♪猛暑の東京から離れて、気分転換を兼ねて、先週から軽井沢に行っていました。着いた日から、夕方には涼しい風が吹き渡り、思わず窓を閉めて、上に何か羽織るものが必要になるほどの、涼しさ。汗もかかず、もちろんエアコンなどありません。今回は、多分家の周りに咲いているだろう、夏の草花を見たさに出かけたのですが、緑一色です。
毎年家の周りは草刈りをして貰い、残して欲しい植物はいちいち刈らないように説明していたのですが、今年はそんな事も出来ずに刈ってもらったので、こんな結果です。フシグロセンノウ、ほととぎす、あさまふうろ、れんげしょうま、ソバナ、いちごなど、深緑の中に、けなげに咲く可憐な花はみえず、思いっきり一面、緑です。
お目当ての草花に会えない寂しさはありましたが、思い出の詰まったこの家にくると安らぎがあります。もっと寂しいかと思いましたが、そんなことはなく、どちらにいても一人ぽっちですから、変りませんね。涼しい山の澄んだ空気が励ましていてくれている気がしました。色いろな所にここが好きだった人の気配が感じられて、一体になれた気がしました。
今回はひとりのお試しだから、短期間でしたので、昨日戻りましたが、また色いろな用事をこちらで済ませながら、行ってみようと思っています。
モーツァルトハウスでの今回のお供は、フルート協奏曲の２曲と、フルート四重奏曲の４曲で、ずっと聴いていましたが、夏の軽井沢にフルートは良く似合う・・なんて思ったりしました。