いつも故郷を懐かしんでいる方でもなく、また特別ふるさと愛が強い方でもないのだが、ふるさと秋田のことが話題になるとつい気になってしまう。
最近、秋田から放送する番組が続いていて、楽しくみている。15日の「NHKのど自慢」は大仙市からの生放送、秋田弁や秋田の人の顔を見ていると懐かしく、ほっこりとしてくる。秋田の人は、飾り気がなくて素朴な人が多いなと思った。
「にっぽん縦断 こころ旅」は、今週は秋田県で、大館市、能代市と続き、3日目は横手市を巡る旅だった。
この番組は、随分長く続いているようだが、今まで観たことがなかったのだが、ひょんなことから観るようになった。この番組はファンが多いらしくて、行く先々で頑張ってと応援されていて、心が温まる。「こころ旅」のタイトル通り、こころを結ぶ番組。私にも、故郷があって、故郷を思う気持ちが人並みにあるんだなと、思わせてくれる番組。
そしてまたもうひとつ、昨晩だが、これも何気なく見ていた「ヒロシのぼっちキャンプ」が、なんと横手が出ていたので、これまた驚いてしまった。横手の朝市で買い物をして、その南の湯沢のジュンサイの池のほとりでキャンプをするらしい。
先週は、柳葉敏郎さん（秋田県出身で秋田在住）が、NHKの朝の番組に出演していて、秋田の納豆やら、ギバサを紹介していたが、今週はこんなに続いてしまった。特別なとりえもない県だと私は思っているが、今朝のこころ旅をみていたら、青空の何と美しい場所だろうと思った。今日までの3日間よく晴れて秋晴れの秋田の空が全国に放送されて、よかったなと思う。どこまでも続く真っ青な空に浮かぶ、真っ白な雲、これ以上美しいものがあるだろうかと思った。
「空気が気持ちいい～」という火野正平さんの何気ない一言が素直にすとんと来た。思わずそうでしょう・・と言いたくなった。うれしいな～、と思った。これもやっぱりふるさと愛だろうか。