消失~再開へ♬♡

貞次さんの三回忌を終えて、一区切りとなり、その後7月、8月と、猛烈な忙しさが続いていた。ずっと不安だった自分の体も、思う様に動くようになり、それが次第に自信にもなっていた。

6月末には、秋田の男鹿半島のアジサイ寺を訪ねた。空の青さ、何万株にも及ぶ一面のアジサイの青、そして遠くには日本海の海の青さ、美しい三色のブルーで最高の目の保養をしてきた。アジサイ寺は、貞次さんとも行っていたので、今回友人を連れて、私は2度目。前にもまして、大勢の人が押し寄せていて、今や男鹿半島屈指の観光スポットとなっている。やっぱり、一見の価値がある。

7月になり軽井沢で過ごす一方で、東京でメトロポリタン・ライブビューイング「ドン・ジョヴァンニ」、「魔笛」を楽しんだ。

7月のメインは、何といっても、兵庫県立芸術文化センター大ホールでの、佐渡裕指揮の「ドン・ジョヴァンニ」。大西宇宙さんがドン・ジョヴァンニ役で出演するので、私のお目当てはそれだったが、全てが素晴らしい舞台で、最後は、スタンデイングオベーションとなった。

この舞台は、外国人キャスト、日本組と別れ、交互に公演が続き、加藤浩子先生は二晩連続で楽しまれたのをブログで拝見したが、私は最後は胸がいっぱいになり、涙ぐんでいた。最後の大団円での、ドンジョヴァンニが地獄落ちしたあと、皆がそれぞれに、前を向いて生きていこうという決意のようなものに、いつも以上に感動してしまったせいかも知れない。それをうまく表現した演出も素晴らしかった。

大阪2泊、京都1泊、モーツァルト仲間5人で、大阪、京都で1人づつ増えて、総勢6人の楽しい旅でもあった。大阪では、鱧料理、フグ料理、京都では、11種類の和食とワインのマリアージュなど、贅沢なグルメの旅でもあった。後で周りから「どうしたらそんなツァーに参加できるのですか?」と聞かれたり、「一緒に行きたかった・・」とも言われたりしたが、成り行き上、こうなったまでで、あまり大きな声で、言えないな~と、思った。誰もがしたいようなオペラ鑑賞旅行ができて、幸せだった。

”ブログは夏休み!”と思って閉じていたつもりが、一昨日このサイトの管理をお願いしている方から、「軽井沢モーツァルトハウス」のサイトが出なくなっている、と連絡が入った。どのくらいかは定かではないが、消失していたらしい・。。。

復活できたとの報告がさっきあったので、また、私はブログを再開しようと思い立った。

今日まで、8月はすっかり軽井沢の住人になっているが、来週からは、草津での音楽祭が待っている。元気に行ってきて、また報告したいと思っています。

もし、まだ見てくれている方がいたら、また宜しくねと、言いたい。