最近は体の不安ばかりが先に立って、何をするにも大丈夫かな？？と、積極的になれずにいたが、先日モーツァルトの大先輩である方から、”ご主人はいつも一緒よ！！喜美子さんのことをしっかり守ってそばにいてくれているわ、寂しがらないで、元気を出して、そしてそれが貞次さんが何より望んでいること”と、とくと電話でいわれた。
それ以降か、わからないけれど、何だか元気が出てきたようで、身体もここのところ調子がいい。（とっても単純？？）
疲れたと言って休むことはあっても、やる気だけはなくならない。言葉の力ってすごいな～と思う。感謝している。
その方も、今年5月に最愛のご主人をあっという間に、心の準備もないまま見送ってしまった。しばらくは、何もやる気が起こらず、これから何のために生きていけばいいのか、と嘆き悲しむばかりだったのに。形はなくなったものの、心の中で生き続け、ずっといつも一緒と思えるようになったら、前向きに考えられるようになったと、電話の声も明るく、元気そう。
それを聞いていたら、いつも一緒だった貞次さんのことが、蘇ってきた。そういえば、いつもどこに行くにも一緒だったな～。いつも一緒という感覚が、形は違えど、新たに目覚めたような気がしてきた。
”散歩に出かけるのも一緒、美味しいものも一緒に食べ、楽しいことも一緒にしている、いつも心に主人は私と共にいる・・・”、と話すその友人、自分の力で、彼女にしかわからない哀しみを乗り越えて、ここまでお元気になられた。明るく、前向きになれたそのお姿に、一番喜んでいるのは、きっとご主人かも知れない。
♡こうして、人間は、模索しながらも、何かで生きる力を得て、希望の灯をともして、頑張って生きていくものだと教えられる。見習いながら、私にはやっぱりモーツァルトさんと、貞次さん、この二人がいてくれたら、何とか頑張れるかな～と。これからも、きっと、先も。。。