「モーツァルトが・・・」♬♡

仲間内ではよく話題になる「モーツァルトが好き」か、「モーツァルトも好き」かと。
モーツァルト協会に所属しているが、会員の中でも、「モーツァルトも好き」という会員は多いと思うが、私のように「モーツァルトが好き」という人はどのくらいいるのだろうか。

若い時から、色々聴いた経験はあって、ブラームス、チャイコフスキー、ベートーベンなど人気の作曲家の、又その人気の曲はおおむね聴いたことはあったが、結局ある時から、モーツァルトオンリーになってしまった。結構困ったことと思っている、何を聴いても、「やっぱりモーツァルトがいいわ!」と思ってしまうから。
先日の協会主催の講演会でも、堀内先生がいくつかアリアを取り上げ、聴かせてくださった。10曲ほど聴かせて頂き、その中に4曲だけがモーツァルトだったのだが、やっぱりモーツァルトが断然素晴らしい!と思って帰ってきた。

先生が取り上げられたアリアは、例えば、「薔薇の騎士」、「カルメン」、「修道女アンジェリカ」(プッチーニ)「アルチーナ」(ヘンデル)などで、(「ばらの騎士」の第3幕の3重唱などは、誰もが素晴らしいと絶賛するアリアです)が、素晴らしいとは思うものの、でも、この日聴かせて貰ったモーツァルトの「コジ」や「ドン・ジョヴァンニ」「イドメネオ」のアリアにはかなわないわ・・・などと思ってしまう。(ごめんなさ~い)

そんなことで、結局私は、他の作曲家の良さもわからない、単なる無恥な「モーツァルトバカ」か、「モーツァルトキチ」なのかも知れない。貞次さんとは、この辺りが一致していて、二人で盛り上がることができたが、今は、何だか寂しい・・。これを分かってくれる人はそうそうはいないだろうから、一人だけの世界になった・・。。。

所で、今日1月27日は、そのモーツアルトさんのお誕生日。
貞次さんが、描きの遺してくれた「続・ランゲの肖像」に春を告げるチューリップを飾って眺めている。未完で終わっている「ランゲ作のモーツァルト」のパロデイだと、貞次さんは言って描いたもの。眺めていると、貞次さんにどこかしら似てくる。
267回目のお誕生日です。モーツァルトさん、お誕生おめでとう♡♡🌹