去年、三菱一号館美術館で公開された静嘉堂文庫所蔵の国宝”曜変天目茶碗”が、また公開されることになった。静嘉堂文庫が創設130周年を記念して、現在の世田谷から丸の内に移転し、リニューアルオープンとして静嘉堂文庫美術館展覧会を開いていて、もちろん、この私の憧れる”曜変天目茶碗”も公開されているのだ。憧れの茶碗だっただけに、実際に対面できた時の感動は今も忘れられない。
姫路に住む友人が、自分はいけないが、代わりに自分の分まで堪能してきてと言って、無料招待券を送ってくれた。彼女は、もと三菱商事勤務。
私は、去年に続き、今年も又絶対に見に行こうと思っていたところに、このようなプレゼントを貰い、本当に嬉しくなった。その時の彼女の言葉が、「喜美子さんのパワーがアップしますように」とあった。今の私は、全てに於いて、パワーが劣っている状態、どんなパワーでもいいから、この国宝の数々から、出来たら私もたくさんパワーを頂きたい！。友達の私への気持ちも嬉しい。それだけでもパワーになりそう。
静嘉堂文庫は、三菱財閥の貴重なコレクションを収めた所。4日のEテレで放送された新日曜美術館では、丸の内への進出は二代目社長の岩崎彌之助の念願でもあったそうな。130年を費やしてとうとう丸の内に進出となった。明治生命館という重要文化財の建造物の1階にオープンした。
♡現在新国立劇場で上演中の”ドン・ジョヴァンニ”のチケットを買っていた１０日に、歌舞伎のお誘いを受けた。こちらは一二月大歌舞伎の襲名披露公演で、貴重なもの。めったに歌舞伎鑑賞はできないから、オペラの方は諦めた。翌11日には、大賀ホールで「メサイア」がある。こちらも、まだ大賀ホールに行ったことがない東京の友人から、一緒にどうかとお誘いを受けた。大賀ホールの向かいに2022年にオープンしたばかりの藤田嗣治の美術館にも行ってみたいというもの。
私は今の所、体調はまあまあだが、とにかくハラハラしている。何とか、10日の歌舞伎座公演、11日～12日の一泊での軽井沢大賀ホールでの「メサイア」を楽しんできたいと思っている。このまま体調が持ちますように、と毎日祈っている。
「ドン・ジョヴァンニ」をやめたので、モーツァルトさん怒らないでね。。。