草津音楽祭の余韻にまだ浸っている。素晴らしかったの一言、この音楽祭を2週間通して毎晩聴いていた田辺秀樹先生にもお会い出来たのでロビーでお話させて頂いたが、今日のが最高だったと先生も興奮気味におっしゃっていたのも印象的だった。
最後に先生は「ブラヴォー」を連発されていたので、席も近かったので先生のお声がよく聞こえて、私もその日の演奏の素晴らしさを確信できた瞬間でもあった。
この日の演目は、1曲目がサリエリのオペラ「ダオナスの娘たち」より序曲、2曲目はモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」から序曲他5曲、休憩を挟んで同じく「フィガロの結婚」から序曲他5曲をフルート四重奏版で、最後は、フンメル編曲のピアノ四重奏版での、交響曲第38番ニ長調K504「プラハ」。
勿論ウィーンフィル首席フルーティストであるカール=ハインツ・シュッツさんのフルートの音色は言うまでもないが、「プラハ」でのピアノのクリストファー・ヒンターフーバーも見事だった。田辺先生はフンメルの編曲の素晴らしさを称えながら、彼のピアノが素晴らしく良かったとおっしゃたので、私もその通りと思った。
フルート四重奏曲版で聴くオペラ「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」は、まるでオペラを観ているように、また歌手の声が聴こえるかのようで、そしてそのオペラの場面が目に浮かぶようで、それはそれは素晴らしい体験となった。たった4人で、4つの楽器で、それら全てを描き出すのだから素晴らしい。ウィーン国立歌劇場でオペラ演奏を日夜こなすシュッツさんならではと思った。
「今年の音楽祭での最高の演奏だった」とは田辺先生のご感想だが、私もそう思いながら群馬県草津町で、この様な超一流の演奏に出会える幸せを噛みしめていた。貞次さんも私と一緒に聴いていただろうから、きっとそう思っていたに違いない。特にフルート大活躍のプログラムだったから感動していただろうな~。
草津音楽祭、ブラヴォー!
大きな余韻を残して。。楽しみだった音楽祭も終わったのでした。



音楽ホールの周辺にはナナカマドが多く、もう赤い実を振ら下げていた。
草津温泉は、標高が1200m、秋は早い。
