ウィーンの響き♬♡

今日は梅雨の晴れ間が望めそうな日曜日。私は、今日はモテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K165を聴きに、府中芸術劇場ウィーンホールに行ってきます。K165は、私の特に好きな曲。今の所結構日差しも強く、暑くなりそうですが、梅雨時なので、お天気の急変には気を付けないといけません。

山梨在住で、地元では大変ご活躍のソプラノ歌手、川口聖加さんが、この曲を歌います。東京での公演で、まして、このようなコンサートで、あまり聴くことができない曲を歌ってくださるのですから、今日は何をさておいても聴きに行きたいと思い、楽しみにしていました。

ハイリゲンシュタット・フイルハーモニー管弦楽団 第3回演奏会で、シューベルト(交響曲第3番)、ベートーベン(ロマンス、ヴァイオリン協奏曲ニ長調)、モーツァルトと、ウィーンにゆかりのある作曲家の名曲が並んでいます。

♡「エクスルターテ・ユビラーテ」は日本語訳では「歌え踊れ幸いなる魂よ」と歌詞の最初の部分を訳してそう呼ばれることもありますが、声楽をオーケストラが伴奏するという、まさに協奏曲。天才モーツァルトが17歳の時に作りました。終楽章の「ハレルヤ」も有名です。

2015年7月に、この川口聖加さんがモーツァルトハウスで、モーツァルトの歌曲「すみれ」などを田辺秀樹先生のピアノ伴奏で歌ってくださいました。可憐なお姿でヴァイオリンソナタのコンサート終演後に、余興の様な状態で披露して頂き、何と今となると贅沢だったなと思います。もちろん、そこに居合わせた皆様も大喜びだったことは言うまでもなく、私にとっても懐かしい、忘れられない思い出です。

そして、もう一つの思い出は、ザルツブルクでの、モーツァルト生誕250年の記念コンサートで、バルトリが、ウィーンフィル・ハーモニー、ムーティ指揮で、この 「エクスルターテ・ユビラーテ」 を歌いました。

今日は、色々な思い出に浸りながら聴くコンサートです。。