おめでとう🎵💛❤

熱かった第18回ショパンコンクールは、反田恭平さんは2位、小林愛実さんが4位という結果に終わりました。歴代の日本人最高位2位の内田光子さんと、反田さんは並んだことになります。


ショパンはよく知らない私ですが、ピアノ協奏曲第1番を素敵な曲と思い、YouTubeでファイナルでのそれぞれの演奏を聴いてみました。ほとんどが1番を演奏し、2番を演奏したのは二人でしたが、ショパン通の人にいわせると、2番も1番に劣らず素敵とのこと。
ショパンは、ピアノの詩人といわれ、様々な形式・美しい旋律・半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いた作曲家。今更ですが、ピアノを弾く人にとっては特別な存在なのだと改めて実感しました。

20日の日本モーツァルト協会の例会は、私の好きなジャンルのヴァイオリン・ソナタでしたので大いに楽しみました。タイトルは《温故知新~古楽演奏の現代》。
バロックヴァイオリン若松夏美さん、フォルテピアノは平井千絵さんで、私が描くヴァイオリンソナタそのもので、本当に満足しました。
お二人ともに海外でも研鑽を積まれた、まさに日本を代表するヴァロック奏者ですので、東京文化会館の小ホールの空間に、程よく、美しく音色が響き渡り、モーツァルトがこのお二人の為に作曲したのではと思わせるような演奏となりました。「ブラヴォー」などの掛け声は今は禁止されているですが、そうでなかったら間違いなく「ブラヴェー」だったと思います。

💛もともとは現代最高の世界的フォルテピアノ奏者、クリスティアン・ベザイデンホウトがコロナで来日が果たせず、出演者は変更になっていましたが、プログラムは変えずそのままだそうで、私は本当にプログラムも良かったなと思いました。ヴァイオリンの若松さんは、しばらく遠ざかっていたK296とK379に今一度これらのソナタに戻ってきて、その美しさに感動したそうです。平井さんとの、Mozartのスピーデイーな掛け合いはスリル満点とのこと。聴いている方もスリリングでした!💛

ベザイデンホウトさんの不出演を残念がる声は大きかったのですが、私はとても満足でした。お二人とも ベザイデンホウトさん と交流があり、このコンサートの終了を報告をされるとか。
音楽の世界は一つ、繋がっているのです。♬

若松夏美さん、平井千絵さん、サイン