昨日観た「フィガロの結婚」は素晴らしかった。散々フィガロを観てきた人が、今まで観てきたフィガロの中で1番良かったという人までいた。
指揮は鈴木優人、オケはバッハ・コレギウム・ジャパンで、目黒パーシモン大ホールで始まったモーツァルトのオペラシリーズの第3弾目。2024年は「魔笛」、昨年は「ドン・ジョヴァンニ」、そして今年は「フィガロの結婚」と続いてきた。
美術や衣装に他分野の優れたアーティストを起用するのも特徴で、今年は美術になんと建築家の隈健吾、彼はオペラの舞台美術は勿論初めてとのこと、斬新ながら、隈氏とすぐわかる木を組んだ回り舞台が個性的だった。
歌手陣も全て良かった。装飾を思いっきり使い、自由にのびのびと、そして楽しそうにそれぞれの役柄を演じ切り、歌い上げているのがいいなと思った。そしてやっぱり、指揮がよかった、バッハ・コレギウム・ジャパンの音色は歌手の声と一体となって心地よく心に響いてきた。
鈴木優人氏は、古楽器を、それを意識することなく、ごく自然にいい音色だったな、歌手とオケは良くブレンドしていたなと、自然に感じられて、楽しんで貰えたら、もう言う事はないと、プログラムの中で語っている。
昨日はこの日が2度目という人2人に出会ったが、頬を紅潮させて、よかったと感動していた。私は1度きりだが、十分に感動し、新しいフィガロの誕生を感じていた。
開演前に加藤浩子先生の解説があり、そして鑑賞、終了後は近くのイタリアンに移動して、ワイワイガヤガヤ、ああだこうだとお互いに感想を言いあっての食事会は、最高に楽しかった。
加藤先生のご人徳か、指揮者の鈴木さん、フィガロ役の大西さん、マルチエリーナ、バジリオまで、最終日なのでご自身たちの打ち上げもおありでしょうに、顔を出してくださいました。これで私たちはもう大盛り上がり。
貞次さんも一緒だったと思うから、あんなに楽しかったのかなとも思う、私の隣にはきっと貞次さんもいたと思う。一緒に楽しんだ感が間違いなくある。
それにしても、オペラブッファなのに、どうしてこうも毎回最後は泣けるのだろうか、こんなオペラ ブッファ って他にあるでしょうか。
私だけではなく、男性諸氏もみんな泣いたと言っていた。最後の赦しのアリアが始まる辺りから・・。モーツァルトの素晴らしさかなと思う。
今回は4幕で、いつも省略されている2曲のアリアがちゃんと歌われていた。私は実はこの2曲が大好きなのです。昨日はしみじみと胸に迫って素敵だった。この2曲が入るとこのフィガロの結婚のオペラが、一段と深みと奥行きがでて、良いと思うのです。歌詞とメロディーのピッタリ感が秀逸で、私はモーツァルトの凄さを感じるのです。これからも歌って欲しいな~。
オリンピックで、ここ数日私の涙腺は緩みっぱなしでしたが、昨日はこの「フィガロの結婚」で、また感動の涙が・・。

舞台美術は色彩が鮮やか、本当に綺麗だった。

鈴木優人さんを囲んで、みんな笑顔!笑顔!

こちらは、大西さんを囲んで♡総勢50人、イタリアンレストラン貸し切り。
