今を一生懸命に♬

年々できることが出来なくなってきている。晩年に母も良く言っていた「去年できたことが、今年はできなくなってきた」と、今そのことを私も実感している。年を重ねるということは、こういう事なのだろうと思う。若い時には分からなかったこと。

寄る年波には勝てないものの、どうにかそれを少しでも阻止して、元気に明るくいたいものである。それは誰もが願う事。

この先、私はもう何十年もは生きられないのだから、そう考えたら1日と言えども無駄にはできない。充実とまでは言わないが、大切に生きていきたい。

貞次さんがいなくなって、それでも生きている、今の私のオマケともいえる人生、それをつまらないものにしたら申し訳ない。明るく、楽しいものにしたい、また貞次さんに会った時に、貞次さんのお蔭で、あの後も楽しい日だったよと、笑顔で再会し、報告出来たらいいと思っている。音楽も楽しんだし、貞次さんのお蔭で建築にも興味をもって過ごしてきたのよ、と伝えたい。

そう思わせてくれたりしているのは、友のお蔭だったり、私を取り巻く人々の暖かさだったりしている。周りへの感謝は限りなくある。そうさせて貰えているという有難さ、感謝である。

嫌なことも、悩むことも、様々あるが、生きてさえいれば何とかなる、人に迷惑をかけず、人の邪魔にならず、人に嫌な思いをさせることなく、静かに、穏やかに自分なりの毎日を日々を送っていきたい、一生懸命に今を生きる、それに尽きるのだと思っている。

この夏は、楽しいこともあった半面、本当に苦しいこともあった。悩むこともあった。そのバランスを崩して、2年前には入院するような病気にまでなってしまった。全ての身体のコントロールが崩れてなった病気だったと私は自己診断している。あの時はもうボロボロだった・・。

どこかがおかしくなると、ふっとあの時のことがよみがえる。人間の肉体と精神は深く結びついている。「病は気から」とは良く言ったものである。

あんなに暑かった夏も去り、急に涼しくなり、秋の空が広がっている。真っ青な空に白い雲、今朝の心地よい初秋の風が、本当に嬉しい。この風を全身に浴びて、さあ、今日も頑張ろう!

今日は、長い間雨漏りに悩んだ、屋根の修理の日、屋根やさん、宜しくお願いしますね!