健康が一番♬♡

今晩は、7時からサントリーホールでN響定期公演があり、演目はモーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K364」。モーツァルトの代表的な名曲である。
昨年6月にプログラムが公表されたその日から、私はどれ程この日を待っていたことだろうか。演者は、郷古簾と村上淳一郎、片やN響ゲストコンサートマスターにN響首席ヴィオラ奏者、この顔合わせも楽しみでならない。指揮者はトゥガン・ソヒエフ、指揮者にも期待が高まる。

昨年は、大賀ホールでこの曲を聴いた。三浦文彰とピンカス・ズーカーマンで、世界の巨匠と若手の共演で、これも今でもその時の感動がよみがえるくらいに、私の心に残っている。そして、2006年のモーツァルト生誕250年記念コンサートでは、クレーメルとバシュメットの共演でこの曲を貞次さんと聴いた。この時はムーティ指揮でウィーンフィルだった。

「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K364」 は、多分私の中では5本の指に入る位に好きな曲だと思う。特に第二楽章のヴァイオリンとヴィオラの会話を思わせ二人の掛け合いは秀逸で、だから息が合わないとどうしようもない。相性もさることながら、実力のほども同格でないと成り立たない曲と思っている。

さて、今日はどんなことになるのか。あまり期待に胸を膨らませ過ぎても良くないと思いつつ、つい、期待してします。 トゥガン・ソフヒエフ という指揮者は私は初めて、指揮者がどう演奏させるかも楽しみである。

21日は、中野ZEROホールで「船辨慶」のお能を見てきた。こちらは能の演目でも人気の物らしく、とても楽しかった。野村萬斎の狂言「成上り」も面白かった。
昨日は「魔笛」のDVDを仲間と鑑賞してきた。最近は貞次さんが好きだった「魔笛」が私も益々好きになって来ている。昨日は2000年のチューリヒ歌劇場で、ジョナサン・ミラーの演出、メストの指揮での舞台だったが、とてもバランスの取れたいい舞台になっていた。

これらは最近の私を元気にしてくれている。有難いことである。落語に定期的に行っている人と親しくなったので、私は最近落語もいいなと思っている。笑いは免疫力を高めてくれるそうだから、私にはうってつけなような気がしている。

生きることは食べる事とも言われる。いいものを見て、聴いて、美味しいものを食べる、究極の贅沢なのだろうな。これができるのも元気なうち。まず健康、それが第一なのだろうとつくづく思う。

26日は、府中の森芸術劇場 ウィーンホールでモーツァルトのコンサートがあるそうで、それに誘って頂いた。27日の前日ながら、「MOZART birthday concert」だそうである。モーツァルトの誕生日も近い、