「キネマの神様」!・・♪♡♠♤

♪今日の東京は、ようやく青空が見えて、太陽が顔を出しました。何日ぶりでしょうか。長雨が続きました。お天気を待っていたので、今日は朝から覚悟をして早く家を出て映画「シネマの神様」を観て来ました。

私は邦画ファンで、貞次さんは洋画も好きだったかもしれませんが、私によく付き合ってくれて、随分たくさんの映画を一緒に観ました。この映画も、封切になったら絶対に観に行こうねと約束をしていたものです。最後に一緒に観た映画は、去年佐久のシネマで観た「糸」だったかも知れません。こちらも主演が菅田将きでした。

「キネマの神様」は、原田マハさんの原作で、短編集を私は何冊か読んでいますが、ジンワリと心が温まる作品が多く、好きな作家さんです。つい最近読んだのは「星がひとつほしいとの祈り」、で、派手さはないけれど、どれも読後感があったかくて、日々の心を救って貰いました。

今日の映画も良かった。感動は、心のビタミンと言っていた人がいましたが、本当にその通りだなと思います。何度も感動して、涙し、温かな気持ちになり、また涙する、そんな行為は、生きている証拠だし、人間の証みたいなもの。たっぷりと、ビタミンをチャージできたような気がします。

今日は熱風が吹き、台風の風のようにも感じます。夏は短いな~と思います。この映画は、新型コロナの蔓延で、撮影も一時ストップされ、また主役の志村ケンさんが新型コロナにかかって急逝するという事態で、この作品自体がなくなっていたかもしれないのに、こうして完成出来てよかった。志村けんさん亡きあと、その役を引き受けたジュリーこと、沢田研二が歌うシーンも見所です。(何の曲を歌うかは、みてのお楽しみです。)