春は気まぐれ

春は行きつ戻りつ、ここの所真冬の寒さの日があったり、5月を思わせる20度を超えるこような陽気の日があったりと、春の気まぐれやさんに振り回されています。外出する人は何を着て出かけようか迷うと思います。なかなか冬物のクリーニングができないとか。

私は相変わらず出かけていないので、毎日いつも同じことの繰り返し。自分でもよく飽きずにいられると思うけど、意外と平気。いろいろなことを空想していると結構楽しい。毎日貞次さんと語り合っている日常が板についてきたのかも。泣いたり、笑ったり、一人芝居の様な生活。

今年はお花見ができないどころか、直ぐ近くにある区の記念樹になるほどの大きな桜の木のお花見にもいっていないから、テレビの映像での桜や、各地の開花予報をきいたりして、見た気分になっている。

春の花々を庭に地植えしたのに、今年はできない分、鉢植えを通販で買い求め、玄関先に並べている。お花を見ているとやっぱり楽しいし、気分も明るくなる。

この部屋から見える、お隣さんのお庭に咲く桃の花のピンクが鮮やかすぎて心も華やぐ。ミツバツツジも咲いていて綺麗。ハナミズキの芽吹いているのも見える。

♡今日のモーツァルトは、アバド指揮、アルゲリッチのピアノで、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番&25番の一枚。
2014年1月20日朝に亡くなったアバドの、2013年3月にルツェルン・イースター音楽祭でのライブ録音。解説に、アバドと言う指揮者の音楽性は、多くの巨匠たちと異なって、強烈に自我を押し出すことなく、スコアの音を的確に奏でる事を通して、楽曲に内在する美をしなやかに解きはなつもの、とある。2000年に胃がんの手術を受け、指揮台に復帰してからのアバドのタクトからは、澄みきった響きがふつふつと流れだし、その浄化された音楽づくりが、多くのファンを魅了した。とも。
こんなアバドのモーツァルト、素敵な一枚である。