角館の奥に咲く「侘桜」♪♡

早いもので7月に入り、今年も前半が終わったことになります。思いがけないことが、色いろあった私の上半期、そう思うと、さて後半も、一体どんな予期せぬことが待っているのでしょう。

何年も行っていなかった両親のお墓参り、記憶では2018年から行っていないことになります。ずっと気になっていたことをまず実行しようと27日~28日と一泊の秋田墓参り旅行です。

この時期は、「大人の休日倶楽部パス」が使える期間だったこともあり、乗り放題のサービスがうけられてタイミングが良かった。
東京は連日の猛暑でしたが、行った先は大雨注意報がでるような悪天候、でも、出発の日に乗る一本前の新幹線が倒木のために運休になっていたのに、私たちの列車はちゃんと運行し、またお墓参りにも雨にあたらず、時々晴れ間もあり、帰りの列車にも支障なく、万事が運が良かったと思います。

♡秋田での宿は「侘桜」。武家屋敷の枝垂桜、桧木内川沿いの桜並木などで有名な角館の奥に咲くように佇む山間の宿です。

見渡す限りの大自然、周りには里山風景が広がり、移築された茅葺き古民家が山里に抱かられるように佇み、そこがラウンジで、足を踏み入れた瞬間から、そこかしこに角館のいにしえの歴史を感じます。

ふるさとにもこんなおもてなしの宿があったんだと、ちょっと誇らしくなりましたが、創業者は、角館の武家屋敷通りにお屋敷を構える”青柳家”当主のご子孫との事。
こだわりを持って作った宿なんだな~と、味わい深い思いに。

部屋のテラスからは、笹の群生が広がり、ところどころに自生の木々、それらを眺めながらの目覚めのお茶の何と清々しく美味しかったことか。源泉かけ流しの温泉も。
あたりの風景と共に、その静謐さに、今もって身も心も浸っています。

ふるさとは有難き哉~、ふるさとに癒された1泊2日の旅でした。