ハンガリー国立歌劇場がこの秋来日します。その「魔笛」公演が、滋賀県大津にあるびわ湖ホールでも行われます。
このびわ湖ホールは貞次さんも私もとても気に入っていて、ホワイエから眺める琵琶湖の景色や、また目の前に広がる穏やかな湖面の美しさにも魅せられました。
大津プリンスホテルに宿泊し、「魔笛」の解説付き、また終了後のお食事や団欒が組まれたオペラツァーのお誘いを頂いたので行ってみようかと思っています。
「魔笛」は貞次さんが最も愛したオペラ、このびわ湖ホールも気に入っていた。以前、もう何年も前になるが、11月末に行った時の、びわ湖のほとりに高くそびえる、赤茶色に色づいた「メタセコイア」に目を奪われたのを、昨日のことのように良く覚えている。きっとこの時期、又みられるかも知れない。
加藤浩子先生の企画したオペラツァーだが、昨年8月1日の納骨前にご夫妻でお参りに来てくださった。あの頃からもう一年が経つんだなと思う。
お忙しいのに、わざわざお出で頂いて、本当に感謝している。先生の運転でいらして、これからミューザ川崎でのコンサートに行かれるのだという。貞次さんもあの日はどんなに嬉しかったことだろう。
一年が過ぎたんだなという思いと、まだ一年という思い、でも着実に時は前に進んでいる。