ラグジュアリー・スティ♪♡

今回、京都のお宿は、「ふふ京都」。オシャレなお宿として、巷でもちょとした話題に上るふふである。奈良、熱海、日光、河口湖、箱根と人気のスポットにあり、私は今回この宿に泊まるのも京都行きの大きな目的にしていた。

でも、キャンセルしてしまっていたので、再度行くと決めた時には、もう残念ながら空はなくやむなく他のホテルを予約し、ギリギリまでチェックをしていたら、行く直前に一室、コンフォートツインに空が出た。すかさず予約したが、本当にラッキーだったと思っている。この時点で、一緒にキャンセルした「ふふ奈良」は最後まで空はでず、諦めたが、自分の身体の調子を思うと、結果的に京都2泊で、正解であったと思う。「ふふ奈良」は、隈健吾氏設計の建物も見事なようで、一度は訪れたい。

このふふは、どこのお宿も、全ての部屋は、檜の薫る温泉付きで、今回の京のそぞろ歩きといった旅の疲れを、温泉で一層癒してくれる利点がある。2021年に開業したので、まだ日も浅く、どこもかしこ、新しく、綺麗で気持ちがいい。

南禅寺、永観堂までは徒歩圏で、文化の薫り漂う、私の好きなスポットに佇み、また近くには八千代や順正といった美味しいお店も多くある。
宿には、琵琶湖疏水を引き入れた小さなお庭もあり、そしてエントランスも風情があり私好み。夕方暗くなってからタクシーで行ってもらったが、エントランスに入るなり、小さな明りの灯った先にふわっと現れた「ふふ京都」の文字に、運転手さんが「ァ~、いい感じですね!」と思わずささやくのが聞こえた。

翌日、駅までのタクシーで、運転手さんから、お隣は山縣有朋の別邸で、近代日本庭園の傑作と謳われる「無鄰菴(むりんあん)」という場所だと教えてもらった。広い敷地で、七代目小川治兵衛作の庭園だそうで、東山を借景にして、国の指定名勝だそうです。いつかこちらも眺めてみたいものだと思った。京都は、行くたびに楽しく、心弾む場所、そして、いつも新たな発見のある場所である。