モーツァルト命日

今日はモーツァルトさんの命日。没後230年になります。私の故郷秋田では、モーツァルト愛好家の会の「モォルァルト広場」の例会を命日に毎年開催していますし、都内だけではなく、もしかして各地でこのような命日に合わせたコンサートがあるかも知れません。

12月2日にあった三枝成彰さん主催のコンサートも、12月5日に合わせて毎年続けている、今年第4回を迎えたシリーズものですが、12月5日はコンサート会場がふさがっていることが多く、やむなく2日となったとのだとか。

私は、今日は原宿にありますカーサ・モーツァルトでのコンサートに出かけます。モーツァルトのピアノソナタK279や、ピアノ独奏版(リスト編)のレクイエム、その他ドビッシー、シューマン、フォーレのピアノ曲を聴いてきます。

モーツァルトの命日ですので、モーツァルトの絶筆となった「レクイエム」を聴きながらモーツァルトを偲べるのは素敵なことです。場所柄、終わった後は余韻を楽しみながら、おしゃれなカフェでお茶でも楽しんできます。


私はこの秋以降、モーツァルトの「レクイエム」K626を聴くのはこれで3回目。弦楽四重奏にアレンジされたリヒテンタール版も味わいがあったし、先日サントリーホール・ブルーローズでの「哀しみのモーツァルト」のラストを飾った、エレクトーン、弦楽四重奏団、ソプラノ、アルト、テノール、バスのごく小編成のものながら、すごい迫力で魂に迫ってきた「レクイエム」にも感動しました。

12月に入り、あわただしさの中、あっという間に今年も終わってしまいそうですが、今日の命日は、ゆっくり、心穏やかに、モーツァルトの偉大さに浸りたいと思っています。♬
皆さんにとっても、今日が良い日でありますように。。