軽井沢にも何度かいらして、ご夫婦でも一度いらしたこともあった方の訃報が、先日届きました。
数年前に、ご主人が癌を宣告されて、闘病生活を送っていたのは、知っていましたが、残念ながら昨年10月ご主人はとうとう帰らぬ人となり、その後おひとりでどうしていらっしゃるかと、案じていましたが、ご主人が逝ったわずか40日後の11月に、ご主人の後を追うようにその方も天に召されたと、知らされたのが1週間ほど前のこと。
なんと、悲しいことだろうと思った。私はこの方のことが頭から離れずにいて、あれこれ考えてばかりいたが、ご主人のそばに急いだのだろうか。詳しいことは何も分かりません。
「伴侶を失うということは、誰にとっても辛いこと、ただ悲しいだけではない、不安、孤独、喪失感、など色々な感情が入り乱れるのが普通で・・・・」
この言葉は、あるドラマで語られた言葉で、自分のことを言われているようでどきりとしたのを覚えている。伴侶を失った者同士、仲良くなった女友達が何人かいるが、これが私たちの気持ち、思い、そのものと、私には思えました。
食欲不振、睡眠障害、精神が不安定で、時々発作の様な症状も出てくる、症状にも波があり、それを繰り返す。
このドラマの主人公もそうで、様々な体の不調を訴えて訪れた心療内科で、精神科の医師からこの言葉をかけられる、そして医師は更に「よくここまで頑張ってこられましたね」、と、語りかけ、その言葉で主人公の女性は涙ぐんでしまう。
2019年1月に放送されたドラマを再放送していた。軽井沢がロケ地で、ロマンチックなドラマに思えてつい夢中で観ていました。
このドラマの、その後の展開はまだ途中なので、結末も分からないが、林真理子原作で、主人公の女性はこの病から回復し、寛解を告げられ、通院も終わりとなる。が、その後二人の関係はとてもロマンチックに展開する。
軽井沢の美しい自然の中で、ある作家の記念館で働く女性の姿も美しく、それはメルヘンの世界のようで、ストーリーの展開も緩やかに流れてゆき、何もかもが、とにかく美しい。
よく頑張ってこられたね、と声をかけて貰えることの嬉しさは、これも体験した者でないと分からないことかも知れない。思わず涙ぐむその思い。
頑張らないと、生きていくことはできなかったから、、、よく頑張ってきたと自分でも思う時がある。
何も考えず、ただただ生きてさえいれば・・・、と思う。そうすれば何とかなっていく、、、、そんな風にも思う。
伴侶を失う事の辛さ・・、悲しさ、孤独、寂しさ、喪失感、それを埋める手立てなどは、私にも何もないが、でも、「よく頑張っていますね」という、こういう言葉が、ある時には何よりの励ましになるのかな、精神科の先生はお分かりなのだな、と思う。
貞次さんも、そう思っているだろう、こうして今も貞次さんを愛おしみ、懐かしみ、思い出しながら、一日一日を生きていることを、見ていてくれているだろう、そして、良い方向にきっと導いていってくれるだろう、いつも私は、そう思っている。
