命日♬♡

モーツァルトさんの命日の今日、東京はどんよりしたお天気、雨にはなっていないが外は寒そう。今朝も相当な冷え込みだった。寒いからなかなか起きられない。

貞次さんは、朝起きて、キッチンを綺麗に拭くのが日課だった。とにかく綺麗好きだった。5時過ぎにはもう起きてそんなことをしていた。「これができなくなったら、僕も終わりだ」とよく言っていたので、それができなくなったら、本当にその通りになった。

朝のキッチンは、綺麗で、気持ちがよかった。私はお湯を沸かして、まず日本茶をいれて二人で飲む。これも日課だった。朝茶を飲まないと、我が家の一日は始まらない。

こんなことも、何気ない日常だったなと思う。ひとりになっても朝茶は欠かさない。貞次さんの分と、私の分、両方淹れて、まず仏壇に、そして、ゆっくりと自分も。

12月5日、モーツァルトさんの232回目の命日、今朝もいつもと変わらなかった。何を聴こうかなと思ったが、いつものK448を聴いた。あとで、「レクイエム」を聴いてみようと思っている。モーツァルトの最後の作品、未完である。

今日は、世界中のどこかで、モーツァルトのコンサートが行われていることだろう。世界中にモーツァルトのメロディが流れている気がする。

日本でも、私の故郷秋田では、命日にはいつもコンサートをしている。(今年は会場がとれない関係で17日となった)東京でも、5日にはサントリーホールのブルーローズで、三枝さん主催のコンサートが6回目を迎えている。「モーツァルト短調作品」を取り上げて「レクイエム」などが演奏されている。

没後232年経っても愛されている、モーツァルト、私の人生を豊かにしてくれている。モーツァルトに出会えて本当に良かった。♡♬

ピンクは、モーツァルト夫人の名前をもつ「コンスタンツェの薔薇」この日も咲いている。