モーツァルトは私たちの宝物、この宝物のお蔭でどれ程の幸せがあったか、これを宝物と言わずして何と言おうか・・・。
タクシーの運転手さんが、モーツァルトハウスの看板を見つけて、モーツァルトが好きなのですか?と私に聞くので、時々音楽会や、仲間が集まってモーツァルトを楽しんでいるんですよ、と答えたら、僕も若い時に何かクラシックを聴こうとして、モーツァルトのレコードを買ったと、話された。その時のレコードが「ハフナー」だった。などと、話しているうちにいつの間にかmozart談義になった。
音楽とは、こうして人と人を結び付けるものなのだなと、改めて感じて新鮮な思いになった。貞次さんも、久しく会っていない友人との再会でも、お互いにモーツァルトが好きだと、モーツァルトの話で大いに盛り上がり、距離が近くなって、会えなかった空白などすぐ埋めてしまうもの、と話していた。
この運転手さんとも、全く知らない方ながら、モーツァルトの話ができて楽しかった。不思議なものである。
貞次さんは、元々はバロックが好きで、ダイレクトにモーツァルトだった訳ではなかったようだが、モーツァルトを知ってからは、モーツァルト一筋の人だった。
そんな貞次さんとの日々は本当に楽しかった。モーツァルトはやっぱり、私たち二人にとっての宝物である。
貞次さんは”永遠の友”と言い残したが、私にとっては、モーツァルトは”永遠の宝物”である。
貞次さん作成の看板はもちろん今もある。時々自らメンテナンスもしていた。
Mozart House in 軽井沢とかかれ、赤いピアノも貞次さんのイラスト



