今朝のTBSの番組「サンデーモーニング」にゴリラ研究で有名な、京都大学元総長の山極寿一さんが久しぶりにご出演されていた。山極さんは、私と同い年。
山極さんとは、京都でご一緒にお食事をしたことがある。東京からみんなで「ドン・ジョヴァンニ」を観賞しに神戸に行った際、3泊4日で大阪、京都と巡った。山極さんと同じ高校出身で、同級だった友人が2人いたので京都での食事会に私も誘って頂いたから。
ワインと料理のマリアージュで有名なお店を探してくださり、そこで6人で山極さんを囲んでの食事会だった。これ以来、私は「京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ」などの、山極さんの著書を何冊か読んだりした。
この食事会は6人のうち5人が同い年だった。同い年とは、不思議なもので、なぜか話が通じやすい、同じ年に生まれ、同じ時代を生きて、今この年齢に同じくなっている。それだけで通じるものがある。でも正直なところ、何処で今まで生きてきたかも大きな要素になるとしたら、私だけ地方生まれ、他の4人は東京都生まれ、東京育ち、この違いはあるとは思うが。。
現在会員である、日本モーツァルト協会には、この同い年の3人がいる。私を入れて4人、4通りの人生があった。不思議なことだが、モーツァルトというご縁で4人が出会う事になった。そう思うと、人とのご縁とは本当に不思議なもの、会いたくても会えない人もいれば、会おうと思わずして、それでも出会ってしまうご縁と言うのもある。
貞次さんは、これを良く運命と言っていた、人との出会いとは運命なのかも知れないと思えてくる。
私は今、この同い年の3人の友に助けられ、励まされ、勇気づけられて生きている。そしてたくさんの刺激を貰っている。
オペラのアリアを難なく原語で歌い、舞台で披露できる友、若い頃の合唱を再び始めて、去年はイタリアのバチカンで歌い、今年はウィーンでモーツァルトの「レクイエム」を歌うツァーに参加するそうで2月に出発する友、芸大出身で独自のデジタル・アート展で出品した作品が大賞に輝いたり、個展を開き作品作りに励む友、私はそんな3人の同い年の友人に囲まれている。
自分を見つめて、絶えず刺激を与えられていることを幸せに思っている。
生きがいであった貞次さんがいなくなり、さて、私には、いったい何ができるのだろうか???たくましく生きていけるのだろうか・・・。自分でしか問いの答えは見つけられない。
