「音友」&ライブビューイング「フィガロの結婚」♬♡

発売中の音楽雑誌「音楽の友」6月号に3月の日本モーツァルト協会の例会のレビューが載っています。この日ご来場の加藤浩子先生がお書きになったもの。

一時は毎月購読していた時もあった「音友」も、今は殆ど私は買って読むこともなくなりました。夢中になって読んでいた頃もあり、特にモーツァルトの生誕250年の2006年あたりも、色々な海外の劇場でのモーツァルオペラの記事を読むのも楽しかった。

日本モーツァルト協会の6月例会は、創立70周年記念コンサートで、モーツァルトの後期の三大交響曲の演奏があり、そのレビューも加藤先生の記事で載るそうです。これは予告になりますが。
先生はこの日例会後開催のパーティにもご出席されるので、会員の皆様との交流もあり、また色々楽しいお話もお聞きできるかも。楽しみです。

昨日は、只今上映中の映画、メトロポリタン歌劇場のライブビューイング「フィガロの結婚」を観てきたが素晴らしくいい舞台だった。モーツァルトの喜劇のオペラだが、本当に喜劇で笑わせるところあり、そして感動で泣かせるところあり、魅力満載の素晴らしい出来だと思った。

「オペラは指揮者次第」、と言っていた音楽評論家の先生のお言葉通り、指揮の良さが際立っていたような気がした。そうすれば、おのずからオーケストラはよくなり、そして歌手陣も精一杯に自分の力を発揮する、相乗効果と言うのだろう。とにかくよかった。

リチャード・エアの演出も抜群だった。分かりやすく、そして喜劇っぽく、コミカルに、回り舞台なのでスピーデイさもあり、それがモーツァルトの音楽の、しだいに高まる嵐の様な高揚感をより高めてくれて効果的だった。

時間のロスなくことが進んで行く早さが演出の狙いにぴったり合っていた。とにかく楽しかった。モーツァルト好きは絶対にMUSTだと思った、是非観て欲しい、お薦めです。

指揮者のマルヴィッツはインタビューで、熱くモーツァルトを語ってくれて、感動的だった。モーツァルト愛に溢れたもので、このインタビューを聞くだけでも、モーツァルト好きは感動するに違いない。こういう愛に溢れた指揮だからこそ、いい作品になったのだと思えた。

2幕の最後の7人でうたう場面は、映画「アマデウス」で、モーツァルトがヨーゼフ2世を前に熱弁をふるって周りを驚かせ、得意げに語るシーンを彷彿させるものだった。あの映画のシーンを思い出し、この舞台の、ここの所を、モーツァルトさんに見せてあげられたらと思った。21世紀の私たちが観る自身のオペラをどんな目でみてくれるだろうか・・・。

そして、フィナーレ、伯爵夫人の赦しのアリアで涙が溢れた。何と感動的なフィナーレだろうか。何という音楽!何という素晴らしいものを私たちにモーツァルトは残したんんだろうと、改めて思った。

是非ご覧ください♬♡