ベートーヴェン第7番♡♬

軽井沢に春を告げる、恒例の大賀ホールの「春の音楽祭」。一年中で最も大賀ホールが盛り上がる時。GW開始から連日豪華なプログラムが続きます。

今年は4月29日(土・祝日)~5月6日(土)まで開催。5月4日(木・祝日)には、ピンカス・ズーカーマン指揮・ヴィオラ、東京フィルハーモニー管弦楽団、ヴァイオリン:三浦文彰で、プログラムは、モーツァルト「魔笛」序曲、モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラの為の協奏交響曲、ベートーヴェン:交響曲第7番、です。

このプログラムを見た時に、私は絶対今年は行こうと決めたが、ベートーヴェンの第7番は私のモーツァルト以外では5本の指に入るくらいに好きな曲。

昨年、最愛のご主人をあっという間になくした方は、私にとっては、モーツァルト愛好家としての大先輩で、ご夫婦で軽井沢のオペラの会にも何度かいらして頂いた、彼女は高校生の時からモーツァルト協会の会員になり、それ以来ずっとモーツァルト一筋。ご主人と言えば、大のベートーヴェン好き。ベートーヴェンは全部好き、「ベートーヴェンは僕の為に作曲してくれたんだ」と、いつもおっしゃっていたそうな。。。。感動的な言葉。

そんな彼女と私は、5月4日のプログラムを一緒に聴くことになっている。好きだったモーツァルトも、ご主人の大好きだったベートーヴェンも、つい最近になってやっと聴けるようになったそうだから、誘ってみたら、行きたいと言ってくださった。

だから、この日のベートーヴェンと、モーツァルトは、最高のプログラムと言っても過言ではない。一人で行こうと思っていた私にも道ずれができた。本当に良かった。思いっきり楽しもうと思っている。

今年の大賀ホールは、まさに残された私たち二人の為の音楽祭。。。

きっと天上から、主人たちも聴いているに違いない。