モーツァルトのピアノ協奏曲第20番(K466)と23番(K488)が一緒に入っているCDがあって、覚えていないが、誰かからか頂いたもので、この2曲のセットはとても珍しいと思う。
貞次さんが好きと言っていた20番と、私が好きな23番が1枚に入っている。この2曲を同時に聴けるなんて、いいな~と思い、何度も聴いている。貞次さんは20番派だったが、私は何といっても23番派だった。
でもこうして聴き比べていると、両方ともに何と奥深い2曲なんだろうと思う。やはりモーツァルトのピアノ協奏曲の代表格、甲乙などつけ難いし、またつけるべきものでもない。
モーツァルト研究者の第一人者で、世界的にも権威のある海老澤敏先生は、「先生、モーツァルトの曲の中でどれが一番好きですか?」と質問された際に「どれともいえない、モーツァルトさんに悪いから」とお答えになったそうで、これを直接その場に居合わせていた人から私は聞いたので、これは確かなお話。
どれか1曲選ぶことなど、到底できない。それにしてもこのCDはどなたからもらったものなのだろうか。マルセル・メイエというピアニストの演奏で、1897年生まれのフランス人。パリ音楽院をプレミエ・プリで卒業し、コルトーの薫陶を受けていたとか、1958年に亡くなっていて、録音年は分からないので、古いものには違いないが、全く古さを感じさせないし、優しさの伝わる、それでいて第3楽章の迫力もいい。なんか新しい20番と23番に出会ったような気がしている。やっぱり、モーツァルトはピアノ協奏曲がいいな、と私は一番好きなジャンルなので改めてそう思う。
後半のGWは、晴天が続きそうで、目下の所、私の愉しみは日々開花していく庭の薔薇を眺める事。日に一度は庭に出て薔薇たちと話している。
お隣さんのお庭の薔薇も見事に咲いている。ゴミ出しの時にお会いしたので、「薔薇がきれいに咲いていますね。眺めて楽しませて頂いています」と思わず言ってしまった。手入れをきちんとされて、手塩にかけた薔薇たちだから、こうして毎年綺麗に咲いているのだろう。私も見習いたいと思いながら、剪定も、草取りもやって貰っているから恥ずかしい。
植物にも、もし心があるのなら、私と貞次さんのこの薔薇を愛でる気持ちの大きさだけでも届いて咲いてくれたらいいな~と思っている♡
