残してくれたもの

今日12月6日までが「初冬」、明日からは「仲冬」だそうです。「仲冬」は、大雪から小寒の前日までをいい、これから寒さが厳しくなり、本格的な冬に入ります。
今日は朝から曇り空で、気温も上がらず、日中もこんなお天気が続くのだとか。

昨日は、カーサ・モーツァルトでのコンサートを聴いた後、新しくなった原宿駅のあたりから、イルミネーションも見て帰ってきました。コロナで中止が2年続いていたイルミネーションですが、今年は行われていてキラキラと輝く光の連なりをみていたら、未来がこのまま明るいといいなと思いました。

カーサ・モーツアルトを設立した中村澄江さんとは、宇奈月温泉の音楽祭や、草津音楽祭、リゾナーレ音楽祭などで、ご一緒した思い出もたくさん。今年の草津にもご一緒する約束していたのに、コロナが心配でお互いにやめてしまいました。久しぶりにお会いしましたが、ご年齢を感じさせない、お会いするたびに若くおなりになるように思える位、いつもはつらつとされて、その秘訣を伺いたいと思いました。でもきっと楽しいことを考えて前向きに人生を歩まれている方なのだろうと思います。見習わなければ~。

この度、中村さんは清里にもサロンを建設中だとか。いくつになっても全力で新しいことに挑戦されるお姿に感動します。清里には田辺秀樹先生のお宅もあり、お近くだそうで、軽井沢も近いから、これから一緒に楽しみましょうと、おっしゃってくださり、仲間に入れて貰えて私も嬉しい。背中を押された思いがしました。

先日、テレビ出演されていたピアニストの反田恭平さんが「ショパンさん、こんな素敵な人生にしてくれてありがとう。」と述べられたが、こんな言葉を聞くと、私こそ「モーツァルトさん、こんな素敵な人生にしてくれてありがとう。」と間違いなく言いたい。
友達と喧嘩をした時も、哀しい時も、いやなことがあった時も、少年の頃からショパンを弾くと平常心に戻れたとおっしゃっていた反田さん。モーツァルトを聴くことで立ち直れる私、これも、同じかも。。