数年前に軽井沢にオープンした「安東美術館」は、藤田嗣治のみの絵画を数百点収蔵したので話題になった美術館。大賀ホール斜め向かいに建っている。
私は2023年冬に友人に誘われて訪れて絵の鑑賞はしていたが、美術館1階のロビーに隣接されたサロンコンサート用のホールでのコンサートには行ったことがなかった。
先日知り合いのピアニストの大室晃子さんがデユオコンサートをこのホールでされることを知り行ってみた。
演目は、エルガーやクライスラー、ラヴェルだったが、モーツァルトが1曲だけあった。私はヴァイオリン・ソナタが大好きだが、その中でもK301は好きな曲で、この出だしを聴くだけで若さ溢れるモーツァルトを感じ、またこれから先のモーツァルトの輝かしい未来を予感させられるようなワクワク感がある。1778年マンハイムでの作品だから、モーツァルト22歳!恋をしたり、大きな活躍を自身も期待していただろう時期。それを感じる。
ヴァイオリニストは斎藤澪緒さんで、ドイツ在住の方で楽器は、1779年製のstorioniを貸与されていて、このホールには、アンティークのニューヨーク・スタインウェイという、とても貴重な外観も美しいピアノがあって、お二人の音色がとても美しく、このホールに私はお二人の雰囲気がもとても合っていると思った。
途中から、貞次さんと一緒に聴いている心持になって、なんかとてもあたたかな気持ちになった。60人位のアットホームな空間で、明るい日が差し込む開放的なホールなので、若さ溢れる演奏で、プログラムも、パリにいた頃の藤田を意識した細心の工夫していて、いい演奏会だと思った。とても楽しかった。



大賀ホールでお見かけする方や、どこかのホールでお会いしたことがある様な方がちらほらいらして、思っているよりも、軽井沢の音楽の世界は本当に狭いのかも知れないと思った。
初夏の爽やかな軽井沢を体感したようなコンサートだった。ありがとうございました!
久しぶりに駅から歩き「風林火山」に寄ってみた。ここは貞次さんとよく来たお蕎麦屋さん、貞次さんはきっとこのお店の駐車場が広くて、駐車しやすいことが気に入っていたのだと思う。懐かしくてたまらなかっった。。

変わらない店内

