軽井沢日記~♪♡

GWが始まりバタバタと、いつものように東京駅から新幹線に乗って都会を抜け出してきた。昨日からここ風薫る別世界に来ている。

昨日の大賀ホールで聴いた「ドン・ジョヴァンニ」序曲、「ピアノ協奏曲第20番K466」は、衝撃的で、20番が大好きだった貞次さんが、天上から身を乗りだして、嬉しそうに聴いている姿が、私には見えるような気がした。

井上道義さんの指揮、オーケストラアンサンブル金沢、仲道郁代さんのピアノ、どれもまだ春浅い軽井沢にふさわしく、エレガントで、希望にあふれ、喜びに満ちた音楽に思えた。(ドンジョヴァンニ序曲は、決して明るく弾む曲でもなく、又K466もそうなのだが、心の奥深い所に沁みわたり、かえって明るい気持ちにしてくれた。)

二階席まで、客席はほぼ満席、ようやく訪れた春が嬉しくてたまらないといった、雰囲気が客席の中にも満ちていたような気がした。

発売と同時に買ったチケットは、いつもの大賀さんご夫妻が座られる「大賀席」と呼ばれる席の、1列後ろの中央席で、めったに座ったことのない席が今回とれた。間違いなく特等席。こんないい席で、このプログラムを満喫できる幸せを私は感じていた。

18時ちょっと過ぎにコンサートは終了、矢ケ崎公園が夕闇に迫り、夕焼け空をひとり眺めながら、軽井沢駅まで歩いた。
18時55分発の小諸行きのしなの鉄道の乗客は、大賀ホールのパンプレットを持っている人も多く、あちらこちらで広げて読んでいる姿もあり、私もまた二度読みしながら、余韻を一緒に楽しんだ。
信濃追分駅に降り立った瞬間、寒さで震えあがったが、日中はあんなに暖かかったのに夜になるとグーンと冷え込む、これが軽井沢。

なんか貞次さんと一緒に過ごしたような時間だったな~と、ふっと思いながら、夜空を見上げた。すっかり真っ暗になっていたので、急いでタクシーに乗り込み、家路に着いた。

♬こうして今窓から緑を眺めていると、美しい世界だなと思う。あともう少しここにいて、そして4日にはまた大賀ホールでのコンサートがある。何と楽しみ、喜びがある。こうして貞次さんとここでの生活を楽しんだんだなと、昨日のことの様にしみじみ懐かしくなる。
明日もきっと、晴天、いい日であって欲しい。

若葉の頃の軽井沢大賀ホール

桜がちょうど満開だった

コンサート終了後、軽井沢駅からの離れ山と夕焼け