日々の思い・・

帯状疱疹も怖い病気、私は20代の頃にかかり、ずいぶん長く完治するまで時間がかかった。その時は、すごく疲れていたのと、色々なストレスを抱えていたのかも知れない。そういう時に病気というのは寄ってくるのだ。突然ちくちくと傷みがあり、発疹が出た。物凄い痛みだった。今でもその痛みは忘れられないが、それを話すと、貞次さんもかかったことがあって、僕も大変だった、それでも仕事に出掛けなければならなかった、とその時の苦労話を語っていた。お互いにその痛さ、苦しみを知っているだけに、相手のこともよく理解できた、もう何十年も前のことになるので、笑いあって話せたりした。今となると、そんなことも思い出・・。

この病気、一度かかるともうかからないということではないようだ。まだ体の中にウイルスが残っているので、それがまた、高齢化や、免疫力の低下などで活発化して再び症状が現れるのだそう。恐ろしい。高齢になってかかると結構重い症状にもなるそう。

私はこの夏に、膝の骨折もあり、またこの帯状疱疹もどきのちくちく感があって、皮膚科に駆け込んだりと、本当にいろいろあった。極度の食欲不振、睡眠障害、そして精神的な悩みなど、そんなことに苦しんだ。

誰もが、平穏に、毎日がルンルンに暮らしている人ばかりではない。現に私の周りには、病気で長い闘病生活を送っている人、腰痛で鍼に通い、リハビリに励んでいる人、夫の介護に日々没頭している人、みんなそれぞれの人生を今を精一杯に生きている。

今年は母の13回忌の法要があった。2012年の没年からもう12年、早いものである。11月の命日には、また秋田に帰り、お墓参りをしたいと、思っている。