音楽の輪♬♡

19日(日)の府中の森芸術劇場 ウィーン・ホールでのコンサートは素晴らしかった。

オーケストラである、ハイリゲンシュタット・フィルハーモニー管弦楽団は、2019年8月に、ウィーン式管楽器を愛する関西地区のアマチュア・オーケストラ・メンバーを中心に設立されたオーケストラ。
管・打楽器は世界最高峰とされるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で使用されている、ウィンナ・オーボエ、ウィンナ・ホルンやウィーンアカデミー式クラリネットなどを使用しその美しい響きを追及している。

2019年設立の、まだ歴史の浅い、またアマチュアオーケストラを中心に結成されたとは、とても、とても思えない素晴らしい演奏でした。

そして、後半に登場した川口聖加さんの「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」も素晴らしく、透き通る美しい声で、若き天才モーツァルトが、ミラノの旅先で作った、難曲ともいえる素晴らしい曲を歌いあげ、本来なら即「ブラヴァー」なのでしょうが、それができない今は、ひときわ大きな拍手が寄せられていて、胸がいっぱいになりました。
難しすぎる曲で、行きついた先は「素直に、明るく歌おう」ということだったそうで、それがとても印象的です。

最後に演奏されたベートーベン・ヴァイオリン協奏曲ニ長調は、唯一モーツァルト以外で貞次さんが愛した曲でした。「これは、好きだな~」といって聴いていました。そんな曲を私は今回、団員の方のソロでじっくり味わうことができ、何かご縁のめぐりあわせの様なものを感じたものでした。♪

♡私は病気は快癒したものの、薬の副作用などで、体調にあまり自信がなかったので、他の方をあまり誘いできず、もっと多くの仲間に聴いて欲しかったと、それが、今回本当に悔やまれました。
でも、会場には、田辺秀樹先生、カーサ・モーツァルトの中村さん、山梨北杜市から駆け付けた友人たちや、府中に住む協会の友人などが来てくれて一緒に聴くことができました。演奏後には感動を語り合い、久しぶりに、それはとても楽しい時間でした。

いつか、もう一度、聖加さんの歌う「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K165を聴きたい・・それが私の願いです♡