「御開帳」

軽井沢からは近いのに、今までお詣りしたことがなかった善光寺さん。
今年は7年に1度の「御開帳」の年に当たり、(実際は、2021年だったのだが、コロナで延期されていた)絶対秘仏である御本尊「一光三尊阿弥陀如来」の御身代わり「前立本尊」(重要文化財)が公開されているので、これを逃してはと思い立ち、行ってきました。
コロナで人混みを避ける意味で、期間をいつもより長くして、4月3日~6月29日迄の公開です。

本堂の前に建てられる「回向柱」は前立本尊の右手に善の綱で繋がれているのだそうで、この柱に触れることで、如来様とご縁を結ぶことができるので、本堂に入る前には、この 「回向柱」 にも手をふれ願い事を唱えました。

「前立本尊」さんを拝したい人は、連休明けの平日なのにもかかわらず多く、随分並びました。これでも今日は少ない方だと言われましたから、連休中は、いったいどんなだったのでしょうか。

本堂の中、右手には、撫でるとその部位の病気が治るという「撫仏(なでぼとけ)」さまも、安置されています。正式には、賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃぞう)さまです。私は、今回は病気平癒を一念にお願いしましたが、「前立本尊」 さまを拝するのに長蛇の列に並んだり、大勢の人混みの中を随分歩いたりと、ちょっと強行でしたが、行ってよかった、お詣りしてよかった、そんな思いです。

♡何年も前に、別所温泉の北向観音にお詣りした時に、南に向いている善光寺さんとは、両詣しないといけない、片詣りで終わってはいけないとの言い伝えを知り、いつか善光寺さん詣りをと願っていたので、この度はその思いも遂げられたことにもなり、それも良かったなと思っています。

長野は軽井沢よりずっとあったかくて、蕎麦もおいしく、どこかしこ新緑が目に眩しく、やっぱり信州はいいところだなと思いました。またいつかもっとゆっくりと、行ってみたいと思っています。