超え、咲き誇った時の華やかさ優雅さも、そして存在感も他の薔薇たちに比べて断トツです。隣でモーツァルトの薔薇は優しくそんな美しさと強さを兼ね備えた妻を見守っているようです。

モーツァルトは享年35才、妻コンスタンツェ(1762年ー1842年)は80才でこの世を去りました。モーツァルトよりずっと長生きしたことになります。それだけでも強さを感じますが、モーツァルト亡きあと、モーツァルトの自筆譜を手放さずにいて出版社に売却したり、この事はモーツァルトの曲の散逸を防いだこととなり私たちにとっては大きな貢献です。二人の残された子供のために、モーツァルトの死後瞬時に養育費の申請をしたり、モーツァルトの残した負債に一人で立ち向かうなどから、気丈なしっかりとした強い女性をイメージさせます。

その後コンスタンツェはデンマークの外交官であるニッセンという人物と再婚しました。ニッセンはモーツァルトの最初の伝記を執筆し、それにもコンスタンツェは貢献したと言われています。

今コンスタンツェはモーツァルトの生誕の地オーストリアのザルツブルクで、モーツァルトの父であるレオポルト・モーツァルト、夫ニッセン、そして姉アロイジアと共に聖セバスティアン教会で眠っています。

そんな人生を送ったコンスタンツェのことを思いながら薔薇を眺めていると、力強く生き抜いたコンスタンツェという女性にピッタリのお花だなと思えて来ます。

コンスタンツェの薔薇は2011年にローマ国際コンクールFM部門で金賞を受賞した経歴があり、翌年の2012年に、コンスタンツェの生誕250年に因んで名づけられた、まだ新しい品種です。

葉も形の良い濃い緑の照り葉で、花は蕾の時はピンク色、一枝に5輪ほどの房になって咲くのが特徴です。大きく開くと花芯は4絵巻になり、中心はピンクが濃く、女性らしい愛らしさ、品の良さも感じます。これぞ Mozart が愛した Costanze です!

2020年5月21日のモーツァルトハウス(東京)
コロナの後の楽しみ!♪♡♠♤
今朝のワイドショーの番組で、興味深いアンケート調査の結果を放送していました。「コロナが終息した後に、したいことは何ですか?」

400人の女性へのアンケート結果は、第1位、国内旅行、第2位、友だちとの会話、第3位、買い物(カバン、洋服など)、第4位、映画、第5位、観劇、コンサートなど。

オンライン飲み会などしていても、また電話でいくら会話をしていても、第2位に「友との会話」が上がって来るのは、やはり直に会って会話をするのがどれ程の喜びかってことがわかりました。食事会などもずっと自粛していましたからしたいことの一つです。そして第3位の買い物は、スーパーなどで食料品や日用品の買い出しはしていても、直にデパートなどに出かけての買い物の楽しみは奪われていましたからね。買い物の欲求は根強いのを感じます。そして5位に入ったのは、観劇、コンサート、3月末から全て延期や中止されずっとストレスがたまっている人も多いのです。

感染者が減ってきたとはいえ、また第2波、第3波の事を考えると、決して油断は出来ず、しっかりとそれに対しての備えも考えながら行動をしないといけないのは重々承知しながらも、コロナの後の楽しみは皆が絶対持っているは筈で、空想くらいしったっていいと思います。
真っ先にしたい第一位は国内旅行でした。列車でも、マイカーだったり、また飛行機にでも乗ってどこかに出かけたい~、そして観光、温泉、グルメなど早く思いっきり旅をしたいという思いは共有できますね。みんなの思いは同じです!!

コンサートホールで生の音楽を聴く喜びはもう少し先になるでしょうが、いつかはまたそんな日が来ることを信じて。これからコロナと共存する「新しい生活様式」を模索して行く事になります。

2020年5月17日のモーツァルトハウス(東京)
朝ドラ♪♡♠♤
数々の応援歌や歌謡曲を手がけ、昭和を代表する作曲家・小関裕而氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦を描く連続テレビ小説『エール』、楽しみにみています。

先週はモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の「手を取り合って」を歌うシーンもあり、妻音(おと)が音大の記念公演で上演の「椿姫」のヴィオレッタ役の選考会に応募するなど、朝ドラでオペラのアリアを聴けるなんて楽しすぎます!

そして小関さんの才能を見出した山田耕作役で志村けんさんが登場するのも、切ないシーンです。思わず引き込まれてしまいます。

           

2020年5月12日~15日のモーツァルトハウス
新緑の中で♪♡♠♤
信州の春、新緑が美しい頃を迎えています。家の前のピンク色のツツジが満開です。ピンク色が緑一色に彩りを添えています。

           
    
季節の味の、タラの芽の天ぷらは今の時期には必ず食べたいものです。そして鮎の塩焼き(大好き!)も、旬のものを食べるのが健康の秘訣です。山芋のとろろ、シラスおろしは頻繁に食卓にのるようにしています。最近ぬかずけも始めました。

                              

東京の庭では今年もモーツァルトの薔薇とコンスタンツェの薔薇が咲きはじめ、仲睦まじく寄り添うように咲いています。他の薔薇たちも競って咲き誇っています。
眺めていると穏やかな時が過ぎてゆきます。いつものように音楽を聴き、自然の営みをみていると今までと何も変わらずに時が流れているような気がします。
  
                     

          

2020年5月4日のモーツァルトハウス(東京)
今年の大賀ホール♪♡♠♤
GW中に開催される「大賀ホール春の音楽祭」、今年は15周年を迎えメモリアルな年でしたが、新型コロナ感染拡大防止のために全公演中止となり、大賀ホールは現在閉館しています。その他図書館、公民館など町の公共施設も閉館となっています。

懐かしい写真です。2016年の軽井沢大賀ホールで指揮者のバッティストーニと撮って貰ったものです。

以下、Mozarthouse News、2016年5月4日より引用

「かつてない程のブラボーと、大きな拍手で湧いた昨日のバッティストーニ指揮「軽井沢大賀ホール春の音楽祭」。小山実稚恵さんのチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、ヴェルディ「運命の力」序曲、チャイコの交響曲第4番は、未だ経験のない熱狂さで終わりました。

音楽ホールがなかった軽井沢の町に、故大賀典雄氏の寄贈によってこのような立派なホールができ、11周年を迎え、このホールで数え切れないほどの感動があり、そして未来にも繋がる楽しみもある、改めて大賀氏の功績に感謝の念が湧いてきました。」

ゴールデンウイーク中に開催される「大賀ホール春の音楽祭」は、毎年軽井沢での大きな楽しみの一つでした。この2016年は前の年に大賀ホールデビューしたバッテイストーニが2年連続登場したこともあり、東京からも大勢詰めかけてチケットも完売。今でも懐かしい楽しい思い出の写真です。

桜の開花と共に、軽井沢に春の訪れを告げる大賀ホールの春の音楽祭、楽しかった思い出が数々よみがえります。来年こそは、きっとアーテイストにも、そして我々聴衆にも素晴らしい感動と共に戻って来てくれるようにと願っています。来年は心から音楽を楽しみましょう!今年の分まで~ね!



2020年4月9日のモーツァルトハウス(東京)
更なる延期!♪♡♠♤
新型コロナウイルスの感染の終息が未だ見えない中で、一旦は秋に延期していた「高橋貞次モーツァルト絵画展」ですが、最終的には1年延期の、2021年5月16日(日)~23日(日)の開催としました。

色いろな事情を鑑みて、来年の今頃にはきっといつもの日常を取り戻し、安心な穏やかな気持ちで臨めるのではと思っています。1年以上先のことになってしまい、あまり現実味がありませんが、又近くなりましたらお知らせをと思います。

それまでどうぞ皆さまも、ご自分と、そして大切な人の命を守るために、今暫くは人との接触を最小限に控えてお過ごしになりますように!そうして笑顔で元気にまた再会できるその日を楽しみにしています。

2020年4月4日のモーツァルトハウス(東京)
力をくれる遺作2曲!♪♡♠♤
心穏やかに過ごさなければと思いながらそうできずにいる、こんな時に聴きたい曲。モーツァルトではありませんが、シューベルトと滝廉太郎。

モーツァルトを生涯敬愛してやまなかったというシューベルト。シューベルトのソナタ 第21番 変ロ長調は好きな曲です。最後のソナタにして最高傑作と言われています。この2ケ月後にシューベルトは亡くなるので、遺作ソナタともいわれています。崇高なまでに美しい旋律に心が震えます。

そして思い出すのが、もう1曲、滝廉太郎の「憾(うらみ)」という作品。死期が近いことを悟り、死の4ケ月前に作曲されたこの曲は、シューベルトの遺作ソナタと同様に滝廉太郎の最後の作品となりました。「恨み」でも「怨み」でもありません。「憾み」とは、心残りや未練、無念といった気持ちを表すもので、自身の若すぎる死を控えた、悲愴なまでの無念さが伝って来ます。日本人のピアノ独奏曲としては最も古いもののひとつだそうです。「花」、「荒城の月」等、歌曲で有名な曲を残していますが、ピアノ曲としては「メヌエット」とこの「憾(うらみ)」の2曲だけです。

滝廉太郎は、1901年(明治34年)に日本人として13人目のヨーロッパ留学生としてドイツに渡り、ライプツィヒ音楽院で学びました(設立者:メンデルスゾーン)。でも僅か留学から5ケ月後に肺結核を発病し、現地での治療では病状は改善せず、日本への帰国を余儀なくされました。1902年に帰国し、大分での療養後大分の自宅で死去。享年25。その無念さは如何ばかりであったでしょうか。
この2曲の遺作を聴いていると、崇高なまでの気高さと優しさと同時に、私たちに勇気を与えてくれている様に思います。自身が死の恐怖を覚えながらも残してくれたこれらの曲は、今の私たちに負けないで生きなければならないという命の尊厳さを教えてくれているような気がしてくるのです。

2020年4月3日のモーツァルトハウス(東京)
走り続けること!♪♡♠♤
例年なら入学式や入社式など晴れやかな希望の笑顔に溢れ心浮き立つ時期なのに。桜は今年も美しく咲きピンク色の花びらが青空に映えて本当に美しい。正にこの世の春です。それなのに相変わらずコロナ感染は拡大を続けています。

山中教授のメーセージからは危機感が強く伝わって来ます。気を緩めることなくまだまだ続く長いマラソンをこの先も私達は走り続けなければなりません。感染しない、感染させないという誰もがみんな責任のある行動が求められます。家からでないこと。必要な日常生活の買い物以外は極力人と接しないようにしています。

もうひと月も前のことになってしまいましたが、日本モーツァルト協会3月例会の内容を眺めていて、コロナで結果的に中止になってしまったものでしたが、残念な演奏会だったなと今さらながらしみじみと感じています。

フランスの実力派ピアニストのフランソワ・デュモンを迎えて、モーツァルトのピアノソナタの傑作を演奏するというもので、ウィーン時代の作曲のK330とK331(トルコ行進曲付き)の2曲と、パリで母を失くした時に耐えつつ作曲したイ短調K310と、今度は父の死の直前にウィーンで書かれた同じくイ短調のロンドK511の全4曲のプログラムです。母の死と、父の死、そんな時にどんな曲が生まれていたのか・・・。
哀しみのはざまで生み出された作品と、ウィーン時代の明るい陽光に満ちた作品を同時に聴く、モーツァルト協会ならではの滋味深いプログラムです。たくさんのコンサートが中止されていますが、こんな演奏会が流れてしまったことも残念至極です。

その代わりと言っては何ですが、今日はヴラディーミル・アシュケナージのピアノでK310を繰り返し聴いています。モーツァルトの短調の作品特有のデモーニッシュな音調をたたえた名作で、ウィーン時代の作品にも匹敵するような個性を放つ作品です。

何の心配もなく、生の音楽を聴きに出かけられる日が早く来ないかな~・・・。願わずにはいられません。

2020年3月27日のモーツァルトハウス(東京)
とうとう中止!♪♡♠♤
残念ですが、4月13日、14日にサントリーホールで予定していた「テオドール・クルレンツイス指揮ムジカ・エテルナ」の公演の中止が昨日主催者KAJIMOTOから発表がありました。
ロシアと日本の両国政府による入国制限措置によりEU加盟国在住の団員の人員確保が困難になり、リハーサルも出来ない現実がありました。

臨時メンバーを入れる、オーケストラの縮小、プログラムの変更などあらゆるシナリオを検討したが、芸術的な妥協はしたくない、納得のいく準備をしたうえで音楽を届けたいと言うテオドール・クルレンツイス、団員一同の強い思いからの苦渋の決断とのこと。仕方ありません。

5月1日から始まる予定だった「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2020」も新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受けて中止としています。2005年から15年も続いてきた音楽祭でしたので、残念なことです。今年は生誕250年のベートーヴェン特集でメモリアルな音楽祭でした。

今週末は皆が厳しく自粛を守って外出を控え、一刻も早くこの苦難から抜け出せるように心を一つに頑張るしかないと思います。いつもの平和な当たり前の日常が戻って来るのを楽しみに・・・!


020324日のモーツァルトハウス(東京)
今は我慢の時♪♡♠♤
春分の日の3連休には、上野のお花見や原宿などに大勢の人が出かけ、長く続いている自粛に疲れて、人々がつい気を許して出かけてしまったといった報道がありました。時期は折しも花見シーズンで、またお天気にも誘われて否が応にも出かけてみたくなるのは自然のことかも知れませんが、また若者にとっては当たり前のことだったのでしょうが、如何せん、今ここでもういいのかな~などと気を許してしまっては今までの堪えた苦労が水泡に帰してしまいます。

近くの善福寺公園に行ってみましたら、こちらも人の多さに驚きました。池にはたくさんのボートが出ていて楽しそうでした。キャッチボールをしたり、散歩、ジョギング、またベンチで一休みと、宴会をしている人はさすがに見かけませんでしたが、みんなそれぞれ、思い思いの楽しみ方で、この時を楽しみ、英気を養っているように見えました。

しかし、山中伸弥教授は13日のホームページで、新型コロナウイルスとの戦いを「短距離走ではなく、1年は続く可能性のある長いマラソン」と表現。「疲れたり油断して止まってしまうと、感染が一気に広がり、医療崩壊や社会混乱が生じます。一人一人が、それぞれの家庭や仕事の状況に応じたペースで走り続ける必要があります。」などのメッセージを寄せています。

自分は感染させない、感染しない、そのことをいつも念頭に、人が大勢集まるところ、至近距離での会話、換気の悪い密閉空間の3つの条件の重なったところには身を置かない様に、一人一人が気を付けないとと胆に銘じます。

人命以上に大切なものはない・・・。”我慢”と”発散”(人に迷惑をかけないでの)、これをうまく自分自身でコントロールしながら、手を携えて長いマラソンを、走り続けて行きましょう!

020321日のモーツァルトハウス(東京)
発酵食品♪♡♠♤
先日テレビ放送していた、外国人が日本に来て一番気に入った美味しいものは何ですか?という質問に答えた「最強ジャパンフードベスト30」(外国人が絶賛する美味しいものランキング)は、やっぱりというものや、ええ?という意外なものまで。

意外というものは、上位4位にランキングされた「発酵食品、納豆」です。日本人でも苦手な人が多い納豆を外国人が気に入っていたなんて。外国人が日本に来て嬉しかったのがコンビニで買える手軽さ、そして値段の安さだそうです。ニューヨークでは高級食材として納豆の瓶詰が千円で売られているそうですから。健康ブームで納豆の評価がグンと上がっています。ますます日本人も食べないと。

そして堂々の1位に輝い日本の美味しいものは「札幌味噌ラーメン」でした。外国人のラーメン好きは知っていましたが、そのラーメンの1番が味噌ラーメンでこちらも発酵食品の王様といえる味噌の美味しさを外国人も認めたことになります。
味噌汁もランキングに入っていて、味噌汁は今や世界中から愛されるものになったのかと嬉しくなりました。料理研究家の土井善晴氏曰く、「味噌汁にはダシは必要なく、具の野菜などから出る出しで充分で、味噌の味で飲むのが味噌汁だ」なのだそうです。

我が家で20年来お取り寄せしている味噌は、故郷秋田角館の「安藤の味噌」の特上つぶみそ1k810円(税込)で、角館でたまたま立ち寄ったドライブインで味噌汁の試食をしていて、その美味しさに、「何で出しをとっているのですか?」と尋ねた所、「出しは使っていません、お味噌を溶いただけです。」と。その美味しさに感動して、それ以来味噌は安藤と決まっていています。

同時にいつも注文するのが、「寒こうじ」900756円(税込)で、厚切りの豚肉、鰆、鮭などを漬けて焼くと(塗って焼くのもOK)、お酒の御供やご飯のおかずにピッタリ、またキュウリなどの野菜にまぶすと美味しい漬物になります。以来我が家では欠かせない万能発酵食品です。
                                

0203月13日のモーツァルトハウス(東京)
モーツァルトが奏でたヴァイオリン♪♡♠♤
2020年ゴールデンウイークに開催予定の第一生命保険特別イベント「モーツァルトが奏でたヴァイオリン」。主催は第一生命とザルツブルクモーツァルテウム財団です。第一生命本社、第一生命ホール、愛知 しらかわホールの3会場で開催される予定です。

モーツァルトが幼少期に弾いたヴァイオリンと、ザルツブルクでの活動で愛用したヴァイオリンがザルツブルクから来日し、実際に演奏されます。令和になっての初来日で、貴重な文化財である二つのヴァイオリンの音色を楽しめる稀有な機会となるのですが、開催が気になるところです。

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3日(日・祝日)、オープニングコンサートが第一生命保険 日比谷本社1階ロビー・ギャラリーで、その後第一生命ホール、愛知 しらかわホールと、連休中59日(土)まで続きます。(詳細はHPで)                                   
これだけではなく、GW中にはいろんな音楽関係の企画が既にされていると思うので、今後新型コロナ関連の自粛がどうなっていくのか気がかりです。

0203月12日のモーツァルトハウス(東京)
桜の開花♪♡♠♤
桜の開花は例年よりかなり早く、今日か明日には開花宣言が出るかも知れません。早咲きの桜はもう咲いていて種類も多く、色いろな名前が付いています。

近所を歩いているとそんな早咲きの桜に出会います。カワズザクラは有名ですが、近所の保育園の庭に大きなこの桜の木があって和みます。またオカメザクラといってカンヒザクラとマメザクラを掛け合わせたピンク色の濃い可愛い小さな花弁の桜にも出会うことができます。

また和紙の三大原料となっている、楮(こうぞ)、三椏(ミツマタ)、雁皮(ガンピ)の一つの三椏の花が今ちょうど満開で、すぐ近所なので見に行って来ました。低木で黄色い花が咲き、枝分かれしている部分が全て3つに分かれているから、それでこの名前が付けられたそうですが、いい香りがします。

三椏 カワズザクラオカメザクラ

秋まで延期した主人の初めてで、そして最後となるであろう個展ですが、「あら~それならあと1.2枚絵が描けるはねェ~。楽しみ!」などと言われて、それを真に受けてまた作品作りを始めています。こんな時だからこそ、気持ちを集中させられる何かがあるのは良いのかも知れません。今は誰もがじっと我慢の時ですね。

              

02038日のモーツァルトハウス(東京)
モーツァルト三昧♪♡♠♤
こんな時にはやっぱり、I love Mozart!いつも以上にモーツァルト三昧しています。モーツァルトのオペラにも元気をもらいエネルギーが湧いてきます。序曲からワクワクし、フィナーレの盛り上がりで全てを忘れて感動の嵐に心が満たされます。音楽の力、モーツァルトの力です。

                  

パンジーが可愛く咲いています。春を運ぶ花、ミモザの花も好きです。今ちょうど綺麗に咲いていますね。モクレンも咲きはじめ、春の青空に白いモクレンが良く映えて思わず見上げてしまいます。お花はやっぱりいいですね、癒されます。

そしてこんな時こそ笑顔も大事です。笑顔には免疫力を高める力もあるそうです。いろんなものから元気を貰いましょう!

0202月29日のモーツァルトハウス(東京)
様々延期、中止♪♡♠♤
昨日は北海道知事が「緊急事態宣言」をし、これ以上北海道での感染拡大を防ぐ為に、でき得るすべてをするという強い気持ちで、道民へこの週末は外出を控えるよう呼びかけました。東京でもコンサートなどの中止や延期が続いていますが、公共施設や民間で判断にかなりばらつきがあります。後は自身の判断なのでしょうか。

美術館も博物館も閉鎖し、国立の劇場の公演も全て中止になったので、行くところがないせいでしょうか、近くのスーパーがいつもより賑わっている感じがしました。買いだめをしようとしているせいでしょうか、かごいっぱいに買っている人が目につきます。いつもと違った光景です。
朝日カルチャー新宿校は普段通り講座が続いていましたが、33日~9日までの全講座の休講を決めたそうです。
「東京春の音楽祭」が来月から始まりますが、328日の「リッカルド・ムーティイタリア・オペラ・アカデミーin東京」も開催延期となりました。来日する演奏家の中止や延期がこれから続くかも知れません。こうなるといよいよ4月13日~14日のクルレンツィスの公演も心配です。韓国と日本ツァーなので、どっちもどっちでより心配です。

加藤先生の出版記念パーティも6月に延期となりました。周囲では、6月の開催予定だった同窓会まで中止し、秋に延ばすケースもあります。いつどの時点で完全に終息しているか誰も残念ながら読めないからでしょうね。暫くは不安な日々が続きます。

2020年2月25日のモーツァルトハウス(東京)
個展の延期・・♪♡♠♤
日本全国が自粛ムードの中、準備にも気持ちが乗らず、新型コロナウイルスへの感染の恐怖もある中での開催は困難と思い、本日延期を決めて45日からの個展の開催はキャンセルいたしました。このご時世では仕方なく、楽しみと言って下さっていた方には申し訳なく思いますが、こちらも残念です。気持ちを切り替えて、秋口にでもゆっくりとした気持ちで開催できたらと願っていますので、またその折には宜しくお願い致します。

既に、一部の方々にはお知らせが済んでいて、このページでも告知しておりましたので、個々にこれから延期のお知らせをして行きたいと思います。
それにしても、私共だけではなく、いろんな方面への影響は計り知れず、また医療体制が確立していない今は感染への不安もあり、早く平穏な日常が戻ることを望むばかりです。
せっかくやるのですから、多くの人に観て貰いたいと思うのは人情で、環境に不安のない時に、ふらっと来て楽しんで頂きたいと思います。どうぞ皆さまも感染にはくれぐれもお気をつけて、力を合わせてこの大変な時を乗り切りましょう!

こういう時こそ、モーツァルトです!「おお、モーツァルト、不滅のモーツァルトよ。おまえは我々の魂に、輝かしく、すばらしい生命をどれほどふきこんでくれたことか。」フランツ・シューベルトの言葉です。

020215日のモーツァルトハウス(東京)
梅は咲いたか・・♪♡♠♤
「梅は咲いたか 桜はまだかいな・・」と、今でも芸妓さんたちによって御座敷で歌われる江戸の端唄があるそうですが、ちょうど今の季節にピッタリの歌いだしですね。梅は咲き始めて、桜も来月の今頃には例年より早い開花がみられるそうです。今年は暖冬のせいか例年より早く咲くお花が多いですね。庭に咲く沈丁花も咲き始めて来ました。いい香りがします.

こんな季節にピッタリなモーツァルトの曲はというと、歌曲「すみれ」や「春への憧れ」などではないでしょうか。「すみれ」はモーツァルトのゲーテの詩による唯一の歌曲。3節からなる詩は物語としての成り立っていて、モーツァルトは筋に即して音楽を劇的に作っています。当時の同じ旋律を繰り返す手法からすると珍しく歌曲の枠をうち破ったと言われています。最後に二小節「それは哀れなすみれ、それは愛らしいすみれだった」とモーツァルトとが付け加えたとも言われています。

「春への憧れ」もモーツァルトの歌曲の傑作です。春になると決まって聴きたくなる曲です。この曲はモーツァルト最後の年1791114日にウィーンで作曲されていますが、死の影など全く感じられない天衣無縫な明るさに溢れています。今日でも半ば民謡化されてドイツやオーストリアで愛されているそうです。モーツァルトの不滅さを感じます。

2019
1225日にこの世を去ったテノール歌手で指揮者でもあった、ペーター・シュライアー&イェルク・デムス(ピアノ)のCDを聴いています。有名なドレスデンの聖十字架教会の少年聖歌隊だったシュライアーゆかりの地、ドレスデン、ルカ教会での録音です。

020215日のモーツァルトハウス(東京)
これからの、あれこれ♪♡♠♤
新型コロナ・ウイルスが収まらず今後がどうなっていくのか不安ですね。4月~5月がピークという専門家もいるのですね。そうなんでしょうか。

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月には、有志による海老澤敏先生の米寿のお祝いがあり、4月には主人の絵の個展(512日)、クルレンツィス&ムジカエテルナのサントリーホールでの来日公演(1314日)、加藤浩子先生の15冊目にして初めての出版記念パーティと、楽しみなスケジュールが続いているんです。

また5月には、朝日カルチャー新宿校で「砂川涼子と語るモーツァルトの魅力」のタイトルで、加藤浩子先生のレクチャーコンサート(15日)。対話形式のトークと実演でモーツァルトの魅力に迫ります。そして月末にはサントリーホールでフィンランド放送交響楽団来日公演(27日)などもあります。

人ごみは避けるようにと言われると、メトのライブビューイングにも行きづらくなりますね。20202021のシーズン内容が発表され、ライブビューイングの演目もわかって来ました。昨年のシーズンはモーツァルトもヴェルデイもなくモーツァルト好きにとっては寂しいものでしたが、新シーズンは、ヴェルデイもモーツァルトも復活し、なんとモーツァルトは2本。「魔笛」(ドゥダメル指揮)、「ドン・ジョヴァンニ」(マッテイ出演)、どちらも新制作です。楽しみになって来ます。

これらが上映される頃には勿論コロナも終息し、オリンピックも無事に終わっているとは思うのですが。不安なく映画館に行けるようになっていることを願います。
個展のチラシを作りました。手作りです。色いろな方々が宣伝してくれるのが本当に有り難いです。その頃には穏やかな日々になっていると良いのですが。どうか宜しくお願い致します。

 

0202月11日のモーツァルトハウス(東京)
10周年記念♪♡♠♤
私たち夫婦にとって毎年訪れるのが恒例行事となった富山県宇奈月温泉での「宇奈月モーツァルト音楽祭」。毎年訪問記をこのmozarthouse newsでも紹介して来ました。宇奈月温泉の地がモーツァルトの生誕地ザルツブルクに似ていると子供の頃から思っていたという有志が集まって始めた音楽祭です。昨年2019年でめでたく10回目を迎えました。黒部川がザルツァッハ川、山並みがアルプス、航空写真から見る町は確かにオーストリアのザルツブルクです。

全て企画、運営はボランティアで、9月の秋分の日を挟んで2日間~3日間行われ、演奏される曲は全てモーツァルトという日本中探してもどこにもないユニークなもの。駅前広場、橋の上、店先等の野外や、屋内では、ホテルのロビー、ホールがある建物の各階、喫茶店、温泉施設のロビー、お寺の仏間までも演奏会場となります。

期間中は、湯煙たちこめる宇奈月温泉の町中に、モーツァルトの音楽がこだまします。トロッコ電車が走る美しい黒部の山並み、黒部川、そして温泉、これだけでも満たされる観光地・宇奈月の地に、大好きなモーツァルトが鳴り響く!想像しただけでも嬉しくなります。

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回目から参加し、この間たくさんの出会いがありました。この音楽祭限定品としての「フィガロの結婚饅頭」(皮はモーツァルトを聴かせて作ったこしひかりに、オーストリア貴腐ワインに漬け込んだマスカット入りの豪華版)を精魂込めて作った「坂田菓子舗」のご主人、またフルートを吹く樹徳寺の住職さん、説教を交えながらモーツァルトのK136の第2楽章を演奏します。そして「カフェモーツァルト」のマスター、なんともう30年も前から営業しているそうで、店内はモーツァルトの生家を意識した拘りようです。そして毎回各会場で出会うボランテイァの方々の懐かしい顔!顔!「モーツァルトは世界の宝」と歌うアマチュアグループなどなど。
聴こえてくる音楽がモーツァルトだけ・・こんな単純極まりない出来事が感動的です。湯の町ならではの心のふれあいは温泉と同じくあったかく、温もりがありました。
この魅力溢れる音楽祭が10周年を迎え、この度記念誌を出されるそうで、東京から毎年訪れている超珍しい??夫婦として、お祝いのメッセージを載せて頂けるそうなのです。この音楽祭との出会いにより、より豊かな人生となりました。感謝しかありません。この魅力を伝えていくこともこれからの楽しみです。

02028日のモーツァルトハウス(東京)
やり残し♪♡♠♤
人生のやり残したこととして、この度開催する事となった「高橋貞次モーツァルト絵画展」。準備が進んでいます。20年近く前から毎年年賀状用にイラストを描き始めました。モーツァルトゆかりの地を訪ね、その旅の思い出にモーツァルトをテーマにして遊び心満載の空想の世界を描いて来た作品たちです。その20点弱を今回展示いたします。
人生のやり残しとは、少々大袈裟ですが、そんなものがもしあるとしたら、どんどんやり遂げていって欲しいと思います。今からでもまだまだ遅くないのですから。

「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは35歳と10ケ月の生涯でしたから後世からすると早世と捉えられてきましたが、でもその人生において、800曲もの作品を生み出し、声楽曲、器楽曲、またオペラの名作など広いジャンルに渡り、その量のみならず質の高さ、充実度を鑑みれば天才音楽家の域をはるかに超える音楽史上空前絶後、未曽有の奇蹟であった事が了解されるだろう。」(海老澤敏編集:図解雑学モーツァルトの名曲より抜粋)

そんなモーツァルトにとって、人生のやり残しと言えるものが果たしてあったのでしょうか。2018年春に急逝された礒山雅先生はご自身の翻訳書「モーツァルト最後の四年 栄光への門出」(春秋社、2015年)で、モーツァルトは不遇で貧窮のうちに亡くなったという俗説を完全否定し、宮廷作曲家に任命された最後の4年間は、前途洋洋の未来に向けて野心的な創作を続けていたことを資料から実証してくれました。

前途洋々の未来があったとモーツァルト自身が己の未来を信じていたとしたら、そこからどんな作品を生み、どんな創作活動をしたかったのでしょうか、興味が湧きますが、本人がいない今は想像するしかありません。
自分にとって、人生のやり残しはあるのだろうか。全てやり切った、もう思い残すことはないと思う程、超満足ではないけれど、主人とは違い私自身はないかなと思いました。でももう一度あんなことがしたかった、あそこにできればもう一度行きたかったとか、あってもそんな些細なことです。

ひと月前の3月に入りましたら、展覧会の案内はがきの郵送を始めたいと思っています。こうしてやるからには一人でも多くの方に見て頂きたい。皆様のお越しをお待ち申し上げております。

02026日のモーツァルトハウス(東京)
広がる影響♪♡♠♤
昨年20192月に初来日を果たした鬼才の指揮者テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ。その待望の2度目の来日公演が410日京都コンサートホール、13日、14日サントリーホールと決定しています。そのチケットが先日発売されましたが、その人気は想像以上で、前売りが10分、一般発売が5分で完売となったそうです。
幸い、ある方のお陰でチケットを入手できたので今から楽しみでなりませんが、秘かに不安が広がっています。ヨーロッパからのアーティストがアジアでのツァーをキャンセルし始めているという情報です。
コロナウイルスが未だ収まらない状況で、いつ終息するのか先がまだ見えていない現在、来月以降のことも心配になってきました。。。。
昨年のルツェルン音楽祭に於いて、モーツァルトのダ・ポンテ3部作の大成功で更なる人気沸騰中のクルレンツィス&ムジカエテルナ。2020年夏のザルツブルク音楽祭では祝祭大劇場での「ドン・ジョヴァンニ」の公演が既に決まっています。。そんなクルレンツィスの2度目の来日、果たしてほしいですね。

0202月5日のモーツァルトハウス(東京)
節分も過ぎて♪♡♠♤
節分も過ぎ、そこかしこに春を感じるようになりました。今年は初めて”恵方巻き”というものを食べました。今年の恵方は西南西だったそうです。こちらを向いて無言で恵方巻きをかじると福が来るそうで、次第に世の中に浸透して来ましたが、いつどこで始まったかなどははっきりしていないそうです。

真冬の頃に比べると日の出の時刻も早くなりました。起きて美しい朝焼けをみて、サア今日も頑張ろう~と思います。今日の日の出は638分、日の入りが512分だそうです。7時近くまで真っ暗だったのに、日の長さにも刻々と春を感じるようになりました。

モーツァルトのピアノ・ソナタK545を聴いています。モーツァルトの曲はどの曲が一番なんて選べませんが、でもこのメロディに出会うとこの第2楽章が一番好きかなと、そう思ってしまうのです。切なくて、哀しくて、でも、とてつもなく美しい・・・。

アリシア・デ・ラローチャが弾くのを聴いていると、この曲にピッタリのピアニストさんだなと思います。スペイン人で、20世紀を代表するピアニストの一人です。幼年期から約70年の長いキャリアを誇っていた長老格です。優しく柔らかく心が包み込まれるようで、きっとお人柄なのでしょうか。そう言えば88歳でお亡くなりになったモーツァルト愛好家のご長老の方が、ピアノ・ソナタというとお薦め版として決まってラローチャのCDを選んでいたのを思い出します。
ピアニストのアルトゥル・シュナーベルは、”モーツァルトのソナタは独特である。子供にはやさしすぎ、芸術家には難しすぎる”と。
K545の第2楽章を聴いていると、うっとりすると同時にピアニストさんの腕がすぐわかってしまうようだと思う。そして弾く人のモーツァルトへの想いがどれ程かまで、分かってしまう気がするのです。

0201月31日のモーツァルトハウス(東京)
1月も最後♪♡♠♤
2020年の1月も今日で最後となりました。明日から2月、早いですね。GW中の軽井沢大賀ホールでの”春の音楽祭”のパンプレットが送られてきました。軽井沢も暖冬で雪の無い冬でしたが、29日の朝には一面真っ白の雪景色になりました。箱根の時もそうでしたが、すっぽり雪景色になるとみている分には幻想的で綺麗な景色ですね。スキー場も大喜びだったと思います。

日本海側も今年は雪はなく、いつもの厳しい寒さもなく暖冬で、私の故郷秋田の横手市でのかまくらの行事が予定通り行われるか心配です。450年も続いている小正月に毎年行われている行事で、雪でかまくらを作るので雪がないとできません。今頃横手の景色はどうなっているのでしょうか。気になります。
今年の大賀ホールの”春の音楽祭”は、ベートーヴェン生誕250年が色濃く出たプログラムになっています。東フィル、広上淳一指揮、第9「合唱付き」(4/29)、オーケストラ・アンサンブル金沢、オールベートーヴェンプログラム(5/2)、諏訪内晶子ヴァイオリン・リサイタル、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番他(5/3)等、昨年は令和の幕開けにふさわしいモーツァルトプログラムが多かったのに。今年はモーツァルトが1曲もないのは、私たちにとっては寂しい限りです。
                 

0201月30日のモーツァルトハウス(東京)
春よ来い♪♡♠♤
蠟梅(ろうばい)が咲き始めました。蝋細工のような黄色い花でいい香りがします。いち早く春を告げる低木に咲く花です。今日は、日中は15度を超え春の陽気。春遠からじですね。暖かな春が早く来ないかな~と待ち遠しいです。
            

こんな春の陽気の日にモーツァルトの美しいメロディを聴いていて思うのは、物理学者であるアルベルト・アインシュタインがモーツァルトについて語っていること。「ベートーヴェンは彼の音楽を”創り出した”。しかしモーツァルトの音楽はあまりに美しいので、彼はそれをただ”見つけ出しただけ”なのだ。----前々から宇宙に存在していたのだ」

”創り出した音楽”と、そこに唯存在していたのを”見つけ出しただけ”の音楽。それも前々から宇宙に存在していたのだと。ベートーヴェンとモーツァルトの音楽の違いを大胆かつ的確に表現しています。

美しいモーツァルトの旋律を聴いていると、この言葉、やけに納得してしまうのです。

0201月29日のモーツァルトハウス(東京)
見えない力♪♡♠♤
毎年重宝しているモーツァルトカレンダー(資料:属啓成)。日付ごとにモーツァルトが作曲した曲や、出来事が記載してあり、いろんなところに掛けては、今日はどんな曲が作られたのかななんて見るのが楽しみでした。10年以上も愛用してきたこのカレンダーも2020年版を最後に終わりとなるそうです。来年から寂しくなります。何でも始まりがあれば終わりがあるのですね。

              
一昨日の127日はモーツァルトの誕生日でした。今年は生誕264年です。1756年1月27日午後8時がモーツァルトの誕生の時間です。洗礼名は、ヨハネス・クリュソストムス・ヴォルフガングス・テオーフィルス・モーツァルト。寒い盛りのザルツブルクでの誕生です。

父レオポルト、母アンナ・マリアの第7子として誕生でしたが、成人したのは姉ナンネルとモーツァルトの2人でした。日本で言えば、9代将軍家重(宝暦6年)の時代。4歳でピアノの練習を始め、最初の作品K1を作曲したのは1761年、5歳の時です。こうして神童モーツァルト、天才モーツァルトの人生が始まりました。

話がガラリと変り、26日には大相撲新春場所が千秋楽を迎えました。優勝したのは幕下17枚目の幕尻(まくじり)と呼ばれる位の徳勝龍。14勝1敗という文句のつけようのない立派な成績で、おまけに千秋楽結びの一番で、大関貴景勝を破っての優勝でした。

私の母はテレビでのスポーツ観戦が好きでした。特に箱根駅伝、野球、そして相撲が好きで、相撲は毎日欠かさず観ていました。当時一緒に観ること等全くなかった私ですが、最近は何となく母のことを懐かしく思い出しながら観るようになりました。幕下同士が優勝を争う、結びの一番まで目が離せなかった今場所は、特に面白く、夕方が待ち遠しかったです。

優勝インタビューでも会場を沸かせた徳勝龍。場所中に亡くなった近畿大学の恩師である伊藤監督に触れると涙ぐみ、「見守ってくれていたのではなく、一緒に土俵で闘っていてくれていた気がする」と語ったのも印象的でした。優勝について聞かれると、人知れずお風呂場で、実は優勝インタビューの練習をしていたそうで、笑いを取りながらの好感度満点のインタビューだったと思います。

33歳5ケ月で初場所から77場所目での初優勝、幕尻での優勝は20年ぶり、奈良出身の力士としての優勝は98年ぶりという快挙なのですから、みごとです。
「もう33歳ではなく、まだ33歳、これからも頑張ります!」という言葉が頼もしい!

「見えない力が働いた、奇跡の優勝だ」と、優勝を決めた瞬間そう表現した解説者がいましたが、そんな”見えない力”というものを私も信じたい。

020125日のモーツァルトハウス(東京)
体調管理♪♡♠♤
中国武漢で発生した新型コロナウイルスの患者数は25日13時50分現在の情報では千人を超え死者は41人になりました。これらのニュースはテレビでも各局取り上げて専門家を呼んでは情報を伝えています。

時折しも、旧正月の春節で今日から中国から大勢の観光客が訪れることもあり、日本でも感染者が増えないか不安は募ります。空港は勿論、中国人が多く訪れる観光地や宿泊施設、レストランなどでの接客をしなければいけない日本人は毎日相当な緊張を強いられると思います。何事もなく過ぎ去って欲しいと願います。

なるべく人ごみには出ない様にと勧告していますが、特に高齢者、持病がある人は気をつけないといけないようです。潜伏期間もあるので、今後2週間は手洗い、うがい、マスクの着用など充分気を付けなければと思います。。

今日の午後には朝日カルチャーセンターで「モーツァルト講座」がある日でしたが、先程事務局から「先生が体調不良の為休講となりました。」とのこと。直前になっての連絡でしたので、先生は直前まで決めかね、きっと色いろなことを鑑みてのご決断だったのでしょう。海老澤先生の早い回復をお祈りしますが、熱や、だるさなどで体調が悪いと感じたら、人との接触を避ける意味でも外出を取りやめる決断も大事ですね。とにかく一日も早い終息をと願います。

020120日のモーツァルトハウス(東京)
老舗の味♪♡♠♤
箱根湯本駅で、小田原名産のかまぼこを定番ではありますが買って来ました。「鈴廣」と「籠清」の板かまぼこです。かまぼこは12mmに切って食べるのが一番おいしいそうです。食感と言い、歯触りと言い、厚みで味に大きな違いが出るそうで、蒲鉾屋さんが推奨している厚みだけに12mmは確かに美味しく感じ、試してみてベストなんだと頷けます。
上質のたらやグチの白身の魚を、保存がきく食べ物として考えた先人の知恵の素晴らしさに感心し、今でも保存料、化学調味料を一切使わず、吟味した自然の素材の旨味でこうも美味しい蒲鉾という和の食べ物が生まれた日本は、何と素晴らしい国だと改めて思います。日本でも人気のカニカマは”すりみ”のネームでヨーロッパでも売られていて、特にフランス人が好んで食べているのだそうです。確かに白ワインなどに合いそう。

2本買ってきた蒲鉾はあっという間に食べきってしまい、もっと買ってくれば良かったと悔やまれます。(都内のデパートでいつでも買えますが)12mmに切った蒲鉾にわさびをちょっとつけて、日本酒の御供にもまた格別です。

0201月19日のモーツァルトハウス(東京)
久しぶりの箱根♪♡♠♤
今日は朝から良く晴れあがり、昨日の悪天候が嘘の様です。せっかく久しぶりに出かけた箱根1泊旅行でしたが2日目の昨日は朝起きたら一面銀世界で、早朝に窓から雪景色を眺めて一気に目が覚めてしまいました。ホテルのスタッフが総動員で雪かきに追われていました。

箱根は今も登山鉄道、ロープウエイは止まったままで、代行のバスが運行している状態で、台風19号の爪痕の深さを思い知ります。登山鉄道の復旧は10月までかかるそうで、そうなるとオリンピックにも間に合わない事にもなります。箱根は首都圏から近く、また歴史も古く、ロマンスカーで行ける快適さもあり、魅力がいっぱいで多くの外国の人にも味わって欲しいのに、本当に残念な思いで帰って来ました。

温泉も今では大浴場で味わうものというものでもなくなって来ていて、それぞれの客室に温泉が付いている旅館やホテルも増えています。部屋付けもあれば露天になっていたりとタイプも多様で、わざわざ部屋から出かける手間もなく、誰に気兼ねなくいつでも何度でも温泉に入れる快適さは、贅沢としか言いようがありません。

今回泊まったホテルもその種のもので、大浴場は設けていなく、温泉は各部屋に付いているだけです。ベットも高めで、身長の高い外国人を意識した英国御用達の最高級のブランドで、アメニティはフランスのスパのブランド「THEMAE」を揃えていました。

標高800mに建つこのホテルは、強羅からバスの送迎がありますが、こういう山の中に、僅かな客室で隠れ家的に建つホテルの人気が、外国人向けだけではなく日本人にとっても新たな潮流になるのでしょうか。新宿から1時間半で箱根湯本に着き、登山鉄道さえ復活してもらえたら、これからいつでも何度でもと思わせてくれる魅力溢れる箱根の旅でした。

 

0201月14日のモーツァルトハウス(東京)
最強のふたり!!♡♠♤
日本が生んだ最高のフルーティストといえば、ともに十代で日本フルート界を席巻した小山裕幾さんと上野星矢さん。小山さんは神戸国際フルートコンクール、上野さんはランパル国際フルートコンクール、同世代にして世界最高峰の国際コンクールの覇者です。このお二人が十余年を経てついに共演が実現!ズバリタイトルが「フルート界最強の二人!!」というコンサートに行って来ました。会場はオペラシティリサイタルホールです。

上野さんは藝大からパリ国立高等音楽院に進み、現在は大阪芸術大学の準教授だそうで、小山さんは慶應義塾大学理工学部卒業後スイスのバーゼル音楽院へ、現在はフィンランド放送交響楽団の首席奏者。上野さんは1989年生まれ、小山さんは3歳年上です。

”最強”の二人が選んだ曲目は、バロックから超難曲の現代曲までフルーティストで作曲家の作品も並び、聴きごたえのあるまた圧巻の演奏で私たちを魅了し、あっという間の時間となりました。途中質問にも答える場面もあり、お互いの凄いと思う所、コンサートでの失敗談やミラクル、これからのビジョンなど、ユーモア交えて答えられて、お人柄も好感度満点で、楽しかったです。

自らも勿論精進しながら、優秀なフルーテイストをも育てていきたいという教育者としての頼もしい一面もみせてくれ、お若いお二人のこれからの未来は明るいなと思いました。自分が30歳の頃を思い返し、持って生まれた才能のスケール感に恐れ入ったという感じでした。

小山裕幾さんについていえば、フィンランド放送交響楽団の来日公演が5年ぶりにあります。指揮は前回と同じハンヌ・リントゥ。5月末に大阪ザ・シンフォニーホールを皮切りに、東京公演はミューザ川崎(5/24)、東京文化会館(25日)、サントリーホール(27日&28日)と続き、新潟公演(長岡)もあります。こちらも期待でスケジュールに入れておこうと思います。シベリウスの作品がメインで、シベリウスのヴァイオリン協奏曲は五嶋龍、プロコフィエフのピアノ協奏曲はチョ・ソンジンがソリストとして登場します。


0201月10日のモーツァルトハウス(東京)
Happy New Year!♡♠♤
2020年が明けてもう10日になりました。暖冬だそうで概ね関東地方は年末年始穏やかな気候で過ごすことができて良かったです。令和2年、オリンピック開催の年、さてどんな1年になるのでしょうか。世界平和を願うと共に、日本も大きな災害、事故なく平和な1年でありますようにと願います。そして我が家もみんな元気で幸多い一年になりますように~。私自身に於いては、健康に気遣いながら、一日一日の重みを噛みしめて毎日を大切に過ごしていこうと思っています。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
                                 

今年は特に頂く年賀状から色いろなことを学びました。
”今年もたくさん笑いましょう!””年を重ねて一日一日の重みを痛感しています!”
昨年に亡くなられた中村医師については、
”遺体に付き添った外務省の方が「これほど現地の人たちに愛された日本人は初めて」ともらしたそうですが、それも公私にわたって無私の愛を注ぎ続けたからでしょう。いつの時代にも変わらないものを見つめ続けた中村医師の視線の先を、少しでも感じ続けたいと願っています。”

また、モーツァルトについても、ザルツブルクを訪れた時に感じたこととして
”モーツァルトの清澄な音色は、混迷深める今の時代にこそ癒しと生きる力を与えてくれるように感じた。”などなど。
それぞれの想いを抱いて2020年がスタートしました。今年も自分らしく、自然体で、日々の営みをゆっくり、のんびり味わいながら楽しく過ごしていきたいと願います。この年になると今更背伸びもないし、そんなに頑張れないし、自分らしさがなによりかと。。

私ではなく、主人ですが、ずっと”自己表現”(それほど大げさなものではありませんが・・・)として長く続けてきた”モーツァルトを描く”ということ。それの一区切りとして個展の開催をいよいよ今年実行いたします。まだ先ではありますが(予定開催期間4/5(日)~4/12(日))吉祥寺の画廊での開催です。

一般の人にはなんら興味のないものかも知れませんが、心の友であるモーツァルトをテーマに毎回こだわりを持って描き自己表現をし続けてきた作品達です。吉祥寺にご用事の際にはお気軽にお立ち寄り頂けると嬉しいです。お会いできるのを楽しみにしています。
これからいよいよ準備開始です。
              
            ♪どうぞ宜しくお願い致します。♪

01912月30日のモーツァルトハウス(東京)
どうぞ良いお年を!・・♪♡♠♤
残すところ大晦日の1日を残すばかりとなった2019年。平成から令和へと時代が変わりいろんなことがありましたが、こうして無事に年の瀬を迎えることができて幸せです。今年一年無事に暮らしている報告を兼ねてお送りする年賀状も、29日朝には発送を終えました。来年もこのように恙なく暮らしていますと言う報告ができる年賀状が送れる1年でありますようにと願っています。

今年はパソコンの不具合等の理由でHPの管理も思うようにいかず残念な面もありましので、来年の課題はパソコンの買い替えでしょうか。この点を年明け早々に改善できればと思っています。


 

来る2020年が皆さまにとって幸せ多き1年となりますように心からお祈り申し上げます。またお目にかかる機会があり、感動を共有し、楽しく大いに語り合える時間が多く持てることを楽しみにしております。
                
今年1年軽井沢モーツァルトハウスをご覧頂き本当にありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。 どうぞ良いお年を~。

0191227日のモーツァルトハウス(東京)
残り僅か・・♪♡♠♤
残すところことしもあと4日となりました。あれもこれもとやることに追われ気忙しい感じです。おせちの準備もしなければ。今年はいつもの定番に加えて何か真新しいものをと思い、「きょうの料理」をみています。”生ハムと大根のなます”や、”ぶりの南蛮漬け”、”干し柿とホワイトチョコとクリームチーズのミルフィーユ”など美味しそう。何か私にも作れそうです。作ってみようかな~。楽しいですね。

玄関わきに春を告げる花の「すみれ」が咲いているのを見つけてビックリしました。そういえば庭に咲く薔薇も枯れないで長く咲いています。以前は冬には薔薇は咲かなかったそうで、それは暖冬になってきたせいと先日うちに見えた植木屋さんが話していました。これらもみんな気候変動のせいなのでしょうか。
             

ここのところ定番のモーツァルトの曲ではない音楽に新鮮味を感じて飽きずにずっと聴いています。小学館のモーツァルト全集の別巻(モーツァルトとその周辺)にモーツァルトの新発見の曲、疑作、編曲作品他として収められているものです。その中の交響曲イ短調KAnh220(16a)、「クレタの王イドメネオK366のための「シエーナとロンド”もういいの、全てを聞いて・・・」「心配しなくてもいいのです・・・」K490、そして「後宮からの誘拐」K384よりハルモニームジーク(管楽合奏版)です。みんなどの曲も本当にいいです。

今年の締めは、こんなモーツァルトの疑わしいといえども魅力的な曲や、また編曲などで今までにないモーツァルトを聴いて楽しんでいます。さあ~、明日からはいよいよ忙しいカウントダウンが始まります。

0191215日のモーツァルトハウス(東京)
「再現芸術」の奥深さ♪・・・♡♠♤
音楽プロデューサーの中野雄氏の講座「クラシック音楽を生涯の友に」(稀有な才能を身近に味わう)は、毎回演奏家を迎えてミニコンサート付きのレクチャーコンサートです。クラシック愛好家に高い支持を得て朝日カルチャーセンター新宿校での長寿講座となっています。3ケ月に5回~6回のペースで火曜日に講座があります。

12
10日には「清冽な抒情を奏でるヴァイオリンの名手・寺沢希美とピアニスト・古寺佑佳」が登場しての講座でしたので、久しぶりに寺沢希美さんのヴァイオリンが聴きたくて出かけてみました。

前半のお話は、来年生誕250年となるベートーヴェンの交響曲「田園」と「運命」そしてピアノ協奏曲第4番が初演された18081222日ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場でのお話から始まりました。今でこそ誰しもが知るベートーヴェンの傑作ですが、この日の演奏会はその他の曲も含めて4時間以上に及ぶ非常に長いものになったために、聴衆や演奏者が大きく体力が消耗したこともあり不成功に終わったのだそうです。

これらの曲を、たたき上げの指揮者、クリスティアン・ティーレマン&ウイーンフィルの演奏をDVDで鑑賞しました。

後半の30分は、「19世紀ロマン派と民族楽派」と題したミニコンサートを楽しみました。曲目はヴィヴァルデイの:「四季」~「冬」全楽章、チャイコフスキー「秋の歌」、ヘンデル「ラルゴ:オン・ブラ・マイ・フ」、ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」、ショパン「ノクターン第2番」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、パガニーニ「ラ・カンパネラ」でこれぞクラシックオブクラシックというもので、楽しかったです。

寺沢さんはもう10年以上前になりますが、軽井沢モーツァルトハウスで演奏して頂いたことがあるヴァイオリニストさんで、透明感があり澄んだ音色が伸びやかで、今も変わらない美しい音色に感激しました。久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
音楽は「再現芸術」で、作曲家は自分の「想い」を音楽で表現するが、表現の手段は自作自演を除けば「楽譜」しかありません。指揮者のカラヤンが、「人類の歴史上、最も不完全な情報伝達手段」と呼んだ楽譜を、演奏者がどのように読み解き、聴き手に対して表現するのか、音楽の醍醐味の最大なるものの一つは同曲異演の楽しみを味わうところにあると、中野先生はおしゃっています。(講師・記より)

「再現芸術」の楽しみの一つ「同曲異演」を楽しく味わう・・・。クラシック音楽の奥深さを感じます。

0191214日のモーツァルトハウス(東京)
講座あれこれ♪・・・♪♡♠♤
音楽の力で元気を貰って日々過ごしています。モーツァルトの音楽を聴くと元気が湧いてきます。今まであまり感じた事の無い感情です。幸せ感がジワット湧いて来ます。そんな馬鹿な、うまい話があるものかとお笑いでしょうが、本当なのです。

そんな私ですが、最近は加藤浩子先生の影響か、モーツァルト以外の講座にも通っています。来年1月から始まる加藤浩子先生の講座『オペラになったジャポニズム』-「蝶々夫人」-への道も楽しみな講座の一つです。

オペラ《蝶々夫人》に描かれているのは、いわば「幻想の日本」で、多くのヨーロッパ人、特に男性が夢見た日本であって、《蝶々夫人》ほど「夢の国日本」を定着させた作品はないのだそうです。、ジャポニズムの起源から、《蝶々夫人》へと到る道を探る講座です。(講師・記より)
2020年、1/9、2/13 2回 13:00~14:30 朝日カルチャー新宿校です。

また海老澤敏先生のモーツァルト講座も佳境に入っています。1年を通してモーツァルトのオペラの映像化された作品を選んで解説して頂く講座も残るは、「ドン・ジョヴァンニ」、「コジ・ファン・トゥテ」、「ティート帝の慈悲」の3作品となりました。最終回は、『「モーツァルトのオペラの歴史的意義」 終わりにひと言』、となっています。
講座がある西新宿の住友三角ビルは、いま大々的なリニューアル工事の最中で、完成は20206月、オリンピック前には新しい姿となって私たちを迎えてくれます。

0191213日のモーツァルトハウス(東京)
モーツァルトの「おそろしさ」とは♪・・・♡♠♤
昨日は日本モーツァルト協会12月例会「郷古廉の深遠なる世界」を、郷古廉(ヴァイオリン)&加藤洋之(ピアノ)でモーツァルトのヴァイオリンソナタを楽しみました。若手ヴァイオリニストとして今人気の郷古さんが「満を持してモーツァルトに挑む」という期待に胸膨らむ演奏会でした。

演目は、K306K296K379K5264曲で、ヴァイオリンとピアノの二重奏ソナタといわれる変遷から、その二重ソナタの頂点と言われるモーツァルト最後のヴァイオリン・ソナタK526までを聴くことができ、本当に満足のいく感動的な例会でした。

曲目の変更があり、K306K296になっていたのですが、個人的には変更になったお陰でヴァイオリン・ソナタの中でも私が特に愛するK296を郷古さんのヴァイオリンで聴くことができたのはラッキーなことでした。

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは、私はヴァイオリンとピアノのどちらが主役というものではなく、あくまでも二つの楽器が同等に語り合い進行して行くように思います。(それが二重ソナタの所以かと)それには両演奏家の相性も大事だし、お互いに追究する音楽が同じでなければならず、そこが難しかったりするのかなと思います。
二重ソナタの傑作K526は、特に二つの楽器の会話がふんだんに出てきます。そこが聴きどころにもなっています。

出演者からのメッセージとして、郷古廉さんはプログラムに、”音楽家にとってモーツァルトの「おそろしさ」とは、ごまかしがきかないということだ。”と寄せています。モーツァルトの無邪気な音楽にも、時折驚くような暗さがあり、それはきっとモーツァルトのパーソナリティにも通じるものがあり、その瞬間的な翳りと明るさとのコントラストを、是非楽しんで頂きたい。とも。

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歳の時に当時84歳の恩師ゲハルト・ボッセ氏がモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番の楽譜を片手に「モーツァルトのレッスンは、2時間で40小節行けばいい方だ!」と言い放ったという。その時に音楽家としてモーツァルトと対峙することの素晴らしさと、「おそろしさ」を学んだという郷古さんですが、昨夜の演奏は、若き演奏家の挑戦する姿としてきっとモーツァルトにも届いたのではないでしょうか。

019122日のモーツァルトハウス(東京)
音楽を聴く幸せ!♪・・・♡♠♤
昨日は東京オペラシティリサイタルホールでの小山裕幾さんのフルートリサイタルにお伺いしました。ピアノはいつもの斎藤龍さんです。フルートの村松楽器()さん主催のコンサートでしたので、プロを目指す人、アマチュアで楽しむ人、指導者等のフルートに関係している方も多かったせいか、聴衆は熱心に聴き入り、熱気あふれるもので、満席の盛況でした。

演奏は素晴らしく、「フルートのサラサーテ」と呼ばれるフルートの名手が作曲した、多彩なテクニックを必要とする曲や、バロック、ロマン派の曲も揃い、フルートの魅力を存分に伝えてくださった素晴らしい演奏会でした。

                            
久しぶりのコンサートでしたので、音楽を聴く幸せに満ちた忘れられない思い出の一日となりました。音楽とは生きる力を与えてくれる素晴らしいもの、本当にそう思います。目には見えないけれど、音楽の力は恐ろしく大きなものと強く感じました。こんな幸せを与えて下さった小山さん&斎藤さんにも感謝です。

終了後はこの音楽の余韻を楽しんでゆっくりと夕食を楽しみました。53階の窓から見下す師走を迎えた東京の街は、ひときわ美しく輝いていました。

 

01911月29日のモーツァルトハウス(東京)
やっぱりモーツァルト!♪・・・♡♠♤
急に寒くなり血圧が心配な時期になります。冬は血圧が高くなると言われていて、人によっては10mmHg程度も上昇する人もいるそうですから気を付けたいです。寒さによって血圧を調整する交感神経が刺激されて血管を収縮させることが主な原因だそうです。

また冬は塩分の取り過ぎにも要注意ですね。汗をかくことも少なく、また私の様につい家に閉じこもりがちになり、運動不足ちになるのも良くないことです。私の場合は当てはまりませんが、お酒の飲みすぎももちろんこの時期は注意が必要とのことで、気になる方は生活態度を見直すいい時期かもしれません。

冬になり、そんなちょっと血圧が気になる私にとっての対策は、やっぱりモーツァルトです。モーツァルト音楽療法PART2、「血管循環系疾患の予防」〈高血圧、心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞、など〉のCDをいつも聴いています。いつ聴いても、何度聴いても飽きない所が、何と言ってもモーツァルトの凄さです。

ピアノ協奏曲K466、第2楽章、ピアノ・ソナタK545、第1楽章、第2楽章、ヴァイオリン協奏曲K216、第1楽章、弦楽五重奏曲K5152楽章、第4楽章、ピアノ協奏曲K4881楽章、が入っています。

家の中に四六時中このメロディが流れ、耳たこになりながらも窓から庭を見やれば、冬の寒さの中でも凛と美しく咲く薔薇たちが心を豊かに癒してくれる~幸せな時間です。うまく血圧調整をして上手に冬場を乗り切りましょう!
                                   

01911月22日のモーツァルトハウス(東京)
上州もち豚♪・・・♡♠♤
ドライブは途中のSAでの昼食もまた楽しみです。横川SAは「峠の釜めし」が有名で、お昼時ともなれば釜飯売り場には列ができています。レストランでは、この釜飯にトン汁付きセットや、小鉢、サラダ、二八蕎麦まで付いたセットもあります。

レストランの奥にある「橙歌(とうが)」という和風レストランで「上州名物とんてき御膳」を食べてみました。上州もち豚150gがステーキになっていて甘辛いたれの味がご飯にもよく合います。横川SAのランキングで2位のメニューです。

今日は冷たい雨の日で、気温も都内で10℃にしかならず、1月の気温だそうです。軽井沢に行っている時は毎日晴天で太陽もみえ、また真っ青な青空も眺められ、ひんやりとした中にも気持ちのいい時間を過ごせたのでいいタイミングで出かけたなと思います。

行楽のシーズンのせいか、高速道路上は渋滞こそなりませんでしたが、SAは混んでいて、団体客、家族連れ、グループ同士などで賑やかでした。

留守の間にコンスタンツェの薔薇が一輪咲き始めていました 今年も残すところあとひと月とちょっと、2019年ももうすぐ終わります。

                                       

01911月19日~21日のモーツァルトハウス
マイナス4℃♪・・・♡♠♤
軽井沢の今朝の最低気温はマイナス4℃、日中の最高気温は8℃です。一気に寒くなり、冬支度をする時期になりました。軽井沢は”もみじ祭り”は終わりましたが、紅葉はまだまだ充分綺麗で、秋色の景色は更に美しさを増しています。山は燃え、地の草木も黄色、赤、橙色とカラフルで、澄みきった青空と空に浮かぶまっ白い雲に美しく映えて目を奪われます。
ドライブしてしていると、this is the 信州!といった景色が続き、思わず溜息が出ます。。いまが正に信州の秋です!

 

 

テラスの落ち葉掃きはやってもやっても”いたちごっこ”で落ち葉がすぐ溜ります。冬タイヤへの交換やら水止めやらいろいろな用事があります。家の周りもすっかり紅葉が進み、秋から冬への季節の移り変わりを感じます。

01911月16日のモーツァルトハウス(東京)
冬の薔薇♪・・・♡♠♤
薔薇はふくらんだ蕾が、開き始めた時が一番綺麗。昨日ようやく咲き始めた「ケルビーノ」という名の薔薇がとても綺麗です。心が洗われるよう。ピンク色の可愛い姿にも癒されます。

冬の薔薇は澄んだひんやりとした空気の中で咲くので、品よく咲き、眺めているとこちらも清々しい気持ちにさせられます。これから寒い中にもこんな冬の薔薇が庭に咲いていると温かな気持ちになれて救われます。寒さに負けず頑張ってこれからも可愛い姿を見せて下さい。

寒暖差が激しい日が続き、「寒暖差アレルギー」というのどの痛みや、咳、食欲不振、頭痛など、風邪に似た身体の不調を訴えている人が多くいるそうです。私もそれなのか体調がすぐれず、なかなか咳も抜けず悩まされましたが、温かな服装をして、バランスの良い食事を規則正しく摂り、血行を良くするのも大事で、ぬるめのお風呂に、ゆっくりとつかるのも効果的との事です。また空気も大変乾燥しているので風邪などひかない様に充分に気を付けたいです。しょうが湯で身体の芯から温まるのも良い方法です。心の芯の温まりには、やっぱりモーツァルトです。明るく癒してくれるヴァイオリン・ソナタK378など如何でしょう。

01911月15日のモーツァルトハウス(東京)
受講の楽しさ♪・・・♡♠♤
昨日は朝日カルチャーセンターでの講座、『「椿姫」の過去と現在』(講師:加藤浩子先生)に参加し、とてもとても楽しい時間でした。近年までの名歌手や話題を呼んだ演出の公演の過去と現在を、CDや貴重なDVDで辿る講座でしたが、どれもこれも私は知らないことだらけで、本当に興味深い内容でした。

終わった後のお茶会も男女先生を含めて6人でファミレスでこじんまりと、他愛無いお話からここだけでしか聞けない貴重なお話、国内のみならず世界的に活躍するアーテイストの話題まで、また9月のルツェルンでのクルレンツィスのダ・ポンテ三部作、またバルトリのコンサートのホットなホットな感想も聞くことができ、時間の経つのをすっかり忘れて楽しませて頂き、感謝です。このクルレンツィスのツァーにご主人と参加した女性の方からも、お隣で直接生の感想を聞けたのも、私にとっては願ってもない嬉しいことでした。

そして、来年4月にはクルレンツイスが再来日します。2日間ともサントリーホールで、1日目はヴェートーベンの第9、2日目はヴェートーベンのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリニストは前回と同じコヴァチンスカヤ)、交響曲第7番です。またチケット争奪戦になるのでしょう。私しか体験していない今年2月の感動を、次は絶対に主人と一緒にと思って2公演のチケットを狙っています。

01911月11日のモーツァルトハウス(東京)
食欲の秋♪・・・♡♠♤
新米が美味しいです。我が家は故郷のお米「あきたこまち」をずっと食べています。噛むほどにほんのり甘く、炊き立てだけではなく冷めても美味しい。そんなあきたこまちファンの私ですが、最近テレビでのブランド米のコマーシャルが気になります、食べてみたくなります。

北海道産「ゆめぴりか」、青森県産「青天の霹靂」、山形県「つや姫」、「雪若丸」。ネーミングの面白さもあります。どれも東北、北海道の寒い地方で作られたお米です。新米なので、食べ比べしてみましたがどれもそれぞれとても美味しいです。宮城県には「ひとめぼれ」というブランド米がありましたがこの度「だて正夢」という新ブランド米が誕生したそうで、こちらはモッチリ感と甘さが特徴だそうです。ネーミングに思わず吹き出してしまいます。

これらを食べきったら、食べなれた「あきたこまち」に戻りそうですが、「あきたこまち」は和食との相性が非常にいいお米だそうです。そのせいか、炊き立てのご飯に秋田からお取り寄せの「筋子」や「たらこ」、「いぶりがっこ」などで食べるのも最高です。

我が家は、朝食は勿論、夜もごはん、お昼も麺やパンにはならないで、3食ともごはんになる時も。お米党です。

 

01911月9日のモーツァルトハウス(東京)
漢字までも♪・・・♡♠♤
10月から始まったNHK朝の連続小説「スカーレット」のヒロインの名前は喜美子。私と同じ名前で、みんなから喜美ちゃんと呼ばれているのも私と同じです。漢字までも同じで最初は驚き嬉しくなりました。こんなこと初めてです。

舞台は滋賀県の信楽で、焼き物で有名な町ですね。絵の上手な主人公が信楽焼きに惹かれて、陶芸の世界に飛び込んでいく、喜美子の人生を個性豊かな人との出会いを通しながら、結婚、出産、を経て家庭を築きながら、待ちうけている大きな試練にも負けず、焼き物への情熱を失わずに立ち向かっていく姿を描く作品です。
まっすぐに自分の人生を強く生き抜く喜美子を最後まで見守っていきたいと思います。

決して恵まれた環境とは言えない中で、明るくくじけず頑張っている姿に、私も毎朝元気をもらっています。2020年3月末まで続きます。喜美ちゃんの人生はこれからです~

01911月5日のモーツァルトハウス(東京)
秋の花々!♪・・・♡♠♤
秋薔薇が咲いています。ボレロ(薄いピンク)、ゴールド・バニー(黄色)と名付けられた薔薇が今綺麗です。コンスタンツェはまだ蕾です。

ケイトウ、パンジー、ヴィオラを寄せ植えしてみました。色とりどりのお花が咲き、庭がパッと明るくなりました。(花が咲いたよう・・とはよく言ったものです)

 

柚子は今年は豊作で収穫の秋を迎えています。
朝はトマトジュースに柚子を絞って、亜麻仁油一滴落として飲んでいます。これが毎朝の楽しみです。ビタミンCをたくさん摂って風邪をひかない様にと気を付けています。

そんな朝食の後の楽しみは、やっぱりモーツァルトですね。朝の柔らかな日差しを受けながら聴くのは、フオルテ・ピアノの申し子、天才ベザイテンホウトのモーツァルトの協奏曲です。ソロではなく協奏曲で、古楽器の名人集団であるフライブルク・バロック・オーケストラとの共演です。驚くほど素晴らしい1枚です。すっかりこのピアノの音色とオーケストラとの掛け合いの妙に魅せられています。朝の清々しい疲れを知らない心には、こんな美しい響きが相応しいですね。
(協奏曲第17番K453、ロンドK386、協奏曲第22番K482、の3曲が収録されています。3曲とも曲の魅力をベザイテンホウトのフォルテピアノで再発見した1枚といえます)

そしてもう一枚は、遊び心満点のモーツァルトです。ヴァイオリン・ソナタとピアノ・ソナタをフルートとピアノにアレンジした、「こんなモーツァルト誰も聴いたことがない」という1枚です。

ピアノ・ソナタK570、ヴァイオリン・ソナタK376、377、K378が入っています。パトリック・ガロウ(フルート)、マリア・プリンツ(ピアノ)の演奏です。こちらも優しく心に響いて来ます。名手ガロウの柔らかなフルートとピアノが美し過ぎて心に沁みます。。そしてヴァイオリン・ソナタ3曲とも私の大好きな曲です。特にK378は、以前所属していたモーツァルト愛好会の例会で、このフルート&ピアノ版を小山裕幾さんのフルートで聴いたことがあり、ブラボーが出たほど素晴らしかったので、未だに忘れられないです。

どんな時でも、やっぱりモーツァルトですね。

 

01910月26日のモーツァルトハウス(東京)
コーヒータイム!♪・・・♡♠♤
たまには喫茶店でゆっくりコーヒータイムも良いですね。それも心地良い音楽が程よいボリュームで流れていて、コーヒーのいい香りに包まれて飲むコーヒーは、家で飲むいつものコーヒーとはちょっと違って特別に美味しい。そしてまた素敵なこんなカップに注いで出されると日常から離れた気分にもなって嬉しいですね。吉祥寺で見つけた素敵なお店です。名前が「葡萄屋」とあってコーヒーカップもぶどう柄です。

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階がティールーム、地下がしゃぶしゃぶ、会席料理や、バーもあり、2階、3階は黒毛和牛の炭火焼ステーキ、焼き肉のフロアになっています。

私の誕生日が今年もやって来ました。年がまたひとつ増えるのは特に嬉しいことではないけれども、1年をこうして無事に過ごせたと言う感慨と、周りへの感謝の気持ちはいつも誕生日に感じる事です。こうして一年、無事に元気に過ごしてまた来年も感謝をしながら誕生日を迎えられたらいいな~なんて思っています。

この日は、葡萄屋さんの2階の炭火焼ステーキで、私の誕生会をしてくれました。
あまりの美味しさに肝心のお肉を撮るのを忘れてしまう程でしたが、葡萄屋コースでは、フィレ(160g)、又は、サーロイン(200g)が前菜2品と季節のサラダ、デザート、コーヒー付きで、上質のサービスと共に、とてもリーズナブルで楽しむことができます。室内のインテリアも私好みで、とっても渋めで素敵です。

また、いつか。。。。今度は気の合った仲間との語らいの場にピッタリ。。。なんて考えています。。

 

01910月25日のモーツァルトハウス(東京)
岡山潔先生のご逝去・・・♡♠♤
昨年101日に亡くなられた岡山潔先生のメモリアルコンサート(岡山先生の思い出とともに)が、1周忌となる2019年10月1日、杉並公会堂大ホールで山田和樹指揮、岡山潔メモリアル・オーケストラ(特別編成による交響楽団)によって行われました。素晴らしい演奏で、また舞台と観客のみんなが心が一つとなった感動のコンサートでした。

岡山先生と私たち夫婦のご縁は、何と言っても2006年から毎年欠かさず先生が音楽監督をされていた「リゾナーレ音楽祭」に参加したことで、毎年、毎回、どれ程の感動的な時間を過ごさせて頂いたことか、言葉では言い尽くせません。

また以前所属していたモーツァルト愛好会の例会にも2回ご出演して頂き、ハイドンセットの「狩り」や、弦楽五重奏曲K515等を演奏して頂き、その時の感動も今も忘れることはありません。

今日「岡山潔の軌跡」とタイトルにされた第2巻のCDが岡山先生の奥さまであり、ヴァイオリンのパートナーでもいらした服部芳子様から届き、感謝の気持ちで一杯です。

2015年に杮落としとなった札幌のふきのとうホールは、岡山先生がプロデュースされたホールで、そこでの公演を聴きに出かけ、我々夫婦は函館、札幌、小樽と巡る思い出の北海道旅行をしました。そのふきのとうホールでも10月3日には室内楽の夕べと題してメモリアルコンサートが行われ、小林道夫、玉井菜採、佐々木亮、河野文昭さんらリゾナーレ音楽祭でお馴染みの面々が出演されたそうです。

お送り頂いたCDには、ヴェートーベン、シューベルト、モーツァルト、シューマンの曲が入っていて、昨年春に病床にある岡山先生がCD制作を依頼し、CDの完成を待たずして10月1日に先生は亡くなってしまわれ、本年3月に完成されたものだそうです。

ライナーノートの巻頭には小林道夫さんの『岡山さんから学んだこと』と題した文章が載っていますが、最後には私たち夫婦がこよなく愛した「リゾナーレ音楽祭」について、『何故ジャーナリズムが音楽祭記事の中にとり上げないのだろうと思っていたが、終わってみて考えると、あれは世の常の音楽祭のレヴェルとは次元の違く集まりだったのだと思う』。と、語られていて、印象的でした。
                         

単なる楽器の音を卓越したところで響いている彼の音は、最後まで私のあこがれであった。
 2019年9月  岡山芳子  (ランナーノートの最終頁、「みなさまへの感謝」より)
岡山潔弦楽四重奏団を結成し、他のメンバーは変わっても、第一ヴァイオリンが岡山潔、第二ヴァイオリンが服部芳子として、常に隣で奏でていた奥様から捧げられた言葉です。胸があつくなります。。

01979日のモーツァルトハウス
七夕も過ぎ・・・♡♠♤
77日にはサントリーホールでの「イマジン七夕スペシャル・ロマンティック4大協奏曲」を聴きに行って来ました。素敵なコンサートでした。雨の降る最悪のお天気の日でしたが、ホールはほぼ満席で、日曜の午後のひと時を、世界を舞台に活躍するソリストによる極上の音楽を楽しみました。

モーツァルト「オーボエ協奏曲」、メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」、そして後半はロドリーゴ「アランフェス協奏曲」、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」のプログラムです。この4曲の協奏曲に惹かれてきた方も多いと思います。

イマジン七夕コンサートは毎年行われていて、私は初めてでしたが今年で第15回目だそうです。この日は、私はモーツァルトのオーボエ協奏曲ももちろんお目当てでしたが、正戸里佳さんのヴァイオリンを聴きたくて出かけました。正戸さんはパリ国立高等音楽院卒業後、パリと日本を拠点に活躍中で、17歳でパガニーニ国際コンクールで第3位、16年ドミニク・ベカット国際コンクール第1位に輝く、若手実力派ヴァイオリニストさんです。綺麗な澄んだヴァイオリンの音色が大きな魅力でこれからも楽しみなヴァイオリニストさんです。1023日には東京文化会館小ホールでピアニストの岡田将さんとの共演でリサイタルが開かれます。こちらではベートーヴェン、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを聴かせてくれるそうです。

東京もずっとこれから2週間ほどは気温の低い梅雨空が続くそうで、こんな夏は東京よりも更に湿気に富んだ軽井沢には足が向かなくなります。軽井沢はやはり避暑地で、夏の暑さを逃れて、爽やかな高原の風を心地好く肌で感じてこその場所で、そんなカラッとした夏が早く来てくれないかなと思います。

軽井沢のワイルドな我が家の庭に咲く薔薇達はせっかく咲いたのに、今頃はどうしているのだろう案じています。モーツァルトの薔薇も、コンスタンツェの薔薇も、アンジェラの薔薇も、せっかく咲き始め可愛い姿を見せていてくれたのに、この長雨にあたって打ちひしがれていないか心配です。植えたばかりのジュンベリーのその後も心配です。

 

01971日のモーツァルトハウス
モーツァルトを聴くしあわせ!・・・♡♠♤
ここの所、お天気もうっとおしく気持ちも滅入ってしまいそうですが、それだけではなく他にも、友人が急に体調を崩して楽しみにしていた会う約束がキャンセルになったりすることがあり、寂しい思いをしていました。この時期は本当にいろんな気候の要因で体を壊す人が多いですね。私も気を付けたいです。体調管理が大事ですね。栄養と睡眠を充分とり身体に負担をかけないことも大事です。精神面ではこんな時にこそ癒してくれるのが私にとってはやっぱりモーツァルト。一般的に、音楽は喜びを何倍にもしてくれ、哀しみをも癒してくれるものですが、音楽の中でもやっぱりモーツァルトはピカいちです。

今朝は、ヴァイオリン・ソナタK454の第3楽章で癒されています。元気がでてきました。そしてこんなじめじめした天気の日は、活発な音の音楽より、かえって静かに心に響く低い音域の曲が体にも心地好いように思います。ホルンの音色の様な。

ホルン五重奏曲K407を聴いていると誰かに肩を叩かれて優しく励まされている様な気持ちになります。そして第2楽章のメロディにはモーツァルトの優しさがにじみ出ていて優しい旋律をまるでモーツァルトが歌っているかのようです。ザルツブルク時代に知り合い、ウィーンで再会し、親しくしていたホルンの名手ロイドゲープのために書いた曲ですから、愛情溢れた曲に出来上がったのでしょうか。楽譜の中にはモーツァルトがロイドケープをからかうようなユーモラスな演奏指示をしていて、二人の信頼関係がよくわかります。

死ぬということはモーツァルトを聴けなくなるということ・・、でも私にとっていつも思うのは、生きているということはモーツァルトを聴けるということ。生きるとはモーツァルトを聴く幸せを日々感じて生きることに他ならない。

「モーツァルトは赦し」と内田光子さんがインタビューで話しているそうですが、2006年にモーツァルトハウスである方がそれに加えて、「ベートーベンは愛、モーツァルトは赦し、バッハは歓び」とおっしゃいました。それ以来ずっと心に留めていましたが、モーツァルトは私にとっては、愛も赦しも歓びも、そして幸せをも与えてくれるものに思えます。

0196月21日~627日のモーツァルトハウス
深緑の中で!・・・♡♠♤
雨模様の日が続く軽井沢ですが、時折太陽が顔をのぞかせると、木々の間から差し込む柔らかな日差しに心が洗われる様です。そんな晴れ間を利用して緑美しい万平ホテルに行ってきました。軽井沢でお気に入りの場所です。

 

 

帰りは、カフェで一番人気のアップルパイをお土産に買って来ました。

結婚記念日には信州牛を食べさせてくれるお店に行って来ました。駅からほど近いホテルの1階にあるしゃぶしゃぶのお店です。

ガラス越しに見るお庭の緑が美しいお店でした。いろいろな種類の植栽があったので、名前を知りたくてお尋ねしたら親切に教えてくださいました。赤い実をちょうど付けている木があって、鳥が実を食べに何度も来ていました。ジュンベリーという木だそうで、ブルーベリーより育てやすいですよと教えてくださったので、早速翌日ホームセンターで見つけて買って来ました。

ジュンベリーは、若葉も綺麗で、春には白い可憐な花が咲き、そして今頃は真っ赤な甘い実をつけ、秋には紅葉も綺麗だとか。翌日、晴れ間をみて日当たりの良さそうな場所に植えてあげました。今年はもう終わってしまいましたが、来年の楽しみが一つふえました。

モーツァルトの薔薇もようやく咲き始めました。軽井沢の薔薇たちは、ちょうど咲く時期が梅雨時なので、せっかく咲いても雨に打たれてしぼんでしまい、本当に可愛そう。軽井沢では薔薇に傘をさしてあげているお家があるそうです。何十本もの傘を庭中にさしているそうです。こういう努力で、丹精込めた綺麗なお花が咲くのですね。やっと咲いたモーツァルトの薔薇(左)と昨年植えたアンジェラ(右)という薔薇です。

サルやイノシシが出没して折角蕾をつけた百合の花をもぎ取り荒らしていくそうで、中軽井沢や星野に住んでいる友人が嘆いていました。百合は蕾をつけあともう少しと咲くのを待つのも楽しみの一つです。東京に行っている留守の出来事で、軽井沢に戻ってみたら・・・そんなことになっていたら本当にガックリしますね。。。うちの周辺はシカは出ますが、サルもイノシシも今のところは出ませんが、いつかはと思うと不安です。蜂も怖いです。

0196月15日のモーツァルトハウス(東京)
ストレス・フリー!・・・♡♠♤
会員でありながらモーツァルト協会の例会を2月から欠席していました。協会は9月から6月まで年10回演奏会があり、78月の2ケ月は夏休みです。夏のバカンスを楽しみなさいというヨーロッパ式の長期休暇のようなものでしょうか。

確かに暑い夏は外出も大変ですし、モーツァルトの音楽は各自楽しむとして、夏の間はそれぞれのプランで夏休みをという、粋な計らいの様な気もします。事務方の方々にとっても骨休み的な、良い夏休みになっているといいなと思います。

さて、617日(月)は、その今年度の最期の例会の日になります。しばらく休んでしまった例会に,私一人ですが久しぶりに出かけてみようかと思っています。お蔭様でいろんなことが元に戻って来ました。精神的にもゆとりが出て来ると、やっぱりモーツァルトを聴きに出かけたいという思いに自然になるものなのですね。

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17日(月):1845分開演、東京文化会館小ホールです。「バケッティのピアニズム」のタイトルで、モーツァルトのピアノソナタ、幻想曲、ロンドが演奏されます。
”ストレス・フリー”がメンタルの上でいかに重要かも感じます。大きなものを乗り越えると人間強くなると言いますが、お蔭様で、今”ストレス・フリー”ともいえる状態です。許容範囲が広くなり、ある種捨て身の気持ちが大きな精神力になっっている気がします。

0196月14日のモーツァルトハウス(東京)
梅雨の晴れ間!・・・♡♠♤
木に咲くお花が好きです。桜、梅は勿論、一番は栃の木に咲く花かな~。栃の木は西洋ではマロニエとも呼ばれる木で、丁度5月末から6月にかけてマロニエの花が咲く頃旅行した時に、パリや、ドイツのマンハイムで初めてみた時は感激し胸が震えたのを憶えています。

あまりの大木で、今まで見たこともない何十mもの大きな木に、赤いマロニエの花が上を向いてつんと数え切れないほどたくさん咲いていたのを見上げた時の驚きと感動は、今でも蘇ります。

大きな白い花を咲かす朴ノ木(ほうのき)、タイサンボク、また軽井沢ではお馴染みのこぶしや花ひょうたんぼく、やまぼうしやハナミズキ、今の時期は軽井沢ではミズキの花が咲いていますね。そして8月にはミナズキ、白い花が美しい夏椿や沙羅双樹、そして今はクチナシが甘い香りを漂わせて咲いていますね。

一日15分から30分でも、散歩とまでいかなくても、家の周りをぶらぶらするだけでもいいのだそうです。日光を浴びることで人間の身体に必要なビタミンDが摂取できるのだそうです。健康法ですね。それなら出来そう。ご近所のお家のお庭を覗き見?しながら歩き回るだけなら毎日でも出来そうです。

春にいち早く咲く、モクレンも忘れていました。白とワイン色がオーソドックスですが、黄モクレンもあって、黄色い花があまりに美しく、こんな木が自分の庭にも1本あったらいいなと思ったこともありました。

我孫子にいた当時、黄モクレンの木を植えているお家が、南仏風のオレンジ色の屋根のオシャレなお家で、黄モクレンの咲く頃、お家とモクレンがとってもマッチしていて、あまり素敵なので写真を撮らせてもらったことがありました。

木に咲くお花がやっぱり好きです・・・
♡♠♤


 

0196月12日のモーツァルトハウス(東京)
庭の工事!・・・♡♠♤
日常に戻ったら、あれもする、これもする・・と言ってた主人がいろいろと行動を開始しています。積極的に取り組み、まるで別人です。これも”生きているのは当たり前”から、”生きている幸せ”に転じたからこその湧き出て来るエネルギーなのかも知れません。

いちいち何をしたとは秘密もあり、全ては明かせませんが、家関係が今の所一番多く、スケッチを描き、温めていたものが庭の工事でした。15坪ほどの小さな庭ですが、地盤レベルを下げる工事で、私のためにお花を植えるスペースも少し広げてくれました。

薔薇もだいたい終わってしまった時期で、梅雨に入る前には終わりたいと希望していた通り、梅雨入りとほぼ同時に工事も完了しました。
庭に咲く花々を眺める時間も貴重な癒しの時間です。日々成長を楽しみに眺めています。小さな幸せです。

0196月12日のモーツァルトハウス(東京)
生きている幸せ!・・・♡♠♤
テレビを見ていたら、グループで活躍した元アイドルが引退から41年経った今、ソロ・デビューコンサートをし、それに駆け付けたほぼ50代の男性が口々に「生きていてよかった・・こんな瞬間にまた立ち会えるなんで、幸せだ・・」と興奮気に語っていた。その言葉がとても印象的に思えました。

仕事での試練、悩み苦しんだことも、病気も人並みにあっただろう今までを振り返り、「こんな幸せに出会え、生きていてよかった・・」と語っていた姿は、本当に実感がこもった言葉に聞こえました。

さて、自分もこんな風に「生きていてよかった・・」と思えることが今までに何度あったろう。いいぇ、一度でもあったなら幸せではないだろうか。生きててよかったなんて、そんなにいつもいつも、何度も味わう事ではないと思うし。

綺麗な風景に出会った時、素晴らしい体験をした時、素晴らしい演奏を聴き、拍手しながら止めどもない涙があふれ来る時、旅先での幸せな体験など、それぞれがこれ以上の幸せはないと感じた瞬間に、「あァ~!生きていてよかった!!」と感じるもの。

総じて自分の人生が終わりを告げる時に、私は、「人生を豊かにしてくれたモーツァルトに出会えてよかった、幸せだった」そう思えるのだろう。そして人との出会いも同じ。あなたに出会えて私は幸せだった~、そう思って幸せが込み上げることこそ、また人としての幸せだと思う。

そう思える人にさて、あなたはこの世で出逢っていますか?そう思える人が何人いますか?そして、生きていてよかったと思う瞬間を体験していますか?


健康こそ生きている実感を味わえる大切な要素かも知れませんね。”生きていてこその、生きていてよかった”なのです。そのことを思い、生かされていることの幸せを感謝する毎日。”生きているのは当たり前”ではなく、生きている、そのものが幸せなのです。これ以上の幸せはないのです。
♡♠♤

0196月9日のモーツァルトハウス(東京)
次回にはモーツァルトを!・・・♡♠♤
調布国際音楽祭2019で、モーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐」に出演する、コンスタンツェ役のソプラノ歌手、森谷真理さん。二期会の「サロメ」でもタイトルローを歌われました。
朝日カルチャー新宿校では、「注目のプリマ、森谷真理と語るヴェルディの魅力」と題して、ご自身のキャリア、そしてヴェルディについて語り、おまけにヴェルデイの名曲をたっぷり歌ってくださる講座があるです。伴奏は、日本を代表する名ピアニストのおひとり河原忠之さんで、講師が加藤浩子先生で、贅沢なレクチャーコンサートです。
日時は、712日(金)16:00~17:30です。

この「レクチャー・コンサート」は、40人位の部屋で、話題のプリマの素顔に触れ、また目の前で歌ってくれるという本当に贅沢なもの。終了後は懇親会も予定しているそうです。どんなお話が飛び出すか、そして話題の森谷さんの素顔は?歌も楽しみです
。♡♠♤
次回には、モーツァルトのお話や、アリアを歌う企画を是非して欲しいと思いますね。

0196月8日のモーツァルトハウス(東京)
おめでとう!・・・♡♠♤
ヴァイオリンの大江馨さんが、レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクールで3位を獲得しました。特別賞(委託)もです。レオポルト・モーツァルトコンクールは、モーツァルトのお父さんの故郷アウクスブルクで開かれ、ヴァイオリンの国際コンクールでは権威のあるコンクールです。

大江さんはモーツァルトと同じ誕生日で、モーツァルトには特別な思い入れ、特別な愛情を持って演奏している演奏家と紹介してきましたが、このコンクールへの挑戦、そして結果をみると、さすが大江さんと思ってしまいます。

素晴らしいですね。本当におめでとうございます!
ますます731日の上田市でのコンサートが楽しみになってきました。心から祝福を贈りたいと思います

0196月5日のモーツァルトハウス(東京)
上田市、サントミューゼ・・・♡♠♤
上田市に平成26年に誕生したサントミューゼは、コンサートホール(大、小)、レッスン室、会議室、また美術館などを併設した近代的な芸術の複合施設で、特にコンサートホールでは魅力的なコンサートをしていて前から行ってみたいと思っていました。その機会がやっと訪れ、731日(水)19時開演の「反田恭平 with MLM ナショナル管弦楽団」の公演のチケットを購入しました。

プログラムは、ベートーヴェン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番、ポッケリーニ:八重奏曲「ノットゥルノ」、モーツァルト:ピアノソナタ第8番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番などです。

出演は、反田恭平さん(ピアノ・指揮)、に加え、世界で活躍中の20代前半の若手ホープが勢ぞろいしています。1ヴァイオリンは、岡本誠司さん、大江馨さんが務めますが、岡本誠司さんは5月にベルギーであった「王妃エリザベート国際ヴァイオリンコンクール」でファイナル12人に選ばれ、最終的には入賞こそ逃しましたが、その実力は世界に誇れるものと思います。セミファイナルでは、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番を情感溢れる、魂を込めた演奏で、動画で聴きましたが(観ましたが)、大いに感動しました。

大江馨さんと言えば、日本音楽コンクールのヴァイオリン部門の覇者で、127日生まれの大江さんは同じ誕生日であるモーツァルトに特別な愛情を持って演奏し続けていらっしゃる、若きホープです。現在は、ドイツのフランクフルトの郊外クロンベルクという中世の街で、クリスティアン・テツラフに師事しています。

クリスティアン・テツラフ氏は、来日しN響とも共演され、べートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」を演奏した映像をみたことがあり、ダイナミックでありながら繊細さを秘めた魅力的なベートーヴェンだったのが印象深いです。

隣接の上田市立美術館では、7/27日~9/1の間、「没後100年 村山槐多展ー驚きの新発見作品を一挙公開ー」も開催されているので、是非観てこようと思い、こちらも楽しみです。

村山槐多は上田市に縁のある夭折の画家で、わずか22歳でこの世を去りました。上田から塩田平を車でずっと走ると、無言館(館主:窪島誠一郎)のすぐそばに「槐多庵」の赤い建物があります。2度ほど訪ねたことがありますが、いつか折をみてまた行ってみたい大好きな場所です。高台から塩田平を望むその景色は、日本人の心の故郷のようで、何時までも忘れられない信州の風景が広がっていました。

0196月4日のモーツァルトハウス(東京)
我が家のすぐれもの・・・♡♠♤
ロボット掃除機を買いました。良く働きます。隅々までこまめによく動いてくれます。優れものですね。大事にいたわってあげたい気持ちにになります。♡♠♤

 

0196月3日のモーツァルトハウス(東京)
調布国際音楽祭・・・♪♡♠♤
昨年は調布国際音楽祭のフィナーレを飾るべく、エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人氏が指揮&チェンバロで、モーツァルトのオペラ「劇場支配人」を楽しみましたが、今年も調布国際音楽祭2019でもモーツァルトのオペラを取り上げています。

「後宮からの誘拐」で、演出は田尾下哲さん、指揮&セリムが鈴木優人さんですからすごいです。歌手も粒ぞろいで日本人のテノールとしてイタリアでも人気の櫻田亮(ベルモンテ)、メトロポリタンで「魔笛」の夜の女王を歌われ、ヨーロッパの歌劇場でも活躍の森谷真理(コンスタンツェ)など人気、実力ともにすごい歌手が出演します。

優人氏のお父様である鈴木雅明氏は、バッハ・コレギュアム・ジャパンを率い、バロック音楽の演奏者として日本だけではなく世界的にも活躍の方ですが、息子さんの優人さんはモーツァルトものも取り上げるなど、マルチな才能を発揮し、36歳という若さです。モーツァルトの「レクイエム」の指揮や、モーツァルト協会では「モーツァルト「レクイエム」を完成する事は可能なのか」というテーマで講演会もされています。

今年の調布国際音楽祭2019も、モーツァルト好きにも目が離せない音楽祭になりそうです。
「後宮からの誘拐」は、628日(金)15:00629日(土)14:00で、調布市文化会館たづくりくすのきホールで上演されます。

019528日~30日のモーツァルトハウス
新緑のなか・・・♪♡♠♤
一年中で今が一番美しい軽井沢。新緑の美しさは格別です。気持ちまで清々しく、心が洗われる思いです。そんな軽井沢での休日を楽しんできました。

 

019520日のモーツァルトハウス(東京)
寄り添うように・・・♪♡♠♤
モーツァルトの薔薇が満開になっています。その隣に仲良く寄り添うようにコンスタンツェ(モーツァルト夫人)の薔薇も咲いています。ちょうど今が見頃です。

柚子の花も満開です。あま~い香りが漂っています。秋の収穫が楽しみ、姫柚子なので小さい可愛い柚子です。庭を眺めるのがいま一番の楽しみになっています。♡♠♤



0195月11日のモーツァルトハウス(東京)
音楽祭・演奏会様々・・♪♡♠♤
群馬県の草津温泉でくりひろがれる「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」は今年で第40回を迎えます。8/17~31まで2週間、湯煙のたつ草津温泉で高原の空気を胸いっぱいの吸いながら楽しむ魅力的な音楽祭です。もう40回というのも今各地で華やかに催されている音楽祭の先駆け的な存在で、長い歴史も注目に値します。

でも、今年のテーマは「バッハからシューベルト」。40回を迎えるにあたり、初心に帰るという意味で、第1回目のテーマのヨハン・セバスティアン・バッハと、今年はウィーン・フィルからトップ奏者が集まったということで、バッハと共にテーマにウィーンで活躍した作曲家のシューベルトを選んだそうです。

残念ながら2週間の日程の内、モーツァルトの演奏は1曲もない寂しさです。

富山県宇奈月温泉でのモーツアルト音楽祭2019の日程は914日(土)~916日(祝)です。敬老の日の3連休の時ですので、宿などの予約はお早目が宜しいかと思います。15日~16日の2泊で出かけようと思っています。今年はメモリアルな年で、第10回目となりました。きっと特別な盛り上がりを見せてくれるのではと思って今から楽しみです。私たちも今年で8回目で、もう8年間通って、今や欠かせない年中行事となりました。

東京・春の音楽祭での演奏が印象的だったフルートの小山裕幾さんのリサイタルが故郷の長岡であります。お二人の素晴らしい春の音楽祭でのデュオの余韻がまだ冷めやらぬ感じですが、イ・ジナさんも今回出演されます。ピアノは斎藤龍さんです。
7月26日(金)長岡リリックホール・コンサートホールで、19時開演です。こちらには是非出かけたいと思っています。歴史ある長岡ですから、歴史散策と、また美味しい食の数々にも期待しています。

 

0195月7日のモーツァルトハウス
季節外れの雪♪・・・・♡♠♤
長野県地方は昨晩から今朝にかけて激しい雷雨で、5月では珍しいひょうも降りました。今朝起きたら雪も降った形跡があり、ビックリ!せっかく芽吹いた若葉や桜も、思いがけない花散らしの風で散らされてしまいました。春の嵐です。それでも、夕方にはお天気も落ち着き、テラスで寛いだ時間がもてました~

0194月23日~58日のモーツァルトハウス
屋根のない病院!♪・・・・♡♠♤
10連休も終わりました。渋滞を避けて4月23日から早目に軽井沢に移動していました。今までになく長く軽井沢で過ごしましたが、元号も令和になり心新たになりました。今年は大賀ホールでの「春の音楽祭」では嬉しい事にモーツァルトの演奏日が429日(祝・月)と54日(土)とあったのでコンサートも楽しむことができました。

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日の大賀ホールは、「オール・モーツァルトプログラム」でした。交響曲「ジュピター」「ハフナー」、ピアノ協奏曲「ジュノム」の3曲。大野和士指揮&東京フィルハーモニー管弦楽団、ソリストは小山実稚恵で、平成最期のコンサートに相応しい大変熱気にあふれた素晴らしい演奏でした。大野和士さんは大賀ホールデビューとなりました。

4
日は、軽井沢チェンバーオーケストラによる「フルート四重奏曲第1番」、「フルート四重奏曲第2番」、そして「クラリネット五重奏曲」で、こちらもモーツァルトファンには人気の高い曲で、特に「クラリネット五重奏曲」は、モーツァルトの室内楽の最高位に位置する名作と、当日の解説に書かれていました。

晴天にも恵まれ、周辺の桜も満開となり、春爛漫を肌で感じ、春の空気を胸いっぱいに吸いこんで、モーツァルトの音楽に癒され、こちらも令和の始まりに相応しい清々しいいいコンサートでした。

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30日の平成最期の夕食は、万平ホテルの「熊魚菴(ゆうぎょあん)・たん熊北店」で鉄板焼きコースを楽しみました。食材にこだわり、丁寧に目の前で調理され提供される料理はどれも極上で、こちらも平成の締めくくりに相応しい思い出の晩餐となりました

こんなに長くゆっくりできたのは初めてで、澄んだ空気の中、日々木々の芽吹きを肌や目で感じながらオゾンの中で過ごす毎日は楽しく、これ以上の解放感、リラックスタイムはありませんでした。かつては軽井沢を愛した宣教師のショー牧師が「軽井沢は屋根のない病院」と表現したそうな。
その言葉を身を持って体感できました。澄んだ空気や緑に包まれた美しい自然と一体となる幸せ、充実感、そしてその心地よさに、いつも以上に離れがたい思いを抱きました。

食通のご夫妻から以前、軽井沢のお薦めグルメをリストアップしたものを頂いておりました。機会がなく今日に至っていましたが、7日にはその中の2軒ほどのお店に行ってみました。

ランチを「一品香(いっぴんしゃん)」で、そして帰り道に、「ケロケロキッチン」に寄ってみました。「ケロケロキッチン」は連休も終わった翌日でもあったせいかあいにく臨時休業となっていましたので、次回までのお預けとなりました。

「一品香(いっぴんしゃん)」は駐車場が4台と、こじんまりとしたお店と思いきや、中に入ると3つのスペースに仕切られている活気のあるお店で、地元から別荘族まで幅広い層に愛されている店と感じました。
明るく、こぎれいなお店の雰囲気にも好感を持ちました。美味しい中華を頂き満足でした。また行ってみようと思います。

平成の世が終わり、日本中が祝賀ムードに包まれ令和が始まりました。争いのない、平和で、そして幸せな、モーツァルトの音楽のような時代になることを祈っています。

0194月18日のモーツァルトハウス
静かにモーツァルト!♪・・・・♡♠♤
今年になって初めての軽井沢。こぶしも桜もまだまだこれからです。ようやくフキノトウを見つけました。少しだけ雪も残っています。春まだ浅い軽井沢で静かにモーツァルトを聴いています。

 

は~るよこい♪♪は~やくこい♪♪・・春が待ち遠しい。

0194月14日のモーツァルトハウス(東京)
演出家の進出!♪・・・・♡♠♤
モーツァルトの時代には演出家なる存在はいなかった。そうした仕事は作曲家、作詞家、指揮者、あるいは歌手や興行師たちの自発的な行為であった。こんなお話で始まった第1回目のモーツァルト講座。海老澤敏先生による朝日カルチャー新宿校での「モーツァルトの傑作オペラ万華鏡」がいよいよ始まりました。
これから1年間、モーツァルトのオペラを順を追って様々な切り口で語って下さいます。

演出家の出現は、なんと、19世紀の終わりごろだそうで、グスタフ・マーラーやリヒャルト・シュトラウスが世紀末の時期に、ウィーンやミュンヘンでオペラを指揮した頃、オペラの主役は、すでに演出家の名前も伝えられてはいたとしても、指揮者自身であったという。その時代の後に指揮者に代わって、その存在が大きくなって行き、ついには主導権を握る様になったのが演出家なのだそうです。

「・・・・・・・20世紀以降、演出家の存在が肥大化し、現今、様々な弊害を生み、過度なそして作曲家の意図を無視するような演出が横行している。モーツァルトの音楽の流れを阻害しない公演こそ、今、私たちが切に望んでいるものであろう。・・・・・」(ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ日本公演(2008年)プログラムより、《モーツァルト・オペラの奇蹟と魅力ー「フィガロの結婚」と「魔笛」-海老澤敏》)

昨今、オペラファンの不満はその演出にあるように思います。行き過ぎた演出による音楽をないがしろにした舞台に憤りを覚える事もしばしば。こうして考えると20世紀から100年かけて大きくなってきた演出家の存在。さて21世紀にはどうう変って行くのか?行かないのか?

海老澤先生のこれからの講座も楽しみです。
♡♠♤

0194月13日のモーツァルトハウス(東京)
やっぱりモーツァルト!♪・・・♡♠♤
410日には、天皇陛下の即位三十年を祝う式典が開かれ、内閣総理大臣や、ノーベル医学賞受賞者の山中伸弥京大教授など各界の著名人が祝辞を述べられました。映画監督の北野武さんも祝辞を述べられたお一人で、そのスピーチがテレビなどで大きく取り上げられましたね。天皇皇后両陛下への感謝を述べられたましたが、ユーモアを交えながらも、国民の気持ちを代弁してくれているようで感動した人も多かったとのだと思います。

式典は、財界を中心とする民間企業と議連(超党派の国会議員)が共催し、参加者は国会議員、財界関係者1800人で、国立劇場で開催されたもの。モーツァルトのクラリネット協奏曲K622の演奏で始まりました。演奏は、NHK交響楽団とクラリネット奏者の伊藤圭さんで、宮城県のご出身のクラリネット奏者だそうです。

祝賀式典に最も相応しい曲としてモーツァルトクラリネット協奏曲が選ばれたのは良いですね。但し、後半には歌手の松任谷由美さんやゆずが祝賀コンサートを行い、天皇皇后両陛下の詠まれたお歌に音楽プロデューサーの松任谷正隆さんが作曲した曲も演奏され、こちらが話題になり、クラリネット協奏曲の方はほとんど報道されなかったのは、寂しかったですね。

0194月11日のモーツァルトハウス(東京)
満開の桜の下で!・・・♡♠♤
329日(金)には、東京・春の音楽祭に行って来ました。折しも上野公園が満開の桜で埋め尽くされ、傍らでは、夜桜を楽しむ人々で賑わうなか、上野の森美術館展示室で「小山裕幾&イ・ジナ~現代美術と音楽が出会うとき」のコンサートが開かれました。

プログラムはバロックと現代音楽の微妙に混ざり合ったもので、現代曲の難解な超絶技法と、バロックの渋さ、奥深さの対比した妙も楽しむことができ,、他では味わうことができないとても素晴らしい演奏会でした。

さすが息があっていて美しいDUOと、音量の凄さ、迫力に満ちたフルートの音色にも絶賛の声が上がっていました。これからこのお二人は日本のみならず世界に進出して活躍して行くのではと予感させられました。

フィンランド放送交響楽団の首席フルーティストとしての活躍も目覚ましく、春の音楽祭には常連さんとなりつつある小山裕幾さんと、奥様でもあるイ・ジナさん、これからもそれぞれが、そしてこうしてDUOでも、美しく澄んだフルートの上質な響きを聴かせて頂きたいと思います。

0194月10日のモーツァルトハウス(東京)
講座のご案内!・・・♡♠♤
加藤浩子先生の4月からの講座のご案内です。4月からは2回シリーズで「イタリア統一とヴェルデイのオペラ」が始まります。第1回は4/11(木)、第2回は5/9(木)どちらも13時~14時半で、朝日カルチャーセンター新宿校での講座です。

そして4/22(月)には「チェチーリア・バルトリ」の講座があります。デビュー以来ずっと世界のオペラ界の第一線で活躍し続けている驚異的な歌手、バルトリに迫ります。
こちらもこうご期待で、楽しみです。

0194月4日のモーツァルトハウス(東京)
癒しのお花たち!・・・♡♠♤
花冷えが続き、桜も長持ちしていますが、庭に咲く春の花々も長持ちして目を楽しませてくれています。「レウシア」は北アメリカに咲くお花です。かんざしにしたいような可愛らしいお花ですね。お花屋さんで見つけて可憐な姿に惹かれて買ってしまいました。

 

0193月13日のモーツァルトハウス(東京)
ラナンキュラス!・・・♡♠♤
切り花にもなっている今人気のお花「ラナンキュラス」。和名がハナキンポウゲ(花金鳳花)で、キンポウゲ科のお花です。色も多色で薄紙のような繊細な花びらが幾重にもなっている花姿にも惹かれます。春を感じて思わず買ってしまいました。

 

0193月5日のモーツァルトハウス(東京)
朝はやっぱり!・・・♡♠♤
朝食はご飯と決まっている我が家では味噌汁は欠かせません。味噌汁は、腸を整え、免疫力アップ、血液サラサラ、冷え性を改善、疲労回復、美肌にも、肝臓を元気にと、良いこと尽くし。

こんな私にピッタリの本を見つけました!「カラダに効く味噌汁」です。

0193月3日のモーツァルトハウス(東京)
けなげに咲く!・・・♡♠♤
雨の中、沈丁花の花が咲き始めています。昨年植えたヒアシンスの球根も地面から可愛い芽を出し始めています。生命の力強さを感じます。庭先から春の訪れを感じています。

 

019月2日のモーツァルトハウス(東京)
楽しみな新講座!・・・♡♠♤
来期の海老澤敏先生のモーツァルト講座は「モーツァルトの傑作オペラ万華鏡」です。

「古典派の代表音楽家モーツァルトの幅広いジャンルの作品の中でも、オペラはとりわけ重要な位置を確保しています。ところがその20数点にのぼるオペラ作品はCDやレコードでは全曲聴くことができますが、オペラ観賞にふさわしい映像で観ることができるのは比較的限られた作品なのです。

今回はそうした点を顧慮しながらも、さまざまな形で映像化された作品を選び、まこといろんな演出も取り上げるとともに、またオペラ映像を離れたものにまで対象に加え、名作がいかにポピュラー化されているかについても楽しんで頂こうと考えています。」 (講師・記)

4月期テーマ〉

4/13 モーツァルトのオペラ作品を観て楽しもう はじめに一言
4/27 『バスティアンとバスティエンヌ』K50 12歳の神童オペラの驚き
5/11 『後宮からの奪還』K384 〈東方オペラ〉の頂点(その1)
5/25 『後宮からの奪還』K384 〈東方オペラ〉の頂点(その2)
6/22 『クレタ王イドメネーオ』K366 〈オペラ・セリア〉を超えるセリア物(その1)
7/13 『クレタ王イドメネーオ』K366 〈オペラ・セリア〉を超えるセリア物(その2)

9月からは、『フィガロの結婚』、『魔笛』、10月期から『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』、『ティート帝の慈悲』と、1年間続いて行きます。

こうご期待ですね。楽しみです。
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01914日のモーツァルトハウス(東京)
話題の指揮者!・・・♡♠♤
昨晩は、いま初来日で沸きに沸いている鬼才の指揮者テオドール・クルレンツィスの公演を聴きに行きました。サントリーホールは久しぶりです。テオドール・クルレンツィスはギリシャ生まれ。ロシアのペルミで自ら組織した管弦楽団ムジカ・エテルナと共に今回初来日し、カリスマ的な存在で世界中から熱い視線を浴びている超旬な指揮者です。昨年のザルツブルク音楽祭2018でも、モーツァルトのオペラ「テイトの慈悲」の指揮で話題をさらったのも記憶に新しい。

東京都内での3公演は共に即完売でチケットは入手困難で諦めていたのに、友人が急遽行けなくなった方のチケットを私に回してくれました。プログラムはオール・チャイコフスキーで、いつものモーツアルトではありませんでしたが、ものすごいエネルギーで圧倒されました。生きるエネルギーをもらい元気が出てきました。行って、本当に良かった。