モーツァルト以外のオペラ♬

オペラは、モーツァルト以外は、殆どみたことがない。でもそれでもいくつか挙げると、「セビリアの理髪師」「チェネレントラ」「オリ―伯爵」「ばらの騎士」「さまよえるオランダ人」「パルシファル」「トリスタンとイゾルデ」「西部の娘」「トゥーランドット」「ラ・ポエーム」「ランメルモールのルチア」などは、生で、またはメトのライブビューイングやDVDで観たことがある。でも、それも2回観たのは1、2本で、1回しか見ていないのが殆ど。
たったこれくらいしか観ていないので、オペラファンからしたら、あら~これだけ?と言われそうですが、私からすると、モーツァルトのオペラではないのに、我ながら良く観た方だと思っている。

それが今度10月に新国立劇場で上演されるオペラ「ジュリオ・チェーザレ」を観に行くことになっている。ヘンデルのオペラである。コロナになってから、私にとっては初めてのオペラ鑑賞となる。

どうしてこうなったかというと、ある方が一緒にと声をかけてくださったので、それならと一遍はお断りしようと思ったのだが、これも何かのご縁かと思いお受けした。
バロック時代のオペラだし、ヘンデルはモーツァルトと全く関係がないわけではないので、少なからず興味も湧いてきた。ヘンデルの有名なオラトリオである「メサイア」の編曲はモーツァルトがしている。
ウィーンに移り住んだモーツァルトは、ヴァン・スヴィーテン男爵のお家を訪ねては、大バッハやヘンデルの楽譜を見せてもらう機会があったという。そこで、これらのバロック時代を代表する大作曲家の音楽に触れる機会を得ていたのだという。
1759年に亡くなっているヘンデルに会う事はなかったものの、このような形でヘンデルとモーツァルトは接点があったことになる。

💛タイミングよく9月6日(火)には、朝日カルチャーセンター新宿校で、今回クレオパトラ役のソプラノ歌手森谷真理さんを招いての加藤浩子先生の講座「森谷真理と語るバロックオペラ」があります。対面でも、オンラインでも受講可能な「ハイブリット講座」です。

せっかくのチャンスなので、この講座を受講し、その後鑑賞したいと思って、楽しみにしている。森谷真理さんは日本を代表するソプラノ歌手、この講座で2曲オペラのアリアも歌ってくださる予定です♬