teijiとkimikoのコンサート日記 東京編

 オペラ・コンサートその他 
2011


♪2011年8月28日 W.A.モーツァルト作曲 オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」 
  第一生命ホール、13時開演

簡易舞台形式による全2幕原語上演(字幕付き)

矢澤定明&ヴィッラ・ディ・ムジカ室内管弦楽団 オペラプロジェクトⅢ
【出 演】 ◆矢澤定明(指揮/音楽監督)
◆飯塚励生(演出)
◆近藤元(舞台監督)
◆黒澤明子/前川依子(ソプラノ)
◆鈴木涼子(メゾソプラノ)
◆与儀巧(テノール)
◆星野淳(バリトン)
◆細岡雅哉(バス)
◆小埜寺美樹(チェンバロ)
◆ヴィッラ・ディ・ムジカ室内管弦楽団


2011年6月20日(月)五嶋みどり(Vn)&オズガー・アイディン(Pf) デュオ・リサイタル2011

   サントリーホール19時開演

     曲目
  • モーツァルト: ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト長調 K301
  • ヤナーチェク: ヴァイオリン・ソナタ
  • ラヴェル: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
  • ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47 「クロイツェル」、他







ドニゼッテイ「ランメルモールのルチア」
歴史に残る最高の舞台!メトロポリタン引っ越し公演2011
  2011年6月16日(木)東京文化会館大ホール18時半開演


原発を理由に次々大物歌手のキャンセルが続いたなか、奇跡的に来日して、しかも6ケ月の赤ん坊を同伴して見事な歌唱を聴かせてくれているのが、
いま最も脂の乗ったコロラトゥーラソプラノ、ディアナ・ダムラウです。

今回来日公演の演目の1つ、ドニゼッティの名作「ランメルモールのルチア」で、そのタイトルロールのルチアを見事に演じました。

ルチアは意に沿わない結婚を強要された貴族の娘が、その初夜の晩に夫を殺害し、その狂気を長いコロラトゥーラのアリアで歌うのが見せ場、という壮絶な作品で、アリアを歌い切るとルチアは狂い死にをします。
これが狂乱の場と呼ばれる聴き所ですが、それ以外にもオープニングからラストまで、ドニゼッテイの美しい旋律で、全てが聴き所と言って過言ではない魅力的なオペラです。(モーツァルト好きの私達でも大好きなのです)

最高に素晴らしい舞台でした。こんなにレベルの高い舞台を観ることは今後日本で体験できるだろうか・・・。。こんな舞台に出会えて今日は幸せな一日でした。
ダムラウは低音域から高音まで安定していて、透き通った美しい輝く様な声が最大の魅力です。演技力もあり、激しい動きながらでも、正確な音を出し全てにわたって完ぺきでした。ダムラウ以外のエドガルド役のピョートル・ペチャワも見事なものでした。艷やかで伸びやかな歌声、第3幕の第3場で歌う“神に向かって羽ばたいた君よ”では会場の涙を誘いました。
あと6月19日(日)の一公演を残すだけ。最終日もこの2人で迎えます!まだの方は是非!

オケも指揮者(ジャナンドレア・ノセダ)も充実していました。この公演で日本で初めてというグラスハーモニカも演奏されました。又日本人の安楽真理子さんのメト専属のハーピストによるハープ独奏=天上の音楽ともいえるなんとも美しいメロディ=が1幕にあり、更に聴きどころの狂乱の場ではルチアのソプラノとフルートによる珍しい歌と管による二重奏のアリア「優しいささやきが」(フルート奏者は指揮者の隣に位置を移し、舞台の方に向かって演奏)は甘く切ない甘美な旋律で、心の奥底まで美しい音楽が入り込んできた感じがしました。

今後味わえないと思うような公演に出会え、これは一生に一度っきりの夢の中の出来事だったかと、大げさでなく思った夜でした。


当日全員に配られたプログラムです。

5月18日(水)東京オペラシテイコンサートホール 19時開演

急告 音楽に祈りをこめて・・・「東日本大震災 復興支援チャリティコンサート」~クラシック・エイド~
出演
上原彩子、金子三勇士、清水和音、舘野泉、仲道郁代、練木繁夫、三舩優子(ピアノ)
遠藤真理、木嶋真優、木野雅之、小林美恵、千住真理子、滝千春、長谷川陽子(弦楽器)
赤坂達三(管楽器) 原田節(オンド・マルトノ)
足立さつき、河野克典、坂本朱、佐藤しのぶ、佐藤美枝子、鈴木慶江、錦織健、松本美和子、水口聡、森麻季(声楽)
曽我大介(司会) 他
構成:新井鴎子
http://www.japanarts.co.jp/html/2011/orchestra/seoul_phil/index.htm


5月10日サントリーホール 19時開演
東日本大震災へのチャリティコンサート

[出演] チョン・ミョンフン(音楽監督・指揮)

庄司紗矢香 (ヴァイオリン / Violin) 急遽出演決定!!

ソウル・フィルハーモニー管弦楽団

【急告:プログラム変更のお知らせ】
出演者の強い希望により、曲目の一部を下記の通り変更させて頂き、
それに伴い、世界が注目するヴァイオリニスト、庄司紗矢香が急遽出演決定しました!


チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 (ヴァイオリン:庄司紗矢香)

チャイコフスキー:交響曲第6番 「悲愴」
http://www.japanarts.co.jp/html/2011/orchestra/seoul_phil/index.htm



3月10日 (木)18:30開演

ごめんください 皆様!お先に失礼致します
沖野 尊 メモリアルコンサート

北村晶子(ピアノ)
松原有奈、高橋薫子、井ノ上ひろみ
宮本智子、石上智美(以上ソプラノ)
森山京子、西 けいこ、三橋千鶴
細見涼子、向野由美子(以上メゾ・ソプラノ)
上原正敏、太田 実、渡辺 紘
井ノ上了吏、樋口達哉、経種康彦
西村 悟、有銘哲也(以上テノール)
杉野正隆、立花俊弘、大山大輔(バリトン)
大澤 建(バス)
川口静華(ヴァイオリン)、荒 庸子(チェロ)

プッチーニ:オペラ「トスカ」より テ・デウム
グノー:オペラ「ファウスト」より 清らかな住まい
ガスタルドン:禁じられた音楽 他
2010年11月29日に永眠された沖野尊さんのメモリアルコンサート。大勢の歌手の方たちが沖野さんの追悼のこのコンサートの為に集まって、素晴らしい歌を天上に届けとばかりに、みなさん歌い上げていました。多くの方に愛され慕われていたことが伝わってくるあたたかいコンサートでした。残された「恋女房」のアっこちゃんこと北村晶子さんには早く元気になって頑張ってほしいです!また素敵なピアノ聴かせてください。

                         

2011年3月5日(土)14時00分開場 / 15時00分開演 日本橋三井ホール

日本橋再生計画 コレド室町オープン記念公演
平野啓子「語りの世界」&桂米團治「おぺらくご」

「光源氏」はさしずめ日本版「ドン・ジョヴァンニ」では?

前半は十二単姿の平野啓子さんの「源氏物語~若菜」より。昨年暮れに「文化庁芸術祭大賞」受賞の語り部平野啓子さん、源氏物語の華麗な世界を見せてくれました。後半は上方落語とオペラを合体させた新分野”おぺらくご”「ドンジョヴァンニ」の2部構成。今日が世界初演という桂米團治の落語家が語るモーツァルト作曲のオペラ「ドンジョヴァンニ」は、3時間のオペラが何と30分に!弦楽四重奏がかなでる序曲からはじまり、ドンナ・アンナ(ソプラノ)とドン・オッタービオ(テノール)の2役は生のアリアが途中と終わりに入ります。オペラが上方落語で聴けるなんて!!何とも不思議な面白い世界でした。

モーツァルトさんのお誕生日の日のコンサートです!

         2011年1月27日(木) 浜離宮朝日ホール 開演19:00

      モーツァルトのお誕生日に贈ります。ヴァイオリン:中澤きみ子、ピアノ:イタマール・ゴラン

    プログラム

    モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタK296
    モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタK376
    モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタK303
    ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第5番「春」
モーツァルトさんのお誕生日をどうやって過ごそうかな~と思うあなたにうってつけのコンサートを見つけました今後5回シリーズで毎年行うそうです。
モーツァルトの珠玉のメロディに身を任せ、今年はこのコンサートから始まりです~


                                                 
 

   2010

2010年12月6日(月) 東京カテドラル聖マリア大聖堂 開演19:00

クリスマスチャリティコンサート-癒しへの誘い- Vol.2

 

出演

高橋薫子(ソプラノ)森山京子(メゾソプラノ)井ノ上了吏(テノール)立花敏弘(バリトン)青田絹江(オルガン)北村晶子(ピアノ・編曲)

曲目アヴェ・ヴェルム・コルプス、アメイジング グレイス、アニュス デイ、アヴェ・マリア、トッカータとフーガ、歌劇「トスカ」より
   歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より、クリスマスキャロルメドレー、ザ クリスマスソング、彼方の光…その他
 
 
場所: 東京カテドラル聖マリア大聖堂 
  主催: クリスマスチャリティコンサート実行委員会  Tel: 080-6550-4672

 
目白にある東京カテドラル聖マリア大聖堂 でのクリスマスコンサート。私たちのとって今年最後のコンサートかな・・・?
 今日のピアノ伴奏の北村晶子さんは縁あって軽井沢のモーツアルトハウスで弾いてもらったことのあるピアニストさん。それ以来何度かコンサートに行っています。さまざまなコンサートの音楽監督や編曲もされていて実力派の方です。お人柄もあったかくて、歌手の方々や演奏家から熱い信頼を寄せられているというのもうなづけます。
曲目は、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスやバッハの曲、そしてクリスマスソング。こんな大きな教会の空間で聴く音楽はやはりいつもと違って荘厳な感じがします。一足早くクリスマス気分を味わってきました。高橋薫子さんのお声の美しさに心が洗われた感じがしました。

2010年12月1日(水) 銀座ヤマハホール  開演19:00

久元 祐子 ピアノリサイタル (ベーゼンドルファー Model 290 Imperial使用)

演目
L.v. ベートーヴェン: アンダンテ・フォヴァリ ヘ長調 WoO.57

R. シューマン: アラベスク ハ長調 作品18

R. シューマン(F. リスト編曲): 献呈

F. ショパン(F. リスト編曲): 《6つのポーランド歌曲》より「私のいとしい人」

F. ショパン: ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」

R. シュトラウス: 5つのピアノ小品 作品3より 第1曲 変ロ長調

F. シューベルト(R. シュトラウス編曲): クーペルヴィーザーワルツ

L.v. ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」
久元さんのピアノでモーツァルトをいつも聴かせて頂いておりましたが、こうしてこの度他の作曲家の曲の演奏を聴かせて頂き、とても新鮮な感動を覚えました。この日はベーゼンドルファー Model 290 Imperialを使用され、そのピアノの音色をよく心得ておられ、細部にわたって完成されたものを感じました。。
初めて行った新装となったヤマハホールは、音響抜群の空間で、客席と演奏家が一体となった感じがしました。素敵なコンサートを聴くことができ幸せでした。終演後は久元さんを囲んでファンの方がたくさんロビーに集まっておられました。ご挨拶できずに帰ってきましたが、久元さんありがとうございました。


2010年11月24日(水) 浜離宮朝日ホール 開演19:00

ウィーン弦楽四重奏団

ウィーン弦楽四重奏団

ウェルナー・ヒンク(第1ヴァイオリン)、
フーベルト・クロイザマー(第2ヴァイオリン)、
ハンス・ペーター・オクセンホファー(ヴィオラ)、
フリッツ・ドレシャル(チェロ)

<オールモーツァルト・プログラム>
モーツァルト/弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 K.458「狩」、第15番 ニ短調 K.421、同 第19番 ハ長調 K.465 「不協和音」


2010年11月14日(日) サントリーホール 開演19:00

内田光子ピアノ&指揮
サントリーホール スペシャルステージ
曲目
モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調 K138
モーツァルト:ピアノ協奏曲 イ長調 K488
モーツァルト:ピアノ協奏曲 ハ短調 K491
出演 管弦楽:クリーヴランド管弦楽団
ピアノ&指揮:内田光子



2010年10月26日(火) サントリーホール 開演19:00

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス    J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232

指揮
ニコラウス・アーノンクール
出演
ドロテア・レッシュマン(S)、ベルナルダ・フィンク、エリーザベト・フォン・マグヌス(M-s)、ミヒャエル・シャーデ(T)、フローリアン・ベッシュ(Br)
合唱
アーノルト・シェーンベルク合唱団


 2010年10月21日(木) 19:00 浜離宮朝日ホール

白井篤ヴァイオリン・リサイタル

出演者白井篤(ヴァイオリン)、大須賀恵里(ピアノ)

内容

ベートーヴェン/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第3番 変ホ長調 作品12-3、ほか

♪このリサイタルも5回目となるそうです。プログラムの中で、白井さんは「まだあまり知られていないが素晴らしい曲をこれからも選んで皆様に聴いてもらいたい」とひとつのプログラム作成の基本方針を述べていらしゃいます。今年もそういう意図でフバイの「カルメン幻想曲」を披露してくださいました。
曲も新鮮味があり感激でしたが、何と言っても演奏が何より素晴らしかったです。
来年第6回目となるリサイタルへの期待が高まりました。
ぜひ素晴らしい演奏をまた聴かせてください。そして益々のご活躍お祈りしております。

                                     

 2010年10月10日(日)新国立劇場

モーツアルト作曲オペラ

フィガロの結婚

(アルマヴィーヴァ伯爵)
ロレンツォ・レガッツオ

【指 揮】ミヒャエル・ギュットラー
【演 出】アンドレアス・ホモキ
【美 術】フランク・フィリップ・シュレスマン
【衣 裳】メヒトヒルト・ザイペル

【アルマヴィーヴァ伯爵】 ロレンツォ・レガッツォ
【伯爵夫人】ミルト・パパタナシュ
【フィガロ】アレクサンダー・ヴィノグラードフ
【スザンナ】エレナ・ゴルシュノヴァ
【ケルビーノ】ミヒャエラ・ゼーリンガー
【マルチェッリーナ】森山京子
【バルトロ】佐藤泰弘
【バジリオ】大野光彦
【ドン・クルツィオ】加茂下 稔
【アントーニオ】志村文彦
【バルバリーナ】九嶋香奈枝

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

                                    

2010年9月14日(火)東京文化会館 16時開演

英国ロイヤル・オペラ 2010年日本公演
「マノン」全5幕

指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:ロラン・ペリー


マノン・レスコー:アンナ・ネトレプコ

騎士デ・グリュー:マシュー・ポレンザーニ

伯爵デ・グリュー:ニコラ・クルジャル

ロイヤル・オペラ合唱団 / ロイヤル・オペラハウス管弦楽団

                                          

2010年7月28日(水)浜離宮朝日ホール 19時開演

小山裕幾フルートリサイタル

出演者 小山裕幾(フルート)、野平一郎(ピアノ)

【曲目】

ガンヌ/アンダンテとスケルツォ、

J.S.バッハ/ソナタホ長調BWV1035、

シューベルト/「しぼめる花」の主題による序奏と変奏、

デュティユー/ソナチネ、

ブーレーズ/ソナチネ、

タファネル/「魔弾の射手」の主題による幻想曲


【番外編】

♪この日ご出演の小山裕幾さんは、7/25(日)日本モーツァルト愛好会の7月例会にご出演して頂いたばかりです。

例会模様は下記の写真でどうぞご覧下さい。ピアノ:兼重稔宏さん ヴァイオリン:大江馨さん

♪この日はモーツァルトの有名なソナタK387を演奏してくださり、大喝采を浴びました。

2006年のリゾナーレ音楽祭に参加して、初めて小山さんのフルートを聴く機会を得て、そのフルートの音色に感動し、いつかはモーツァルト愛好会で演奏して頂きたいと思い続けて4年かかりましたが、ようやくこの日それが実現しました。

それは余りに感動的で、心に深く刻み込まれた忘れられない演奏となりました。本当にありがとうございました。

そのほか「魔笛」のオペラからアリア3曲ををヴァイオリンの大江馨さんと共演で聴かせてくださいました。
私は厚かましくお願いして、写真を一緒に撮らせて頂き、感激でした!

9月からは名門スイスのバーゼル音楽院に留学される小山裕幾さん、今後のご活躍を心からお祈りしております。世界に大きく羽ばたいてください!そしてまたいつか私達の前で演奏を聴かせてください。その日を楽しみにしています。


2010年6月15日(火)東京オペラシテイコンサートホール 19時開演

ダニエル・ハーディング 指揮
スウェーデン放送交響楽団&スウェーデン放送合唱団

[出演]

ダニエル・ハーディング(Cond)、リサ・ミルネ(Sop)、クララ・ムーリツ(Mez)、ジョシュア・エリコット(Ten)、ジョナサン・レマル(Bar)、スウェーデン放送交響楽団、スウェーデン放送合唱団

[曲目]

・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
・モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626


 2010年6月9日(水) 19:00 浜離宮朝日ホール

ミュージック・イン・スタイル岩崎 淑 シリーズVol.34
ピアノ、ヴァイオリン、チェロの夕べ

岩崎 淑(ピアノ)、庄司紗矢香(ヴァイオリン)、岩崎 洸(チェロ)

 

2010年1月23日(土)第一生命ホール 14時開演

モーツァルトのニューイヤー《協奏曲の午後》

【出 演】◆川久保賜紀(ヴァイオリン)
◆小山裕幾(フルート)
◆吉野直子(ハープ)
◆赤坂達三(クラリネット)
◆N響メンバーによる室内オーケストラ(管弦楽)

【曲 目】◆モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」

◆フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299 (297c)

◆クラリネット協奏曲イ長調K.622

小山裕幾なんとも魅力的なコンサート!演目をみてモーツァルトファンはうなってしまいそう!

今年すでに2回目となる「フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299」は今日は小山裕幾・吉野直子コンビで。

2006年リゾナーレ音楽祭でこのお2人でこの曲を聴いて、小山裕幾ファンになり、それ以来フルーティストとしての小山さんを注目してきました。その後出光賞も受賞され、実力が証明されました。その活躍ぶりは本当に嬉しい限りです。

6月には我が「日本モーツァルト愛好会」例会への出演も決まっています。どんなモーツァルトを聴かせてくれるのか本当に楽しみ!

澄んだ音色がモーツァルトの調べをさらに美しく・・・。高く高く飛翔するフルートの音色がなんとも美しくまるで緑の自然の中で聴く鳥のさえずり、木々を揺らす風の音・・・、ハープとはまるで対話しているみたい・・・。

フルートをする夫は小山さんの音色は美しく、普通はこんな音色はなかなかでないもので、世界で活躍の大物フルーティストにもないものだそうである。(楽々、自然体で・・。でもきっとすごい努力とレッスンが裏にあると思うけど・・・。聴くものにそれを感じさせないところがすごい!)

こころ温まるコンサートでした。終了後は控え室にお邪魔して、6月例会ご出演のご挨拶を、宮田代表としてきました。

小山さんは4月からはスイスのバーゼルへ留学が決まっているそうな。更なる飛躍を、ご活躍をお祈りいたします。

今年の聴き始めは、青葉台にあるフィリアホールでの魅力のオールモーツァルトプログラム

ニュー・イヤー特別コンサート2010 「モーツァルト響宴」

 ニュー・イヤー特別コンサート2010

 「モーツァルト響宴」 2010年1月9日(土) 15:00開演

  N響メンバーによる室内オーケストラ

  ソプラノ:幸田浩子

  ピアノ:北村朋幹

  フルート:工藤重典

  ハープ:篠崎和子

 

曲目 モーツァルト:
 モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K.165
  ソプラノ=幸田浩子
 ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
  ピアノ=北村朋幹
 フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
  フルート=工藤重典
  ハープ=篠﨑和子

北村朋幹

Kitamura Tomoki / 北村朋幹

ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595をこの日演奏したのは、愛知県立明和高等学校音楽科三年生の北村朋幹さん。「モーツアルトを演奏している時が一番幸せ」と語る彼の演奏はとても高校生とは思えない。第二楽章「Larghetto」では、まさに天上の世界をゆったり流れ行く甘美なメロデイで、N響のメンバーをむしろ引っ張ってゆくといった貫禄!恐れ入りました。堂々として、しっかりとした演奏を聴かせてくれました。

北村さんにとって、モーツァルトは最愛の作曲家の一人で、何かの節目で必ず演奏している恩人のような作曲家ともいう北村さん、若い人がモーツアルトの曲を愛し、果敢に挑戦してのは嬉しいこと!いつかもう一度彼の弾くモーツァルトを聴いて見たい。今後どのような道を音楽家として歩んでいくのかもとても楽しみに思えました

コンサート終了後のお楽しみは、青葉区鴨志田にあるアットホームなお店「Neues」でウイーン料理を頂きながら、Fさんご夫妻と新年早々のお食事会を楽しみました。

今年もモーツァルトさんと共に、明るい希望に満ちた年でありますように!

     

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