雨上がりの朝♬

軽井沢は日を増すごとに緑が濃くなり、益々目に緑鮮やか。昨晩から降った雨が上がった今朝は、しずくが残った緑が一層美しく見えます。これから本当にいい季節です。澄み切った空気と静寂がここにはあります。

こんな時は「フルートとハープのための協奏曲」がぴったりの様に思います。
カラヤンとベルリン・フィルの絶頂期の演奏で、ゴールウエイ(フルート)、ヘルミス(ハープ)のCDを聴いています。この録音は、カラヤンが、夏の間、スイス、サンモリッツの別荘で休養し、そこに楽団員を集め、和気あいあいとした雰囲気のなかで録音されたものだそうです。行ったことはありませんが、スイスのサンモリッツの風景や、別荘地でリラックスして臨むカラヤンの姿が目に浮かぶようです。♬

♡2010年に講談社がCDマガジンとして、隔週刊として発行しながら、12巻で終わってしまった、幻のシリーズ。
このCDも、第3巻に収録されているもので、このようにどの曲も名演奏家による名演奏が多く、軽井沢に来ると決まって聴いているもの。
新緑の中での、フルートとハープの協演、全てが融合して、今朝のちょっと霧がかかった、雨上がりの朝に聴くにふさわしい曲です。♬