「近頃は残りの人生を楽しみたいと思っています」と書いてあった今年の友からの年賀状。いつも思い出すようにと、そばに置いています。
大事なことだな~と、思ったからで、何となくどうでも良くて生きている自分がいたり、また、嘆くばかりで、前を向けず落ち込んでいる自分に気が付く時に、あ~そうだった、と、この友からの年賀状の言葉を思い出すのです。
同い年で、私と同じ頃に夫に先立たれた人、色々ありながらも、今でもこうしてお付き合いがあるのだから、きっとご縁があるのだろうと、思う。
人とは、ある程度の長い期間のお付き合いで、その人となりが分かってくる。最初良くても、その内色々と見えてくると変わってきたりする。最初はとっつきが悪くて、苦手だな~と、思っていた人が意外と気持ちのいい人で嬉しくなったりすることもある。そして、これは不思議なのだが、最初から、本当に一目会った時から、何となく話が弾んで気持ちが通じ合ったりする人もいる。縁は異なものである。
そうはいっても、色々なことが起こるのも、人とのご縁というもの。いくら親しくても、あることがきっかけで、それっきりになる人もいる。
そんなことを、友達と旅行中に話していた。生きていく以上、一人では生きられないのだから、私だけではなく、みんな人間関係で悩んでいるのだなと思う。
旅から帰ってきたら、翌々日に友達の来訪があった。軽井沢でも親しくして貰い、またモーツァルトでも長いお付き合いの友達が訪ねてきてくれたのである。
二人で貞次さんの好きだった鰻を食べて、そして貞次さんのこともよく知っている人なので、二人で貞次さんを懐かしんでいろんな思い出話をして過ごした。
人生いろいろ、人もいろいろ、悩みや苦しみもいろいろ、楽しみもいろいろ、だから人生は楽しいのだろう。生きているからこそ味わえるもの。
大空にぽっかり浮かんだ白い大きな雲のように、流れるままにふわふわと生きていけたらいいのにな~と思う。
