12月の軽井沢♪♡

本当に楽しい2日間を過ごしてきた。今回は軽井沢一泊旅行、ひょんなことからこうして一緒に行く事になった友人との女二人旅である。このご縁は誠に有り難く、彼女とは、草津音楽祭にもご一緒した仲。
初日は大賀ホールで、バッハコレギアム・ジャパン(鈴木優人指揮)「メサイア」を聴き、その後は、六本辻じピレネーで夕食。暖炉料理で、身も心もあったまり、お腹も一杯!ニシンのマリネはこのお店の名物料理で、本当に他では味わえない絶品でした。
翌日は、今年大賀ホール向いに開館したばかりの「軽井沢安東美術館」で、安東夫妻のコレクションである藤田嗣冶の貴重な絵の数々を堪能し、昨日の音楽の興奮から、この日は素晴らしい絵画の世界へ。

その後は、旧軽井沢を矢ケ崎川沿いに散策しながら万平ホテルへ。軽井沢に来たら、やっぱりここでお茶をしなくては、とお互いの気持ちが一致し、ロールケーキとコーヒーで一休み。
冬の澄んだ空気、静謐な中にも、楽しさいっぱいの軽井沢でした。やっぱり軽井沢は楽しい。
私の身体は、この日に向けて祈りのせいか、万全とはいかないながら、お蔭様で大きな変調もなく、本当に良かった。心地好い疲れと、行って来た喜び、充実感を今日はちょっぴり味わっている。

♡それにしても、鈴木優人さん指揮の「メサイア」は素晴らしかった。拍手が鳴りやまず、スタンディング・オベーション、大賀ホールが割れんばかりの拍手で、感動の嵐でした。こちらも本当にいってよかった。今まで評判は聞いていたが、誘って貰わなければ絶対に自分では決心出来なかったと思うので、本当に誘って貰えたことに感謝。


アンコールで聴いた「ファーストノエル」(まきびとひつじを:英語訳)でクリスマス気分も味わった。綺麗な曲だな~と思った。この日、バスで登場した大西宇宙さんは、ひときわ大きな拍手を浴びていた。1月のモーツァルト協会にも登場し大好評だったので、またも彼の素晴らしい歌声を聴くことができたことも嬉しかった。今聴きたい旬の大物歌手と思った。今後も注目です。
私と今回の旅も一緒だった貞次さん、貞次さんもきっと楽しんでくれたと思う。良かったねと言ってくれているに違いない。