高原の風を受けて~♪💛

雨の日が多く、気持ちも晴れないので、こういう時は、私は映画。ここのところ2本の映画を観たが、やっぱり映画はいい。
昨日は大雨の中、封切を待って行ってきた。貞次さんは私にいつも付き合って、一緒に行ってくれていた。だから1人で観るのは寂しいものだ。語れないところが、特につまらない所。

昨日、久しぶりにお電話で話した方が、「会話は大事よ、おしゃべりしないとダメ!ダメ!」ときつく言われてしまったが、独り言しかできないんだから、そんなに誰かと話せるわけではない。

2023年の、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルのプログラムが届いた。先日のモーツァルト協会の例会で聴いたK516は、私の中では、実のところ、何となく気になるところがあって、消化できないでいた。だから近いうちにもう一度聴いてみたいと思っていた。そしたら、8月22日のこの音楽祭のプログラムにあった。

この日は、「プラハのモーツァルト」と題して、フルート四重奏版の「ドン・ジョヴァンニ」の序曲や、ピアノ四重奏曲K493などに混じって、この弦楽五重奏曲K516もありました。そして、奏者は、ファーストヴァイオリンがウィーン生まれ、ヴィオラがプラハ生まれ、今までにない、モーツァルトが聴けそうな気している。

30日の「クロージング・コンサート」では、モーツァルトの「プラハ」が演奏される。今年のこの音楽祭のテーマは「プラハとウィーン 二つの楽都」なのだから、この曲は演奏されないはずがないと、思っていたが、やはり最終日を飾る交響曲となった。楽しみである。

高原の爽やかな風を身に受けて、また早い秋の訪れを感じ、去り行く夏に別れを惜しむかのように、私は草津での音楽祭を楽しもうと思っている。

30日は、一緒に行ってくれる人は、幸いいるが、22日は今の所、誰も見つかっていない。この日のプログラムは、モーツァルトが好きな人には、お薦めではないだろうか。きっと満足できると思っている。湯の街草津で味わう、モーツァルトである。