一日のスタートは~♬

朝のスタートの曲は、ここの所、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番の第二楽章、ロマンスがお気に入りの曲になっています。

貞次さんが、「それは、短調で始まる暗く悲劇的な低音域から穏やかなロマンスに変わっていき、そしてまた激しい上昇音階で終わる。シンプルでありながらこの上ない美しい旋律の移ろい・・・」と表現したあの曲の、第二楽章で、ロマンスと題され、この曲の中でもとても愛されているもの、そうです、あの「アマデウス」の映画のエンディングに流れ、映画の余韻を心ゆくまで楽しんだ、あの楽章です。

和合治久さんは、この曲を、グルダのピアノ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮をアバドでの演奏をチョイスしています。グルダのピアノで聴くモーツァルトですが、私はとても気に入っています。朝の目覚めの曲として、メロデイは勿論のこと、タッチが柔らかくて包み込んでくれる温かさがあります。

♡、昨晩は11時過ぎに激しい揺れがあって、東京は震度4の地震でした。ニュースをみて、その後も不安な夜を過ごしましたが、朝は、いつも通りにこのロマンスを聴きました。
今日も穏やかに過ごせますようにとの思いで聴きましたが、いつ聴いても、何度聴いても、飽きることのない、不滅の名曲だと思います。貞次さんも愛した曲、大切にしていきたい。