♪毎日難儀なことばかり、泣き疲れて眠るだけ、これは今人気朝ドラ「ばけなけ」の主題歌の出だし。次には、♪そんなじゃダメだと怒ったり、それでもいいかと思ったり、と続いていく。
毎日私は観ているが、出だしの、「毎日難儀なことばかり・・」を聴くたびに、あ~、人間生きていくと言う事は、もしかしたらこれに尽きるのかなと。(もちろん、時々楽しいこともあるだろうが・・)
「モーツァルトじゃないけど、チケットが2枚あるから、喜美子さん一緒にどう?」と誘って頂いたので、先日は、ウィーン・ヨハンシュトラウス管弦楽団ニューイヤーコンサートに行ってきた。場所は池袋芸術劇場、ここでのコンサートは久しぶりだった。
この日のプログラムノートも書かれた加藤浩子先生からのお誘いだったので、こんな嬉しいことはなかった
指揮者は、ヨハネス・ヴィルトナーさんで、とても愉快なキャラクターの持ち主。有名な「ウイーン気質」ではヴァイオリンの弾き振りもあった。客席は大盛り上がりで、こんな楽しいウキウキする高揚感のあるコンサートもなかなか味わえないので、誘ってくださったことに感謝だった。
そして最後はお決まりの「ラデツキー行進曲」で、手拍子を客席のブロックごとに指示したり、客席とステージが一体となって終わり、本当に楽しかった。
聞くところによると、この楽団は、ヨハン・シュトラウス2世により結成され、その後の甥の孫に受け継がれているから、伝統があるんですね。新年にはこうして毎年来日しているのだそう。
終了後は、近くのイタリアンで、シャンパン、白ワインをお供に、美味しいイタリアンを頂きながらのお話も楽しかった。二人でしか話せない内緒話が、たっぷりとできた。
お互いに、大好きな夫を病気で失いひとりになった、とにかく分かり合えるし、分かち合える。音楽評論家として今や第一線でご活躍の先生だが、私にとっては、ご夫婦で軽井沢に何度もいらして頂き、楽しい時間を過ごさせて頂いた思い出たっぷりな方で、貞次さんにとってもそう・・。
音楽にも酔いしれ、そして美味しいワインにも、そして尽きないお話にも酔った夜だったなと、思う。
1月から先生執筆の「あたふた介護日記」が新聞にも連載されるそうです。これもビッグニュースかな。隔週の連載で東京新聞、中日新聞に。東京では東京新聞はコンビニでも買えるそう
「ばけばけ」の主題歌の歌詞にある、毎日が難儀な人生だが、はかなくも1度しかない人生、後ろの歌詞で「落ち込まないで、諦めないで・・」、と歌うように、ふわっと!あったかく人生を生きられたらいいなと、私は思う。

池袋・東京芸術劇場大ホール。

この日のプログラムノート。
そんな風に思わせてくれた夜でもあった♡♪
