モーツァルトを表す♬💛

昨日は、モダンアートの作品展に行き、友人の作品を観賞させて頂いた。そのタイトルが、K628”そして2曲目”。モーツァルトという文字はどこにもないタイトルだが、モーツァルトファンならわかる、K626「レクイエム」の2曲後の作品を表したものです。これ以前2019年11月にはk627”そして1曲目”という作品も、彼女は残しています。

「レクイエム」で絶筆となりモーツァルトが、書かなかった曲をアートで表現した世界は、まさに世界でただ一つの彼女ならではの、また彼女だからこそ生れ出た作品で、とても感動した。モーツァルトの曲の持つ神髄の、静謐さ、澄み切った美しさなどをアートから感じて、私はとても幸せな気持ちになった。
因みに、彼女のお母様は、お人形作りに名を残された方で、「キューピーモーツァルト」を制作してくださった方でもあります。

モーツァルトにちなんで出来た作品はいろいろあると思う。私の一番身近な所で言えば、貞次さんはモーツァルトを絵という作品で描き通した人。モーツァルトを愛すが故の所産であったと、今でも思う。私は、”軽井沢モーツァルトハウス”も貞次さんのモーツァルトへの思いが溢れ、出来上がった建築作品と思っている。

私の周囲でも、他にも、詩や俳句だったり、エッセイだったりでモーツァルトを表している人を知っているし、音楽家は、音楽家で、ズバリモーツァルトの楽譜から、再現芸術でもってモーツァルトを表している。

💛何であれ、モーツァルトを様々なジャンルで、そして個性でもって、自分にしかできない手法でモーツァルトを表している人をみると、何と嬉しく、ハッピーな気持ちにさせて貰えることか。きっとそれは、モーツァルトへのレスペクト、愛がないと成り立たない作品だからだと思う。
これからもこのような作品との出会いがあり、こういう中で暮らしていけたら、私はきっともっと幸せに違いない。

昨日の体験は、私にそんなことを感じさせてくれました。”モダンアート2021受賞者展”は、2022/9/5~10までギャラリー檜(京橋)で開催しています。