世界で1番好きな曲♪💛

今、ショパンコンクールが熱いです。5年に一度のこのコンクール、昨年はコロナ禍で1年延期され、今年開催されています。日本人の出場者の中に、既に、実績、知名度もあり、活躍しているのにもかかわらず出場し、結果いかんによっては今後の活動にもダメージをあたえかねないのに、あえて挑戦するその勇気はすごいことと拍手を送りたい。

ファイナルに残った日本人は2名、反田恭平さんと、小林愛美さん。YouTubeで配信されている反田さんの演奏をみて、私はショパンを聴くことはほとんどなかったので、課題曲の「ピアノ協奏曲第1番」なる曲を初めて聴いて、構成が変化に富み、抒情性の豊かさ、そしてテクニック的なむずかしさに驚いてしまいました。最後まで聴き終え、多分生まれて初めて聴いたであろうこの曲を反田さんの演奏で聴き、ショパンは分からない身でありながら感動で涙が溢れました。ファイナルでは12名が、この協奏曲1番か2番を弾くことになっています。

反田さんは、日頃から弾きふりをしているので、指揮もできるでしょうから、いつ指揮の手をあげてもおかしくない程堂に入ったもので、最後の拍手の大きさと言い、スタンディングオベーションもあって、コンクールというよりさながら反田さんのコンサートのようでした。
ポーランド、ワルシャワフィルハーモニーの会場で、「僕の世界で一番好きな曲、協奏曲第1番を弾くことができる、最高に幸せなこと」とインタビューで話していたので、心から楽しんで、幸せを実感し、魂をぶつけることができたのでしょう。
今月号の「音楽の友」では、この反田さんと小林さんの対談が載っていますが、なにかをもう予測していたかのような記事に思えます。

💛昨日は、知人が、深川不動堂の護摩祈祷に連れて行ってくれました。こちらのお偉い方をご存じで、この日護摩の導師さんにも会わせてもらい、お茶やお菓子をご馳走になり、お話までさせて貰いました。燃え上がる炎をみていると、心も体も浄められるような思いがしました。
私の事をいつも心配して、励ましてくれる人がいる、それが今の私を支えています。ありがとう!