秋~冬薔薇♪♡

明日から12月。早いものである。いつの間にか11ケ月が過ぎて、残すは12月のひと月のみ。

いろんなことがった今年、振り返るには早いかも知れないが何となく感慨深い。貞次さんがいなくなってから早や3回目の冬を迎えている。

今年はいつまでも暖かかったので、まだ冬という感覚はないが、でも暦の上では明日から師走。3回目の師走・・1回目の事も、2回目の事も振り返っても何も覚えていない。何とかやっていたんだろうなと、思う。

この間は、私は一人ぼっち、なんていったけど、そんなことを言ったら「ばちが当たるな」と思った。何とたくさんの、温かな方たちに囲まれて私は過ごしてきたのだろうとしみじみと思う。色いろな方が支えて下さった、そんな日々だったな~としみじみと感謝している。

「お元気なご様子で安堵しておりますが、やはりお寂しいこととお察し申し上げます」とのメールを頂いて、本当にその通りと思った。はたからは、元気な様子には思えても、心の寂しさはどうしようもない。ひとりは寂しい。こうして察して下さる方がいて、有り難く思う。

でも、貞次さんは、私が寂しいながら、こうしてはたからは楽しそうに見えて、そして元気そうにしていることが何より望んでいたことだろうから、これでいいのかな~と思う。

昨日のNHKBS「ヒューマニエンス」の再放送で、死の迎え方をやっていた。人の穏やかな死とは、がテーマだったが、終末期の在宅での緩和ケアをして、さまざまな患者や家族を見つめて来た医師は、「最後は、自分の人生が素晴らしいものであった」と思える死に方であってほしいと仰っていた。そう、誰もがこの世を生きて、自分の人生を素晴らしいものと思えて死ねるようでなければならないと思った。せっかく与えられた命、短い、長いではなく、精一杯生を全うしたい。

私は貞次さんは正にそうであったと思っている。「やりたいことは全部やった、思い残すことは何もない」と何度となく言われた。私はそれに頷き、本当に良かったねと、心からそう思った。

やりたいことの中には、たくさんいろいろなことが詰まっているのだと思う。貞次さんの場合は、これと決めたら、いくら反対されようが、それに突き進む強い意志があった。自分がやりたいことを全部やれたなら、75歳の人生であったが、思い残すこと等、何もない。

我が家の薔薇は、まだ咲いていて、庭に彩りを添えている、桜も色づき、まだまだ葉っぱを落とさずにいる。今年も庭の植物達にも癒されたな~、楽しみをたくさんもらった、ありがとう♡

風邪を心配してくださった方々、ようやく快方の兆しです。来週からは徐々に行動を開始します。無理をせずに。