昨日の日曜日、鎌倉に行って来た。絶好の行楽日和、風もなく暖か、待ち合わせ場所である鎌倉駅までは、新宿から「湘南新宿ライン」に乗って。日曜日でもあり、外国人の観光客も多く、久しぶりの鎌倉は人がいっぱい。京都から帰って来たばかりだが、歴史的な神社仏閣が多い鎌倉は、プチ京都を思わせる風情があった。
この日は、杉並区文化アカデミー主催の建築クラスの「近衛家の住まいの跡を辿る 鎌倉山見学会」に参加するため。
音楽の集まりとは違って、何となく参加している方々とも新鮮で、楽しい。講師の先生方もすぎなみ文化協会の建築部会や郷土部会の部会長さんであったりするから、知識も豊富で楽しい。ご一緒に回った方々も、皆さん杉並にお住まいで、地元の方なので、親しみを感じる。
目的の近衛文麿の別荘や、田中絹代、藤原義江など、著名人の所有の建物は殆ど現存せず、そのあとに建った建物を廻り、鎌倉山の雰囲気や、別荘地からの眺めを楽しんだ。
昭和初期に別荘地として開拓された鎌倉の低山『鎌倉山』、初の自動車専用道路(大船・江ノ島間)の開通に付随して開発された住宅分譲地で、政財界有力からの予約者が殺到した。この別荘地の特徴は、海が見える事、そして富士山が見える事、それがないとどこにでもあると言っては語弊があるが、丘陵地の別荘地といった印象だった。講師の先生もそのようにおっしゃっていた。
この鎌倉山と称される高台に建つ家の窓からはるか下方には逗子葉山の一体の絶景が望められたので、それを日常眺め、緑の丘が連なり、周りの木々に囲まれて過ごすのは、さぞ素敵なことであったろうと思った。高台に行けば行くほど、景色の遮りもなく、駿河湾から地平線まで望め、それに富士山がそそり立つ景色は絶景だろう。このてっぺんに絹代御殿と呼ばれた田中絹代のお屋敷は建っていたという。西隣は近衛文麿別邸、東隣には藤原義江邸があったそう。敷地も広く、田中絹代は当時の鎌倉市の納税額1番だったそう。






財界、政界の当時の名士の方々が別荘を構えた場所や建物を見て回ったが、坂道が多く、学生時代に源氏山ハイキングコースを歩いたことがあったが、それを思い出して懐かしかった。
解散後、有志と「ル・ミュウ」というおしゃれなカフェで珈琲とケーキを頂き、帰ってきた。とにかくお天気に恵まれ、陽射しも強く、コートを脱いで持ちながら歩いている人もいたが、湘南の綺麗な空気を吸って、青い空と海の眺めを楽しんだ、思った以上に楽しい一日だった♡

かつて棟方志功のアトリエがあり、美術館であったが10年以上閉館したままという。


ル・ミュウで。
