9日は冷たい雨で、午前中は嵐のような雨の降り方だった。そんな中、上野まで出かけた。「オペラサークル」という、モーツァルト協会の有志でつくるオペラの会があったから。
東京文化会館の会議室をお借りして、みんなでオペラのDVDをみてから、近くのカフェでアフターもあり、音楽談義も楽しんでいる。
上野公園は、雨のせいか人も少なく、いつのもお花見の賑わいはなかった。桜も散りはじめ、もう葉桜になっていた。地面が散った花弁で、一面ピンク色になっていた。2日前の日曜日にはあんなに賑わっていたのに。桜は本当に儚い。あっという間。その儚さを日本人は好むというが、花の命は本当に短い。
7日は、東京都美術館で開催の「現代モダンアート展」に行ってきた。友人の作品が「協会大賞」を受賞した。この日は晴天に恵まれた日曜日でもあったせいか、花見客でごった返し、上野駅からは前に進めない程だった。
会場では、次から次と友人への来客が引きを切らず、私はお祝いを告げて、作品を見せて貰って帰ってきたが、せっかくと思い「みはし」でクリームあんみつを食べて帰ろうと思った。
貞次さんも好きで二人でよくこうして上野のアトレ店の「みはし」で食べたことを思い出したのだ。久しぶりに食べた「みはし」のクリームあんみつは懐かしい味がして、とても美味しかった。お土産用に1個買ってきた。これはご仏壇用、ご仏壇にお供えするしかできなくなったんだな～と、ちょっぴり寂しくなった。
8日は、協会主催の講演会、そして9日は「オペラサークル」と、3日続いたお出かけも、今日は一段落。
しばし、ゆっくりと、二階の窓から「菊桃」を眺めて、楽しんでいる。
