支え合う友~♪💛

姫路に住む友人は手術から3週間経ち、まだまだ体力は戻っていないと言いながらも、仕事復帰をしている。週に2レッスンだけ(彼女は英語が堪能、生徒からの人望が厚い英語の講師)の緩やかな仕事復帰を、「もう決して無理はしないわ、自分のできる範囲でがんばるわ」と言ってしている。

手術時に採取した生体の結果は、連休明けに分かるから、その結果次第では、また放射線治療や、投薬などの治療が待っている。きっと今はその結果を待つしかないが、待つ気持ちを思うと、私も胸が苦しくなる。

健康であることの有難さは、失ってみないと分からない。体への不安はどんなに切実なものか、本当にはかり知れない。
私も、あの病気になった時は本当に不安だった。悪い方に、悪い方にとしか考えられない。出産で入院以来、入院したこともない私だったから、先生に「入院してください、これからでもいいが、明日でも」と言われたときは、本当に目の前が真っ暗になった。一体何の病気?そんな~、と信じられなかった。

だから、今は、病気になった人の気持ちは本当によくわかる。どんな気持ちで過ごしているのかも。

そんな彼女は、元気になったら、また私と奈良や京都で会うのを楽しみにしている。それを目標に頑張ると言っている。

私も同じこと、彼女との旅は、私にとっても生きる喜び、こうして支え合える友がいてよかった。

彼女と私との違いは、立派なご主人がいて、お孫さんにも囲まれていること。そんな境遇の違いなど何ということなく、貞次さんのいなくなった私を、自分のことのように案じ、支えてくれている。

”We are not alone”である。
早く病気を克服して、元気な友の姿を一日も早くみたいと願っている。