猛暑の中の薔薇♬🌸

猛暑が続き、人間も未だかつて経験したことのない気温にさらされていて、気象庁からは「危険日」には、高齢者はなるべく外に出ないようにとのお達しの日もありました。不要不急の外出は避けなければならない事態になり、それは人間様だけのことではなく、植物たちも大変なようです。

先日植木屋さんに薔薇を見て頂いていたら、「薔薇も暑さに耐えられなくなっていて、今までの薔薇をみんな切ってしまい、暑さにも耐えられる品種に代えて植える人が増えています」とのこと。薔薇の愛好家の間では、そんなことが起きているとは知りませんでした。

暑さに耐える品種にそれでは変えましょうと、変えられてしまう薔薇も可哀そうですが、人間様は暑さに耐えうるように品種改良もできないので、ではどうこれから対処していけばいいのでしょうか。

夜はエアコンのつけっぱなしは苦手と思っていた私でしたが、今年はそんなことは言っておられず、先日テレビで知ったのですが、男性は25度、女性は26度設定にして、厚い布団をすっぽりかぶって眠るのが、安眠の秘訣とか。部屋を涼しくして、身体を冷やさないために布団を掛ける、そしてパジャマは長袖に長ズボンが好ましいとか。よく眠れるそうです。夜中の熱中症を避ける一つの対処法です。

💛我が家の庭の薔薇は、今蕾をいっぱいつけていますが、本来は今頃は薔薇は咲かないのだそうですから、これも異常なことかも知れません。ゲーテの詩にモーツァルトが作曲した歌曲「すみれ」に、モーツァルトは最後に自らの詩を付け加えています。「可哀そうなすみれ、それは本当に可愛いいすみれだった」と。
その2行をふと思い出し、「可哀そうな薔薇、それは本当に可愛い薔薇だった~」は、今の私の心境。