またもや・・・♬♡

また風邪をひいてしまった。今年二回目。免疫力が落ちているんだな~と、しみじみと思う。免疫力をあげるようなサプリとか、友人に勧められるものは試しているのだが、それでも、かかってしまった、という感じ。

今はコロナだけではなく、インフルも流行っているので、インフルの検査も受けたが陰性だった。のどの痛みと、咳がひどい。コロナの検査は受けなかったが、コロナでも、今は人との接触を避けて、過ごすしかない様で、薬は処方しませんと、近所の内科の病院で言われた。今日で3日目、鼻水も出てきた。1日目の午後には熱が39.1度まで上がったので、体温計がおかしいのかと、わが目を疑ったが、体温というのは急に上がるものだとこの時分かった。翌日は38度台が続いたが、ようやく37度台になったが、せき込むとひどい。

弱くなったなと、思う。でもここの所の疲れが溜まっていたのかなと、少し反省している。忙しい方が気が紛れていると思い込んでいたが、生身の身体、いたわってあげないと、可哀そうと、思えてくる。

全く食欲もなく、幸い果物だけは豊富だったので、食べられるが、これでは、体力もなくなってくるだろうな。回復も遅いだろうな。。雨戸は3日間あけないまま。

先日久しぶりにお会いした方から、「加藤浩子先生はお元気ですか?」と聞かれて、先生はお元気、でもご主人がご病気で、お仕事を先生は続けられながら、介護もされている、とお伝えした。

加藤先生は、ご自身のSNSで、ご主人の病名も公表し、介護日記なるものもずっと公開されているので、私のブログをご覧になってくださっている方で、ご心配の方もいらっしゃると思い、ここに先生の介護日記のほんの、ほんの一部分だけでも・・もう介護日記も1から始まって17にもなっていますから。これは17の冒頭。

「どうも口の回りが悪くて、だんだん喋れなくなり、いろんな病院で検査して、指定難病の「大脳皮質基底核変性症」と診断されたのが2017年。前頭葉の働きが悪くなる病気で、喋れなくなったり転倒したりパーキンソン的な症状が出たり、いろいろあるそうです。最初のうちは大した変化はなかったのですが、2年ほど前から転倒を繰り返すようになり、昨夏からそれが頻繁になって、救急搬送ー入院を数回繰り返し、ちょうど去年の11月初めの転倒で硬膜下血腫になり、動けなくなりました。その後数ヶ月はかなり大変で、というのも自分で立ち上がってトイレに行こうとしてしまうので、そこでまた転倒、ちょっと良くなったのにまた出血、の繰り返し。漢方薬で頭に溜まった血と水を抜こうとしたのですが、そんな調子なのでうまくいかず、この春に手術をして溜まった血と水を抜きました。その後しばらくして、夏くらいからちょっと落ち着いてきたかな、という感じです。秋からはショートステイやデイサービスにも行けるようになり、昼間ぽっかり空いた日は、ちょっと遠出して散歩しています・・・」

以上がほんの冒頭ですが、ご主人のご様子はこれで察せられるかと思い、掲載させて頂きました。私のブログを見てくださる方は、先生を囲んでのオペラの会などで、加藤先生だけではなく、ご主人のこともご存じの方ばかりでしょうから、みなさん、ご心配のことと思います。

お仕事は今まで通りで、関西方面への遠出のお仕事もされています。ホームステイに行かれるようになったり、ご主人のご次男様が、土日などは先生の代わりをしてくださっているそうで、そんな時には、先生も息抜きができるとおっしゃっていました。私にも次男さんが来てくれているからと「貞次さんの晩年のお話をお聴きしたいわ」とご連絡があり、我が家にいらして頂き、貞次さんにお線香も上げて頂き、久しぶりに私も先生とたっぷり思い出話などができて、本当に楽しい貴重なひと時を過ごさせて頂いたこともありました。その時の出前の鰻を「主人の好きな味だわ」と、おっしゃったので、私は絶対に、いつかご主人にも召し上がって頂きたいと、その日が必ず来るよう、心から願ったものでした。

周りからは、施設に入れたらと、いろいろ言われるらしいが、先生は施設に入れることはお考えでないらしく、想像以上に大変なことをされながら、「まだそばにいたいから、1人になったら寂しいから」と。
家が一番で、貞次さんも、「どんな病院の特別室より、この家の、この部屋が一番」とずっと言っていた。先生に介護され、先生のおそばにいられることが何よりで、お家で過ごされていることを、一番喜んでいるのはご主人に違いない。
今は、静かに、遠くから、先生も無理をされないようにと、そしてご主人のご回復を心から願っている。